じょせいせん【助成銭】
- 改訂新版 世界大百科事典
得度銭 とくどせん de-du-qian; tê-tu-ch`ien
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 香水銭ともいう。中国,仏教の僧尼や道教の道士,女冠が出家得度者として資格を公認される度牒 (どちょう) 授与に際し,政府に納入する金銭。唐の安…
せいせん【制銭】
- 改訂新版 世界大百科事典
だいせん【大銭】
- 改訂新版 世界大百科事典
ちゅうごくせん【中国銭】
- 改訂新版 世界大百科事典
銭曾 せんそう Qian Zeng; Ch`ien Tsêng
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]崇禎2(1629)[没]?中国,清初の蔵書家。江蘇省常熟の人。字は遵王。号は也是翁。富裕な家の出で,生活に恵まれ,その財をもって多くの良書を集め…
夫銭 ぶせん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
挙銭 こせん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鎌倉時代の金融の一つ。奈良,平安時代に行われた出挙銭 (すいこせん) の後身。皇朝十二銭以後,貨幣の流通は衰えたが,鎌倉時代に入り,商業が興る…
撰銭 えりぜに
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 良銭と悪銭とを選別する行為,および,それによって選び分けられた銭(精銭)。撰銭が最も盛んに行なわれたのは,唐銭,宋銭,元銭,明銭,私鋳銭な…
かえ‐せん〔かへ‐〕【替銭】
- デジタル大辞泉
- 中世の為替の一。遠隔地へ送金するのに、替銭屋・割符屋さいふやとよばれる商人に現金を払い込み、為替手形を組ませて送金するもの。後世の為替と両…
かけ‐せん【掛(け)銭/賭(け)銭】
- デジタル大辞泉
- 1 頼母子講たのもしこうや無尽などで積み立てていく金。掛け金。2 中世、領主が領民に課した課銭。3 勝負事にかける金銭。
ろ‐せん【路銭】
- デジタル大辞泉
- 旅の費用。旅費。路銀。
ふほん‐せん【富本銭】
- デジタル大辞泉
- 日本で鋳造された銭貨の一。日本書紀天武天皇12年(683)に記載があり、和同開珎よりも古くからある銅銭とする説もあるが、大量に流通していた証拠は…
せいびょう‐せん〔セイベウ‐〕【青苗銭】
- デジタル大辞泉
- 唐の代宗のとき、財政困難のため、稲の成熟を待たず、耕地面積に応じて課した税金。
せん‐か〔‐クワ〕【銭貨/泉貨】
- デジタル大辞泉
- ぜに。かね。金銭。
せん‐そう〔‐サウ〕【銭×瘡】
- デジタル大辞泉
- ⇒ぜにがさ
しんちゅう‐せん〔シンチウ‐〕【真×鍮銭】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、明和5年(1768)から発行された真鍮の銭。
じょう‐せん【剰銭】
- デジタル大辞泉
- 余った金銭。また、釣り銭。
しゅ‐せん【▽集銭】
- デジタル大辞泉
- 互いに金を出し合うこと。また、その金。
ぜに‐ぐつわ【銭×轡】
- デジタル大辞泉
- 金銭を与えて人を自分の意に従わせること。また、口止め料。「銭轡をはめる」
ぜに‐ぐら【銭蔵】
- デジタル大辞泉
- 銭を貯えておく蔵。
ぜに‐ごま【銭独=楽】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、銭の穴に心棒を通してこしらえたこま。銭車ぜにぐるま。
ぜに‐ずく〔‐づく〕【銭▽尽く】
- デジタル大辞泉
- 「金尽かねずく」に同じ。「大尽かと思へば―にきたなびれ」〈滑・素人狂言紋切形・初〉
ぜに‐たむし【銭田虫】
- デジタル大辞泉
- 「田虫たむし」に同じ。
ぜに‐むし【銭虫】
- デジタル大辞泉
- 1 田虫たむしの別名。2 ヤスデの別名。
ぜに‐もうけ〔‐まうけ〕【銭×儲け】
- デジタル大辞泉
- 金銭をもうけること。かねもうけ。
やく‐せん【役銭】
- デジタル大辞泉
- 1 中世、所得に応じて課された銭納の雑税。酒屋役・倉役などの類。2 江戸時代、大工・桶屋・石屋・鳶職とびしょくなど、主に商工業者に課せられた…
て‐せん【手銭】
- デジタル大辞泉
- 自分の金銭。身銭みぜに。
とく‐せん【徳銭】
- デジタル大辞泉
- 「有徳銭うとくせん」の略。
なべ‐せん【鍋銭】
- デジタル大辞泉
- 鍋鉄なべがねで鋳造した鉄銭。寛永通宝のうちでも劣悪なもの。なべぜに。
なまり‐せん【鉛銭】
- デジタル大辞泉
- 鉛で鋳造した銭貨。中世から近世初期にかけて流通した悪質の私鋳銭のほか、江戸末期から明治初期に関東・東北の一部で流通したものがある。なまりぜ…
地口銭【じぐちせん】
- 百科事典マイペディア
- 地口とも。中世の臨時課税の一つ。都市家屋の敷地の道路に面する間口は地口と呼ばれ,これの広狭に応じて課税された。土地に居住する者が負担するの…
撰銭【えりぜに】
- 百科事典マイペディア
- 〈えりせん〉〈せんせん〉とも。おもに室町・戦国時代,流通銭貨中の良銭・悪銭を選択したり,法に定められた比率で良銭・悪銭を混用して使うこと。…
銭起 (せんき) Qián Qǐ 生没年:722-780?
