せん‐・ずる【先】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行変 〙 [ 文語形 ]せん・ず 〘 他動詞 サ行変 〙 他人が行なう以前にことをする。先手をとる。先(さき)をこす。さきんずる。[初出の実…
りゅう‐ぎょ(リフ‥)【立御】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天皇・三后(太皇太后・皇太后・皇后)が直立されること。[初出の実例]「凡そ半分時間にて、立御、式部官員より捧る所の勅書を取せられて…
たい‐しん【大進】
- デジタル大辞泉
- 《「だいじん」「だいしん」とも》律令制で、中宮職ちゅうぐうしき・皇太后宮職・東宮坊・京職・修理職しゅりしき・大膳職などの判官じょうのうち、…
藤井右門 ふじいうもん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]享保5(1720).越中[没]明和4(1767).8.22. 江戸江戸時代中期の儒学者,尊王論者。幼名,吉太郎。名,直明。通称,右門。浅野長矩の遺臣藤井宗茂の…
かき‐くらが・る【掻暗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「かき」は接頭語 ) 空などが急に曇る。暗くなる。かきくらむ。かきくれる。[初出の実例]「天の原かきくらがりて降る雪…
はっ‐しょう〔‐シヤウ〕【八省】
- デジタル大辞泉
- 1 律令制で、太政官だいじょうかんに属する八つの中央行政官庁。中務なかつかさ省・式部省・治部省・民部省・兵部ひょうぶ省・刑部ぎょうぶ省・大蔵…
し‐し【紫氏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 紫式部をいう。主に近世、漢語的ないいまわしとして用いたもの。[初出の実例]「四橋を越て其辺の人家に紫氏が作れる物語よむ声しけるを」(出典:浮世…
くち‐もち【口持】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 口の形。くちつき。また、ものを言う様子。[初出の実例]「我れはと、くすしく、くちもちけしきことごとしくなりぬる人は」(出典:類従本…
げんげんしゅう(ゲンゲンシフ)【玄々集】
- 精選版 日本国語大辞典
- 平安中期の私撰集。一巻。能因撰。寛徳二から永承元年(一〇四五‐四六)頃の成立とされる。藤原長能、公任、道綱の母、和泉式部、赤染衛門ら九一人の…
元長親王 (もとながしんのう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 901-976 平安時代中期,陽成天皇の皇子。延喜(えんぎ)元年生まれ。母は姉子女王。延喜17年に元服。大宰帥(だざいのそち),式部卿となり,二品(にほん)…
かち‐どうしん【徒同心・歩行同心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 平常は、駆使、雑役に従事し、戦時には武家の歩卒となるもの。足軽(あしがる)。[初出の実例]「千五百四十五石一斗 畑 式部。此組与力。歩…
ぬい‐ざま〔ぬひ‐〕【縫ひ様】
- デジタル大辞泉
- [名・形動ナリ]《「ぬいさま」とも》1 縫ってあるありさま。縫い方。「ひとへを縫ひ重ね縫ひ重ねまぜつつ…―さへかどかどし」〈紫式部日記〉2 縫…
あさきゆめみし
- デジタル大辞泉プラス
- 大和和紀による漫画作品。紫式部による古典文学作品『源氏物語』を漫画化したもの。『mimi』1979年12月号~『mimi Excellent』1993年第27号に連載。…
おしえ‐た・つ(をしへ‥)【教立】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 念入りに教育する。よくよく教える。[初出の実例]「楽府(がふ)といふ書二巻をぞ、しどけなくかうをしへたてきこえさせ…
さかきばら‐やすまさ【榊原康政】
- 精選版 日本国語大辞典
- 安土桃山時代の武将。式部大輔。徳川四天王の一人。はじめ家康に、のち秀忠に仕える。姉川、長篠(ながしの)などの戦いに軍功を立て、のち上州館林一…
な‐やらい(‥やらひ)【追儺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 疫鬼を追いやる行事。ついな。おにやらい。《 季語・冬 》[初出の実例]「滝口もなやらひ果てけるままに、みなまかでてけり」(出典:紫式…
ゆまき‐すがた【湯巻姿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 湯巻①をつけた姿。[初出の実例]「御ゆとのは宰相の君、御むかへゆ大納言君、ゆまきすがたどものれいならずさまことにをかしげなり」(出典…
こう‐しょく【公職】
- デジタル大辞泉
- 公務員・議員など、公的性格をもつ職の総称。「公職に就く」[補説]公職選挙法では、「衆議院議員、参議院議員並びに地方公共団体の議会の議員及び長…
しょう‐し〔シヤウ‐〕【省試】
- デジタル大辞泉
- 1 律令制で、式部省が大学・国学から推挙された者に対して行った官吏任用試験。2 中国の唐・宋時代、尚書省礼部で郷試の及第者に課された官吏登用…
そり‐ざま【反様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 そっている様子。そったぐあい。[初出の実例]「すこしさだすぎ給ひにたるわたりにて、櫛のそりさまなむなほなほしき」(出典:紫式部日記…
