き‐たく【亀&JIS8868;】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 亀の甲を坼(さ)く意 ) 亀の甲を火にあぶって、そこに生じる裂け目で吉凶を占(うらな)うこと。亀卜(きぼく)。② ひでりで、地面が、亀の…
せき‐てい【石鼎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石でつくったかなえ。石のかなえ。[初出の実例]「竹筧に甘泉を分けて、石鼎(セキテイ)に茶の湯を立て置きたり」(出典:太平記(14C後…
てん‐こう(‥カウ)【天巧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自然のたくみ。造化の神のわざ。かみわざ。[初出の実例]「眼を解き、其天巧を法り、眼鏡或は望遠鏡・顕微鏡の類を製す」(出典:和蘭天説…
ひつりょく【筆力】 鼎((かなえ))を扛((あ))ぐ
- 精選版 日本国語大辞典
- 文章の力強いことをいう。[初出の実例]「千鈞筆力堪レ扛レ鼎、万丈文光欲レ爇レ天」(出典:蕉堅藁(1403)次韻答肇太初見寄)[その他の文献]〔韓愈‐病…
【徂歳】そさい
- 普及版 字通
- 年がすぎる。往年。唐・韓〔杜侍御に陪して湘西の両寺に遊び、独宿して題する有り~〕詩 、淹留(えんりう)を愧(は)ぢ 徂、(じんぜん)を嗟(なげ)く…
【富庶】ふしよ
- 普及版 字通
- ゆたかで人が多い。唐・韓〔漢口を過(よぎ)る〕詩 居は徒を雜(まじ)へて、(ひとへ)に富庶なり 地に詞客多くして、自(おのづか)ら風字通「富」の項…
【逋逸】ほいつ
- 普及版 字通
- 逃亡。魏・陳琳〔呉の将校部曲に檄する文〕韓・馬超、逋(へいだつ)し、走(に)げて涼州にり、復(ま)た鳴吠(めいばい)せんと欲す。字通「逋」の項目を…
【芽甲】がこう(かふ)
- 普及版 字通
- 新芽。宋・韓維〔崔象之の謝せらるるの作に答ふ〕詩 ち看る、春風の甲を撼(うご)かすを 定めて見ん、紅紫の相ひ欹扶(いふ)するを字通「芽」の項目…
【奥衍】おう(あう)えん
- 普及版 字通
- 意味が奥深い。〔唐書、韓伝〕其の原・原性・師等數十は、皆奧衍深、孟軻・揚雄と相ひ表裏して、六經を佐佑すと云ふ。字通「奥」の項目を見る。
後宮 虎郎 ウシロク トラオ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の外交官 元・駐韓大使。 生年大正3(1914)年4月22日 没年平成4(1992)年6月12日 出生地京都府 学歴〔年〕東京帝国大学法学部政治学科〔昭和12…
駐韓大使の一時帰国
- 共同通信ニュース用語解説
- 日本政府が慰安婦少女像を巡る韓国対応に抗議するため、1月6日に決定した措置。韓国政府が釜山の日本総領事館前に設置された像を撤去しないのは、慰…
あきづき‐の‐らん【秋月の乱】
- デジタル大辞泉
- 明治9年(1876)10月、旧秋月藩士、宮崎車之助みやざきしゃのすけらが起こした反乱。政府の対韓政策を批判して、熊本の神風連じんぷうれんの乱に呼応…
吉志舞 きしまい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 『吉師部楽 (きしのべのがく) 』ともいう。雅楽の曲名。儀式楽の一つ。神功皇后が征韓から帰ったとき,安倍氏の祖先が奏した楽で,その後代々安倍氏…
かん‐い(‥ヰ)【敢為】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物事を反対や障害に屈しないで、思いきってやり通すこと。押し切って行なうこと。敢行。決行。[初出の実例]「人智日に進て敢為の勇力を増…
【狂気】きよう(きやう)き
- 普及版 字通
- 一般より逸脱した気性。唐・韓〔司門盧四兄雲夫院長の望秋の作に酬ゆ〕詩 雲夫は吾が兄、狂氣り 嗜好は俗と酸鹹(さんかん)を殊にす字通「狂」の項…
【接踵】せつしよう
- 普及版 字通
- くびすを接する。連続する。〔戦国策、秦四〕夫(そ)れ韓・魏の子兄弟、踵(くびす)を接して秦に死する、百世(累世)なり。本國殘(そこ)なはれ、稷壞(…
