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惣官 (そうかん)

改訂新版 世界大百科事典
中世,職掌・芸能によって権門に奉仕した人的集団の統轄者。731年(天平3)藤原武智麻呂の政権は口分田の再配分を強行し,民衆の不満を抑えるため畿…

官掌 (かじょう)

改訂新版 世界大百科事典
日本古代の官職の一つ。〈かんしょう〉ともいう。律令官制においては,太政官内の左右弁官および八省に掌が置かれ,左弁官・右弁官の掌を左官掌(さ…

さんじかん【参事官】

改訂新版 世界大百科事典

官宣旨 かんせんじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
平安時代以降,太政官符や太政官牒に代って太政官の左,右弁官が,その職掌に関して出した下文 (くだしぶみ) 形式の宣旨。書出しが「左 (右) 弁官下…

官荘 かんそう guan-zhuang; kuan-chuang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中国において,唐,宋以後盛んとなった国や地方機関所有の官田。荘園として小作経営された。宋代には営田官荘,屯田官荘,官圩田(かんうでん),小…

外官 げかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
奈良,平安時代の国司,郡司などの地方官。在京の官人を京官,内官というのに対する言葉。地位は一般に内官より低かったが,経済的には公廨稲 (くが…

すいかん【推官】

改訂新版 世界大百科事典

ほくめんかん【北面官】

改訂新版 世界大百科事典

年官 ねんかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
平安時代以降,年爵とともに,名目的には江戸時代まで行われた封禄,売官の制度 (→年給 ) 。その最盛期は平安時代中期。天皇の費用にあてる内給,上…

なんめんかん【南面官】

改訂新版 世界大百科事典

りゅうかん【流官】

改訂新版 世界大百科事典

政務官【せいむかん】

百科事典マイペディア
中央省庁等改革基本法(2001年施行)により,政務次官を廃止する代りに,副大臣とともに中央省庁に置かれることになった役職。大臣を助け,特定の政…

もっ‐かん〔‐クワン〕【▽没官】

デジタル大辞泉
犯罪者やその家族・土地・財産などを官に没収すること。律における形罰で、謀反むへん・大逆を犯した者の父子・家人は官戸・公奴婢とされ、資財・田…

ぼう‐かん〔バウクワン〕【坊官】

デジタル大辞泉
1 春宮坊とうぐうぼうの職員の総称。2 門跡家などに仕え、事務に当たった在俗の僧。剃髪ていはつし法衣を着るが、肉食妻帯し、帯刀を許された。殿…

ほうむ‐かん〔ハフムクワン〕【法務官】

デジタル大辞泉
1 旧日本陸海軍で法律に関する事務を担当した職員。文官で、軍法会議では検察官をつとめた。2 古代ローマの官名。執政官(コンスル)の正式な称号…

げ‐かん〔‐クワン〕【外官】

デジタル大辞泉
律令制で、地方官の総称。国司・郡司など。⇔内官。

きゅう‐かん〔キウクワン〕【九官】

デジタル大辞泉
中国古代、舜の時に定めたという九つの官名。司空(総理)・后稷こうしょく(農政)・司徒(教育)・士(刑罰)・共工(百工)・虞ぐ(山林沼沢)・…

さんよ‐かん〔‐クワン〕【参与官】

デジタル大辞泉
明治31~33年(1898~1900)および大正14~昭和23年(1925~1948)の間、内閣各省に置かれた政務官。

しっせい‐かん〔‐クワン〕【執政官】

デジタル大辞泉
1 政治を執る役人。2 ⇒コンスル

ごん‐かん〔‐クワン〕【権官】

デジタル大辞泉
律令制で、定める正官以外に仮に任じる官。権大納言・権頭ごんのかみ・権帥ごんのそちなど。

かん‐こ〔クワン‐〕【官戸】

デジタル大辞泉
1 唐代の中国で、官に所属していた賤民の一。2 宋代以降の中国で、科挙に及第して官僚となった者の家。3 日本の律令制で、官奴司かんぬしに所属し…

かん‐しゃ〔クワン‐〕【官社】

デジタル大辞泉
1 律令制で、神祇官じんぎかんの神名帳に記載されていて、祈年祭としごいのまつり・月次祭つきなみのまつり・新嘗祭にいなめさいなどを行った神社。…

かん‐しゅう〔クワンシウ〕【官臭】

デジタル大辞泉
役人に多い、横柄で形式的な気風。

かん‐せん〔クワン‐〕【官×賤】

デジタル大辞泉
律令制で、諸官庁に所属した官有の賤民。公賤。⇔私賤。

かん‐てん〔クワン‐〕【官展】

デジタル大辞泉
《「官設美術展」の略》政府が主催する美術展覧会。日本では、明治40年(1907)、日本画・洋画・彫塑の総合展である文部省美術展覧会(文展)が開始…

