ふくしき‐かざん〔‐クワザン〕【複式火山】
- デジタル大辞泉
- 火山の火口やカルデラ内に、さらに小火山体ができたもの。二重式火山・三重式火山がある。浅間山・阿蘇山など。[類語]火山・噴火山・死火山・休火山…
三原山 (みはらやま)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 東京都,伊豆諸島の大島中央部にある火山。標高759m。大島全体が玄武岩質の二重式成層火山で,三原山はそのカルデラ内に生じた後カルデラ丘にあたる…
伊香保富士
- デジタル大辞泉プラス
- 群馬県中部、榛名山のカルデラ内にある榛名富士の別称。
カルデラ
- 小学館 和西辞典
- caldera f.カルデラ湖lago m. de caldera
karúdérá, カルデラ
- 現代日葡辞典
- (<Esp. Caldera, nome duma cratera nas Canárias) 【Geol.】 Uma caldeira (Depressão do terreno no fundo de lagoa, etc.).◇~ …
内輪山 ないりんざん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 東京都伊豆諸島北端にある玄武岩質の二重式成層火山、大島の中央火口丘である三原山(みはらやま)の別名。標高764メートル。外輪山に対応し、内側の山…
複合火山 ふくごうかざん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 複数の小さな火山体が寄り集まって、見かけ上一つの大きな火山体になったものをいう。実在する火山はほとんどこれである。それぞれ一つの小さな火山…
cal・de・ra /kældέərə, kɔ́ːldərə/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]《地学》カルデラ.[カナリア諸島の噴火口の名から]
池田湖 (いけだこ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鹿児島県薩摩半島南東端近くにあるカルデラ湖。周囲15km,面積11.1km2。水面標高66m。最大深度は233mで,中央部の半分以上が深さ200mをこえる。東に…
那須火山帯【なすかざんたい】
- 百科事典マイペディア
- 北海道北西海上の利尻島から始まり,洞爺カルデラ,渡島(おしま)半島の駒ヶ岳を経て本州にわたり,奥羽地方の中央部を南下,駒ヶ岳(秋田),十和田…
タウポ火山 たうぽかざん Taupo Volcano
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ニュージーランド北島のほぼ中央部に位置し、直径約35キロメートルのカルデラと、その周囲に堆積(たいせき)した流紋岩火砕流堆積物からなる火山。標…
がいりん‐ざん〔グワイリン‐〕【外輪山】
- デジタル大辞泉
- 二重またはそれ以上の複合火山の、外側の火口縁。また、カルデラの縁にあたる山。阿蘇・箱根などにみられる。→内輪山[類語]火山・噴火山・死火山・休…
カルデラ
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- a calderaカルデラ湖a crater lake
三島村・鬼界カルデラジオパーク
- デジタル大辞泉プラス
- 鹿児島県鹿児島郡三島村、薩摩半島の南方に位置する3つの離島(硫黄島・竹島・黒島)と海底カルデラからなるジオパーク。硫黄島と竹島の間に位置する…
阿蘇カルデラ あそかるでら
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 九州の中央、熊本県東部にあるカルデラ。世界有数の美しい地形をもつ。南北約25キロメートル、東西約18キロメートル、面積約350平方キロメートルで、…
倶多楽湖 くったらこ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北海道南西部,白老町にあるカルデラ湖。倶多楽山頂部の陥没により生成。面積 4.7km2。周囲 8km。最大水深 148m。水面標高 258m。湖を取巻く外輪山の…
たてやまカルデラさぼうはくぶつかん 【立山カルデラ砂防博物館】
- 日本の美術館・博物館INDEX
- 富山県中新川(なかにいかわ)郡立山町にある自然・科学博物館。平成10年(1998)創立。立山カルデラを紹介する専門博物館。立山カルデラに関する調査・…
風不死岳 ふっぷしだけ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北海道南西部,千歳市の支笏湖南岸にそびえる火山。標高 1103m。支笏カルデラ形成後,カルデラ内に噴出した円錐 (コニーデ) 形の成層火山。輝石安山…
caldeira /kawˈdejra/
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(ポルトガル語・日本語の部)
- [女]❶ ボイラー.❷ 【地学】カルデラ.
リム火山
- 岩石学辞典
- カルデラの縁に沿って位置する火山[Williams : 1941].