【嘉奨】かしよう(しやう)
- 普及版 字通
- おほめ。宋・舜欽〔~韓公行状〕時に河北に蝗旱(くわうかん)あり。~、力抗して賦役を(さ)る。州民(よ)りて以て活をうす。詔して嘉奬せらる。字通「…
【辛勤】しんきん
- 普及版 字通
- 苦労しつとめる。唐・韓〔児に示す〕詩 始め我、京師に來(きた)りしとき 止(た)だ一束の書を携ふ 辛、三十年 以(ゆゑ)に此の屋廬(をくろ)り字通…
【袖手】しゆう(しう)しゆ
- 普及版 字通
- 傍観する。唐・韓〔石鼎聯句の序〕士、然(あぜん)として笑うて曰く、子の詩は是(かく)の如きのみなるかと。ち袖手聳(しようけん)して、北牆に倚(よ)…
【満面】まんめん
- 普及版 字通
- 顔じゅう。唐・韓〔鎮州路上、謹んで裴司空相公の重ねて寄せらるるに酬ゆ〕詩 風霜滿面、人のる無し 何(いづ)れの處ぞ、如今(じよこん)、に詩らん…
【廉約】れんやく
- 普及版 字通
- 心清く質素。〔世説新語、徳行〕()宣、行なり。韓豫(伯)、絹百匹を(おく)るも受けず。五十匹に減ずるも復(ま)た受けず。~に一匹に至るも、(つひ…
天下三分の計
- 故事成語を知る辞典
- 強敵がいて天下全体を支配するのはむずかしいので、天下を三つに分けて支配するように持っていこうとする作戦のこと。 [使用例] おそらく二つの分権…
【異日】いじつ
- 普及版 字通
- 他日。前日にも後日にもいう。〔史記、秦始皇紀〕異日、韓王地をれ璽を致せり。~已にしてに反(そむ)く。故に兵を興して之れを誅す。字通「異」の項…
【讎】えんしゆう(ゑんしう)
- 普及版 字通
- あだ。誤って仇とされる。唐・韓〔江陵に赴き、途中~寄贈す〕詩 或いは慮(おもんぱか)る、語言洩るるときは 之れを傳へて讎にちんことを字通「」…
【羽】うほう(はう)
- 普及版 字通
- 羽飾りの車の華蓋。尊貴の人が用いる。〔漢書、韓延寿伝〕壽、方領を衣(き)、四馬に駕し、(ふさ)を傅(つ)けをて、を植(た)つ。字通「羽」の項目を見…
【奇奇】きき
- 普及版 字通
- ふしぎ。奇々怪々。唐・韓〔窮を送る文〕其のを窮と曰ふ。一能を專らにせず、怪怪奇奇、時に施すべからず。祗(た)だ以て自ら嬉(たの)しむ。字通「奇…
【久故】きゆう(きう)こ
- 普及版 字通
- 昔なじみ。故旧。唐・韓〔考功崔虞部に上(たてまつ)る書〕竊(ひそ)かに惟(おも)ふに、執事のに於けるや、師友のはり無く、久故の事無し。字通「久」…
【窮期】きゆうき
- 普及版 字通
- 尽きる時。唐・韓〔十二郎を祭る文〕死して知るらば、其れ何(いくばく)か離れん。其の知る無くば、悲しみも時ならず、悲しまざる(こと)窮無(なか)ら…
【漆黒】しつこく
- 普及版 字通
- まっくろ。うるしを塗ったように黒い。唐・韓〔殿中少監馬君(継祖)墓誌〕姆(うば)、幼子をきて側に立つ。眉眼畫けるが如く、髮漆なり。字通「漆」…
いえ‐つづき(いへ‥)【家続】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 家々が建ち続いていること。[初出の実例]「左右共に家続(イヘツヅ)きであるから」(出典:満韓ところどころ(1909)〈夏目漱石〉四八)② …
かん‐そ(クヮン‥)【官租】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 政府へ納入する租税。[初出の実例]「不二但人疲一牛亦労、官租未レ輸牛先死」(出典:寛斎先生遺稿(1821)二・窮婦嘆)[その他の文献]〔韓…
ご‐けん【五賢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 五人の賢人。中国では、孟子・荀子・揚雄・王通・韓愈の五人を孔子に配して五賢と称するほか、時代によってさまざまな例がある。〔劉琨‐…
【刻苦】こくく
- 普及版 字通
- 苦心。唐・韓〔柳子厚墓誌銘〕閑に居りて自らし、記覽に務め、詞を爲(つく)る。汎濫(はんらん)停、深にして涯(がいし)無きを爲す。字通「刻」の項目…
【旨酒】ししゆ
- 普及版 字通