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,中唐の詩人。字は仲文。呉興(浙江省)の人。天宝10年(751)の進士で官位は尚書考功郎中に至る。中唐前期を代表する〈大暦の十才子〉の中でも…
合銭 (あいぜに)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 室町時代,おもに金融業者である土倉・酒屋などが,諸人から借り集めた銭。業者はその銭をさらに高利で他に貸し付け利ざやを収めるなど,営業回転資…
祠堂銭 しどうせん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 死者の冥福(めいふく)を祈るため、寺院の祠堂の運営や修理費として寄進された金銭。室町時代以降荘園(しょうえん)や所領などからの年貢徴収が困難と…
銭起 せんき (710?―780?)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、中唐期の詩人。字(あざな)は仲文(ちゅうぶん)、呉興(ごこう)県(浙江(せっこう)省)の人。生卒年をはじめ、その経歴には不明な点が多いが、天…
銭荒 せんこう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国で鋳貨の供給不足の現象をいう。とくに北宋(ほくそう)、南宋では銭荒が政治議論にもなった。中国では古来、銅銭が主要通貨(制銭)であり、政府…
銭花 (ゼニバナ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。ツツジ科の常緑低木。ヤマツツジの別称
銭草 (ゼニグサ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。セリ科の常緑多年草,薬用植物。チドメグサの別称
銭亀 (ゼニガメ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 動物。ヌマガメ科のカメ
ぜに‐うち【銭打・意銭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中国から渡来して平安時代以降行なわれた遊戯。銭を投げて遊ぶものらしいが、詳細は不明。攤銭(だせん)。〔十巻本和名抄(934頃)〕② 子…
ぜに‐ぐるま【銭車】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 両替屋・大商店が、寺社または湯屋などへ銭を買入れに行って、それをつり銭の必要な商店へ売り込むときなどに積んで運ぶ車。また、その…
ぜに‐ごうやく(‥ガウヤク)【銭膏薬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銭の大きさくらいの丸い膏薬。また、一文銭の商標がついた膏薬。一文膏薬。[初出の実例]「ねってねってねりつめ、銭膏薬(ゼニガウヤク)で…
ぜに‐まわり(‥まはり)【銭回】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金銭が人の手から手にまわること。転じて、自分の手にする金の出入りのぐあい。ふところぐあい。かねまわり。[初出の実例]「コレ自己(お…
ぜに‐やす【銭安】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 値段の安いこと。安値。[初出の実例]「かさだかなばかりで、ぜにやすなものなれど」(出典:浄瑠璃・卯月の潤色(1707頃)中)
せん‐か【銭価】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銭の価格。銭と銀との比価。中国清朝の初め、銭一千文が銀一両と定められた。[初出の実例]「仏廟云畢、銭価既賤、冝下且罷二造宮勑旨二省…
せん‐かつ【銭葛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「かきどおし(垣通)」の異名。〔薬品手引草(1778)〕
せん‐き【銭起】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国、唐代の詩人。字(あざな)は仲文。浙江呉興の人。官は尚書考功郎中。大暦十才子の一人。五言律詩にすぐれ、郎士元とともに「銭郎」と並称される…
せん‐しつ【銭質】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鋳造貨幣の品質。銭の品質。[初出の実例]「後世鋳レ銭、初必鋳二和同銭一、銭質大異、製作亦粗」(出典:文昌堂銭譜(1828)一)[その他の…