かん‐でん〔クワン‐〕【官田】

デジタル大辞泉
1 律令制下、畿内にあって皇室用の供御くごおよび宮中の経費に充てられた田。2 位禄などの公用に充てるため、畿内に設定した田地。

かん‐とう〔クワンタウ〕【官当】

デジタル大辞泉
古代の律における減刑法の一。官位のある者が罪を犯したとき、その官位を下げるか、取り上げることにより、罪を償わせたこと。

かん‐ぬひ〔クワン‐〕【官▽奴×婢】

デジタル大辞泉
⇒公奴婢くぬひ

かん‐ぺい〔クワン‐〕【官幣】

デジタル大辞泉
《「かんべい」とも》昔は神祇官じんぎかんから、明治以降は宮内省から、祈年祭・月次祭つきなみのまつり・新嘗祭にいなめさいなどに、一定の社格の…

かん‐ぼく〔クワン‐〕【官牧】

デジタル大辞泉
律令制で規定された国有の牧場。兵部省に属し、18か国、39か所にあった。

かん‐もつ〔クワン‐〕【官物】

デジタル大辞泉
1 官府の所有物。かんぶつ。2 諸国から政府に納める田租や上納物。かんぶつ。「―の初穂を割さき奉らせ給ふめり」〈大鏡・師尹〉

かん‐よう〔クワンエウ〕【官窯】

デジタル大辞泉
中国で、宮廷で用いる陶磁器を製造した政府の陶窯。また、そこで焼いた陶磁器。狭義には、すぐれた作品の多い宋代の青磁をさす。日本では江戸時代の…

しれい‐かん〔‐クワン〕【司令官】

デジタル大辞泉
軍隊や自衛隊などで、大規模な部隊や艦隊を指揮・統率する職。また、その職にある者。[類語]将・将軍・知将・名将・勇将・闘将・驍将・参謀・軍師・…

に‐かん〔‐クワン〕【二官】

デジタル大辞泉
律令制で、神祇官じんぎかんと太政官だいじょうかんのこと。

ばい‐かん〔‐クワン〕【売官】

デジタル大辞泉
金銭・財物を納めさせ、その代償に官職を授けること。特に平安時代、国費の不足を補うために盛んに行われた。→売位

かんご‐かん〔‐クワン〕【看護官】

デジタル大辞泉
看護師免許をもち、看護業務に当たる自衛官。

べん‐かん〔‐クワン〕【弁官/×辨官】

デジタル大辞泉
律令制で、太政官だいじょうかんに属し、文書事務や、諸官司・諸国との連絡などをつかさどった官。左弁官と右弁官に分かれ、それぞれ大弁・中弁・少…

とうがい‐かん〔トウグワイクワン〕【等外官】

デジタル大辞泉
明治初期の官制で、最下級の官吏。

とう‐かん〔‐クワン〕【冬官】

デジタル大辞泉
1 中国周代の六官りっかんの一。土木工作をつかさどった。2 中国唐代、工部の雅称。3 日本の宮内省の唐名。

つかさ‐びと【▽官人】

デジタル大辞泉
官職にある人。官吏。役人。「―より始めて、諸々の民に至るまで」〈東関紀行〉

かんのにわ【官庭】

改訂新版 世界大百科事典

かんむ【官務】

改訂新版 世界大百科事典

【豎官】じゆかん

普及版 字通
宦官。字通「豎」の項目を見る。

【蜜官】みつかん

普及版 字通
蜜蜂。字通「蜜」の項目を見る。

【贓官】ぞうかん

普及版 字通
贓吏。字通「贓」の項目を見る。

【台官】だいかん

普及版 字通
尚書。字通「台」の項目を見る。

【閘官】こうかん(かふくわん)

普及版 字通
水門を管理する役人。宋・楊万里〔奔牛閘を過(よぎ)る〕詩 春雨未だ多からず、河未だ漲(みなぎ)らず 閘官水を惜しむこと、金樣の如し字通「閘」の…

【倉官】そうかん

普及版 字通
倉庫係。字通「倉」の項目を見る。

【日官】につかん

普及版 字通
暦官。字通「日」の項目を見る。

【熱官】ねつかん

普及版 字通
盛官。字通「熱」の項目を見る。

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