- うまい酒。〔韓詩外伝、三〕旨酒嘉(かかう)りと雖も、嘗(な)めざれば其の旨きを知らず。善りと雖も、學ばざれば其の功にせず。字通「旨」の項目を見…
【通暁】つうぎよう(げう)
- 普及版 字通
- 意味がよくわかる。唐・韓〔陳商に答ふる書〕白(まう)す。惠書を辱(かたじけな)うす。語高くして旨深し。三四讀するも、ほ曉する能はず。字通「通」…
おおさか‐かいぎ〔おほさかクワイギ〕【大阪会議】
- デジタル大辞泉
- 明治8年(1875)、参議大久保利通・伊藤博文が、征韓論などをめぐって辞職した木戸孝允・板垣退助に参議復職を求めた会議。立憲体制への漸次的移行で…
のう‐がく【農楽】
- デジタル大辞泉
- 朝鮮の民俗芸能。農村で田植えや収穫時に、豊穣祈願・祝い・親睦などを目的に行われる楽舞。銅鑼どら・鉦しょう・杖鼓じょうこ・笛などを鳴らし、歌…
てい‐ぜい【定税】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 税を定めること。また、一定の税金。[初出の実例]「開封又は帯封にて差出したるものは信書定税の半額とせり」(出典:逓信史要(1898)〈…
ひょう‐かん(ヘウ‥)【剽悍・慓悍・&JISF094;悍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) すばやくて、たけだけしいこと。荒々しく強いこと。また、そのさま。[初出の実例]「未分為趙魏韓以前の時から僄悍なることを患…
【擁護】ようご
- 普及版 字通
- かばって守る。〔漢書、陳湯伝〕單于(しつしぜんう)~の、呼韓(こかんや)(単于)を擁して、己を助けざるを怨み、の江乃始等を困辱す。字通「擁」の…
【諒察】りよう(りやう)さつ
- 普及版 字通
- 察知。唐・韓〔陳商に答ふる書〕區區の心、~略(ほぼ)辭讓せず、に盡(ことごと)く之れを言へり。惟(た)だ吾子、諒察せよ。、白(まう)す。字通「諒」…
【半世】はんせい
- 普及版 字通
- 半生。唐・韓〔侯喜に贈る〕詩 世遑遑(くわうくわう)(あくせく)として、擧(科挙の試験)に就き 一名始めて得る(やっと合格する)も、紅顏(若…
【受屈】じゆくつ
- 普及版 字通
- 屈辱を受ける。唐・韓〔盧仝に寄す〕詩 先生屈を受けて、未だ曾(かつ)て語らず 忽ち此(ここ)に來(きた)りぐるは、良(まこと)に以(ゆゑ)り字通「受…
【公議】こうぎ
- 普及版 字通
- 公正の立場の議論。〔漢紀、武帝紀二〕韓安國以爲(おも)へらく、人は天下を以て度と爲すなり。私恕を以て天下の議を傷(やぶ)らず。字通「公」の項目…
【采地】さいち
- 普及版 字通
- 大夫の食邑として与えられる所。〔韓詩外伝、八〕天子、侯の爲に封を受(さづ)く。之れを地と謂ふ。百里の侯は三十里を以てす。字通「采」の項目を見…
うほう‐の‐がく〔ウハウ‐〕【右方の楽】
- デジタル大辞泉
- 雅楽で、平安初期の楽制改革以降、右方の楽人が担当した楽。朝鮮系の三韓楽を主に、中国東北地方の渤海楽ぼっかいがくを含む。高麗楽こまがく。右楽…
鍛冶部 かぬちべ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 大和政権に所属した部民の一つ大和政権の武器および農工具の鍛造を職として代々世襲。韓鍛冶部 (からのかぬちべ) は朝鮮系の新技術をもった部で,特…
たけ‐お(‥を)【猛男・猛夫・丈夫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 強く勇敢な男。ますらお。ますらたけお。[初出の実例]「韓(から)国に行き足(たら)はして帰りこむ大夫(ますら)多家乎(タケヲ)に御酒たてま…
ひょう‐ぶん(ヘウ‥)【表文】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 君主や政府に上奏する文章。また、文章一般。[初出の実例]「三韓表文、使二公読白一、乗二其之怠一、擬殺二入鹿一」(出典:家伝(760頃)…
【拠処】きよしよ
- 普及版 字通
- 占拠する。唐・韓〔魚の文〕魚(がくぎょ)~據處して、民畜・熊豕(いうし)・鹿(ろくしやう)をひ、以て其の身を肥やし、以て其の子孫を種(ふ)やす。字…