姶良カルデラ あいらかるでら
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鹿児島湾の北端に位置する東西約23キロメートル、南北約17キロメートル、面積約430平方キロメートルのカルデラ。1943年(昭和18)に地質学者松本唯一…
ちゅうおう‐かこうきゅう(チュウアウクヮコウキウ)【中央火口丘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 カルデラや噴火口の内部に生じた小火山。複式火山の内側の火山。
かるでらえん【カルデラ縁】
- 改訂新版 世界大百科事典
クラカトア火山 クラカトアかざん Krakatoa volcano
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 別称クラカタウ Krakatau火山。ジャワとスマトラとの間,スンダ海峡にある火山。海中に噴出した複式火山で,カルデラと中央火口丘群から成る。初めは…
十和田湖【とわだこ】
- 百科事典マイペディア
- 青森・秋田両県にまたがる複式の大カルデラ湖で,活火山。標高400m,面積61.11km2,最深326.8m。南岸から新期カルデラ外輪山の一部が中山・御倉両半…
はこね‐やま【箱根山】
- 精選版 日本国語大辞典
- 神奈川県南西部、静岡県との境にある三重式火山。新旧二重の外輪山と七つの火口丘から成る。古期外輪山は塔ノ峰・明神ケ岳・金時山・乙女峠・三国山…
かるでらへき【カルデラ壁】
- 改訂新版 世界大百科事典
リンジャニ[山] Gunung Rinjani
- 改訂新版 世界大百科事典
- インドネシア中部,小スンダ列島のロンボク島の火山。標高3726m。インドネシアの高峰の一つで,山体は全島面積の約1/3を占める。近代にもしばしば噴…
阿蘇富士
- デジタル大辞泉プラス
- 熊本県阿蘇市にある米塚の別称。阿蘇山カルデラ内、西の裾野にある。標高954メートル。
ひじおり〔ひぢをり〕【肘折】
- デジタル大辞泉
- 山形県北部、最上郡大蔵村南部の地名。日本有数の豪雪地帯。カルデラに位置し、温泉がある。
榛名富士
- デジタル大辞泉プラス
- 群馬県中部、榛名山のカルデラ内にある中央火口丘。「伊香保富士」とも。標高1390メートル。
二重式火山【にじゅうしきかざん】
- 百科事典マイペディア
- 複合火山の一つ。山頂の火口またはカルデラの中に中央火口丘ができている火山。→関連項目複式火山
火口原【かこうげん】
- 百科事典マイペディア
- 大きな火口やカルデラの内部が平たんになった部分。たとえば箱根の仙石原,阿蘇の南郷谷や阿蘇谷。
鬼界カルデラ きかいかるでら
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鹿児島県口之三島(くちのみしま)の硫黄島(いおうじま)(鬼界ヶ島)北西部から竹島を北縁とする東西約23キロメートル、南北約16キロメートル、面積約2…
阿蘇山 (あそさん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 阿蘇カルデラ 阿蘇谷 南郷谷 千里ヶ浜 阿蘇山信仰熊本県北東部にある火山。阿蘇五岳すなわち根子岳(1433m),高岳(1592m),中岳…
はこね‐おんせんきょう(‥ヲンセンキャウ)【箱根温泉郷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 神奈川県足柄下郡箱根町、箱根山のカルデラにある温泉群。芦ノ湖から流れる早川の渓谷と駒ケ岳・神山の麓に点在する。
箱根ジオパーク
- 事典 日本の地域遺産
- (神奈川県足柄下郡箱根町;神奈川県小田原市;神奈川県足柄下郡真鶴町;神奈川県足柄下郡湯河原町)「日本ジオパーク」指定の地域遺産。箱根ジオパークは…
伊豆大島
- 知恵蔵
- 伊豆諸島最北部の火山島。まゆ型のカルデラは5世紀と7世紀の噴火で、その南西部の三原山は安永の噴火(1777〜79年)でできたとされる。カルデラ形成後…
十和田湖ひめます
- デジタル大辞泉プラス
- 青森県・秋田県にまたがるカルデラ湖、十和田湖産のヒメマスのブランド名。2015年、地域団体商標に登録。
きりしまきんこうわん‐こくりつこうえん〔きりしまキンカウワンコクリツコウヱン〕【霧島錦江湾国立公園】
- デジタル大辞泉
- 宮崎・鹿児島両県にまたがる霧島地域と、池田湖・佐多岬・桜島などを含む錦江湾(鹿児島湾)地域からなる国立公園。霧島地域には韓国岳からくにだけ…
たざわ‐こ〔たざは‐〕【田沢湖】
- デジタル大辞泉
- 秋田県中東部にあるカルデラ湖。面積25.5平方キロメートル。最大深度は423.4メートルで日本第1位。
クレーターレーク国立公園 クレーターレークこくりつこうえん Crater Lake National Park
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アメリカ合衆国オレゴン州南西部にある国立公園。 1902年設定。面積約 649km2。自然保護を目的として設立。カスケード山脈中のマザマ山の爆発ででき…
火口原 (かこうげん) crater floor
- 改訂新版 世界大百科事典
- 大型の火口あるいはカルデラの底部の平坦地をいう。中央火口丘が存在する場合には火口原は環状や三日月状の平面形になる。阿蘇の阿蘇谷と南郷谷はそ…
もこと‐やま【藻琴山】
- デジタル大辞泉
- 北海道東部、屈斜路湖の北側にある山。標高1000メートルの円錐状火山で、屈斜路カルデラの外輪山の一。阿寒国立公園の一部。
あそかるでら【阿蘇カルデラ】
- 改訂新版 世界大百科事典
くったら‐こ【倶多楽湖】
- デジタル大辞泉
- 北海道南西部、白老郡白老町にあるカルデラ湖。登別温泉の東にある。面積5平方キロメートル、最大深度148メートル。
リース型カルデラ
- 岩石学辞典
- 潜在火山カルデラ(cryptovolcanic caldera)と同じ[Williams : 1941].
屈斜路湖 (くっしゃろこ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北海道東部,釧路支庁弟子屈(てしかが)町にある湖。〈くっちゃろこ〉とも呼ぶ。東西26km,南北20kmのほぼ円形をなす世界有数の屈斜路カルデラの中…
貫入カルデラ
- 岩石学辞典
- 潜在火山の爆発によって陥没してできたカルデラ[Reck : 1928, Williams : 1941].
宇曽利山湖 うそりやまこ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 青森県北東部、下北半島、恐山(おそれざん)のカルデラ内部に形成された火口原湖。湖を囲んで屏風(びょうぶ)山、北国山、障子山、小尽(こづくし)山、…