き‐ぐさ【黄草】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 黄色がかった草色。② ( 黄色の染料とするところから ) 植物「かりやす(刈安)」の異名。《 季語・秋 》[初出の実例]「本朝式に黄草をか…
き‐ざくら【黄桜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「うこんざくら(鬱金桜)」の異名。〔古今要覧稿(1821‐42)〕
き‐じ(‥ぢ)【黄血】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 黄色の体液をだすところから ) 釣りで、餌に用いるシマミミズの通称。[初出の実例]「引ッ掛には蚯蚪のキヂをまぜて用ふるも良し」(出典…
き‐しんごう(‥シンガウ)【黄信号】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 注意をうながす黄色い交通信号。② 憂慮すべき事柄が起こりそうなことのたとえ。
き‐ずいせん【黄水仙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ヒガンバナ科の多年草。南ヨーロッパ原産で、江戸末期に渡来。庭園などに植える。地中の鱗茎から、長い剣状で横断面はほぼ半円形となる葉…
き‐すげ【黄菅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 植物「ゆうすげ(夕菅)」の異名。《 季語・夏 》 〔日本植物名彙(1884)〕② 植物「ひめかんぞう(姫萱草)」の異名。〔大和本草(1709…
き‐つるばみ【黄橡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 黄赤の黒ずんだ色。木蘭(もくらん)。[初出の実例]「白。黄丹。紫。蘇方。緋。紅。黄橡」(出典:令義解(718)衣服)
き‐ばし・る【黄走】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 黄色を帯びる。黄ばむ。
き‐みどり【黄緑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 黄色の加わった緑色。[初出の実例]「河岸のところには、黄緑(キミドリ)な柳の花が垂下った」(出典:家(1910‐11)〈島崎藤村〉…
こうさい‐し(クヮウサイ‥)【黄菜子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「きりんそう(麒麟草)」の異名。《 季語・夏 》
こう‐じゃく(クヮウ‥)【黄雀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 鳥「にゅうないすずめ(入内雀)」の異名。[初出の実例]「殿原仰事何不二粉骨一、苦求二白環一欲レ慣二黄雀一」(出典:明衡往来(11C…
こう‐しょう(クヮウ‥)【黄鐘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中国音楽十二律の一つ。音律の基本となる音。日本では壱越(いちこつ)、ニ音にあたる。② 陰暦一一月の異称。《 季語・冬 》 〔色葉字類抄…
こう‐ずいこう(クヮウズイカウ)【黄瑞香】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「みつまた(三叉)」の古名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
こう‐せん(クヮウ‥)【黄筌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国、五代蜀の画家。字(あざな)は要叔。成都(四川省)の人。前蜀の王衍に仕え、のち後蜀の如京副使となる。花鳥画を得意とし、「黄氏体」と呼ばれ…
こう‐とう(クヮウ‥)【黄頭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 水軍をいう。〔漢書‐枚乗伝〕② =こうとうろう(黄頭郎)[初出の実例]「命二黄頭一而棹二水郷一、亦沙煙之色眇茫」(出典:朝野群載(111…
こう‐ばい(クヮウ‥)【黄&JISFAC4;】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 黄色いにごり酒。[初出の実例]「消レ憂見説有二黄醅一。遊出二江頭一試勧レ盃」(出典:菅家文草(900頃)四・水辺試飲)[その他の文献]〔…
こう‐ふ(クヮウ‥)【黄郛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国の政治家。辛亥革命(しんがいかくめい)に参加し、失敗後日本に亡命。袁世凱の死後帰国。外交総長、国務総理代理となり、のち蒋介石の国民政府に…
こう‐らく(クヮウ‥)【黄落】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 木の葉または果実が黄色になって落ちること。《 季語・秋 》[初出の実例]「林間馬欲レ驚二黄落一、月下人応レ嘯二翠微一」(出典:菅家文…
こう‐うん(クヮウ‥)【黄雲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 黄色の雲。黄色く見える雲。黄色に染まった雲。[初出の実例]「大空に落日(いりひ)ただよひ 旅しつつ燃えゆく黄雲」(出典:邪宗門(1909…
こう‐ろう(クヮウラウ)【黄老】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 黄帝と老子。道教の開祖。〔史記‐申不害伝〕[ 2 ] 〘 名詞 〙 道教。また、その教徒。[初出の実例]「或王氏亦以為二聖門之遺言一、而実自二黄…
黄緯 (こうい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →黄道座標
黄冊 (こうさつ) Huáng cè
- 改訂新版 世界大百科事典
- →賦役黄冊
おうはん【黄飯】
- 日本の郷土料理がわかる辞典
- 大分の郷土料理で、くちなしの実で黄色に染めた水で炊いた飯。おかやくという具だくさんの汁をかけて食べることが多い。大みそかの行事食として作ら…
黄衣 こうえ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 黄色の法衣。黄色は正色の一つであるところから初めは僧侶の衣には用いられなかったが,中国で用いられるようになった。元の時代にはたびたび朝廷か…
黄教 こうきょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
黄経 こうけい celestial longitude
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 黄道座標における経度。赤経と同様に,春分点から東回りに 15°を1時間とする時間単位で 24時まではかる。天球上の1点と黄道の極を通る大円の黄経がそ…
黄健 こうけん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
牛黄 ごおう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ウシの胆嚢(たんのう)または胆管中に病的に生じた結石のことで、漢方医学では、強心、鎮静、鎮痙(ちんけい)、解熱、解毒薬として各種の熱病や心悸亢…
ナポリ黄 なぽりき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- セラミック顔料の一つ。アンチモン黄antimony yellowともいう。アンチモン酸鉛nPbOSb2O5(n=2~3)のパイロクロア形(立方晶)化合物を主成分とする黄…
ついこう【堆黄】
- 改訂新版 世界大百科事典
でんおう【田黄】
- 改訂新版 世界大百科事典
きぐち【黄口】
- 改訂新版 世界大百科事典
こうざんこく【黄山谷】
- 改訂新版 世界大百科事典
黄熱 (おうねつ) yellow fever
- 改訂新版 世界大百科事典
- ウイルス性出血熱の一種で,検疫伝染病に指定されている。アルボウイルスの一種が病原体である。中央アフリカ,中南米にみられる。都市型と森林型の2…
黄べっ甲
- デジタル大辞泉プラス
- 錦鯉の一種。黄色の地肌に墨斑(黒い模様)が入るもの。べっ甲は「別甲」「鼈甲」とも表記する。地肌に濁りが出やすく、品質優良なものはまれ。
きあか【黄赤】
- 色名がわかる辞典
- 色名の一つ。JISの色彩規格では「あざやかな黄赤」としている。一般に、赤と黄色の中間の色をさす。橙だいだい色よりも少し赤みが強い。概念としては…
ちゅうき【中黄】
- 色名がわかる辞典
- 色名の一つ。JISの色彩規格では「明るい緑みの黄」としている。一般に、黄色に少し赤みが加わった色のこと。カラー印刷ではシアン、マゼンタ、イエロ…
おうえん【黄鉛】
- 改訂新版 世界大百科事典
おうたんじゅう【黄胆汁】
- 改訂新版 世界大百科事典
おうはん【黄斑】
- 改訂新版 世界大百科事典
おうゆう【黄釉】
- 改訂新版 世界大百科事典
がおう【雅黄】
- 改訂新版 世界大百科事典
きずいせん 黄水仙
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘植〙giunchi̱glia(女)
きすげ 黄菅
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘植〙emeroca̱llide(女)
黄岡 こうこう / ホワンカン
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国中部、湖北(こほく)省東部にある地級市。黄州区と、黄梅(こうばい)、紅安(こうあん)など7県を管轄し、麻城(まじょう)、武穴(ぶけつ)の2県級市の…
黄 興 こうこう
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1874〜1916清末期〜中華民国の革命家で,辛亥革命の指導者湖南省長沙の人。日本へ留学。1903年湖南で哥老 (かろう) 会を足場に宋教仁らと華興会を結…
ゆう‐おう〔‐ワウ〕【雄黄】
- デジタル大辞泉
- 石黄せきおう。また、その色。赤みがかった黄色。
こう‐さつ〔クワウ‐〕【黄冊】
- デジタル大辞泉
- ⇒賦役黄冊ふえきこうさつ
こう‐さんこく〔クワウ‐〕【黄山谷】
- デジタル大辞泉
- ⇒黄庭堅こうていけん
こう‐じゃく〔クワウ‐〕【黄×雀】
- デジタル大辞泉
- スズメ、またはアオジのこと。