かつらばら‐しんのう〔‐シンワウ〕【葛原親王】
- デジタル大辞泉
- [786~853]桓武天皇の第3皇子。名は「かずらはら」とも。桓武平氏の祖。大蔵卿・式部卿などを経て大宰帥だざいのそち。天長2年(825)、平たいらの…
さか・す【栄す】
- デジタル大辞泉
- [動サ四]1 興を催す。そそる。「海のつらにも、山がくれにも、時々につけて、興―・すべき渚の苫屋とまや」〈源・明石〉2 ひけらかす。「さる所に…
あん‐き【案記】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 考え記すこと。[初出の実例]「又諸位子貢人堪レ貢二名籍一。皆令下二本部一案記上。臨レ用。式部乃下二本部一追召レ之」(出典:続日本紀‐…
ひとり‐ごと【独琴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 だれに聞かせるということもなく自分ひとりで琴をひくこと。[初出の実例]「風の涼しき夕暮れ、聞きよからぬひとりごとをかき鳴らしては」…
くん‐せき【勲績】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 てがら。功績。勲功。[初出の実例]「冝下論二勲績一之日、無二式部長官一者、其事勿上レ論焉」(出典:続日本紀‐和銅六年(713)四月丁巳)…
きき‐とど・む【聞留】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 聞いて心にとめる。注意して聞く。聞きとめる。[初出の実例]「ものをもききとどめじと思ひあなづらむぞ」(出典:紫式部…
うもれぎ【埋木】 を 折((お))り入((い))る
- 精選版 日本国語大辞典
- すすんで物事をする意気込みがない。引っ込み思案である。[初出の実例]「かういとむもれ木ををりいれたる心ばせにて、かの院に交らひ侍らば」(出典:…
浦安うた日記
- デジタル大辞泉プラス
- 大庭みな子による短歌・随筆集。脳梗塞の後遺症と戦いつつ、想いを短歌に託しながら愛する夫と暮らす日々を描く。雑誌「短歌研究」に連載ののち、200…
presidenziale
- 伊和中辞典 2版
- [形]大統領(職)の, 議長(職)の, 総長[会長, 社長](職)の decreto ~|大統領命令.
かん‐しょく〔クワン‐〕【官職】
- デジタル大辞泉
- 1 官と職。官は職務の一般的種類、職は担当すべき職務の具体的範囲を示す呼び方。2 国の機関において、公務員が具体的な職務と責任をもって占める…
かん‐と〔クワン‐〕【官途】
- デジタル大辞泉
- 《古くは「かんど」》1 官吏の職務、または地位。官職。2 鎌倉時代、受領ずりょうに対して、京官の称。[類語]公職・官職・特別職・一般職・総合職…
plu・ri・em・ple・a・do, da, [plu.rjem.ple.á.đo, -.đa]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] 兼業[職]の,複数の職を持っている.━[男] [女] 兼業[職]している人,複数の職を持つ人.
うち‐さわ・ぐ【打ち騒ぐ】
- デジタル大辞泉
- [動ガ四]1 騒がしくする。「この女ども、―・ぎて」〈平中・一七〉2 激しく動く。「嘆きつつ秋の御空みそらを眺むれば雲―・ぎ風ぞ激しき」〈和泉…
つるぎ【剣】 の 枝((えだ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 仏語。地獄にあるという、木の葉または枝が剣になっている木の枝。[初出の実例]「ぢこくゑにつるきのえたに人のつらぬかれたるをみて、あさましやつ…
うち‐かえ・る(‥かへる)【打帰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 引き返す。もとの所へ帰る。[初出の実例]「七夕のけふのよはひのうちかへりまたまちどほに物や思ら…
おじ‐さま(をぢ‥)【伯父様・叔父様・小父様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さま」は接尾語 )① おじを敬って呼ぶ語。おじさん。[初出の実例]「おぢさまといふなと小式部をしかり」(出典:雑俳・柳多留‐一六(17…
えいぶん‐わやく【英文和訳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 英文を日本文に翻訳すること。[初出の実例]「聟さま払底の世の中なればにや〈略〉島田髷の写真鏡、式部が才にほてる英文和訳(ヱイブンワ…
はいり〔はひり〕【入り/×這入り】
- デジタル大辞泉
- 《動詞「はい(入)る」の連用形から》1 門から家までの所。はいいり。「見にと来る人だにもなしわがやどの―の柳下払へども」〈和泉式部集・上〉2 …
のり【法】 の 山((やま))
- 精選版 日本国語大辞典
- 仏道修行をする山。山中にある寺。寺院。また、仏法の高遠であることを山にたとえていう語。[初出の実例]「あさましやのりの山ぢに入りさして宮この…
きき‐よ・す【聞寄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 近寄って聞く。また、ある事にことよせて聞く。[初出の実例]「ゆかしげなきわたりに、ただごとをもききよせ、うちいひ…
しき‐ぶん【職分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「しきぶんしじん(職分資人)」の略。[初出の実例]「帳内資人雖三名入二式部一、不レ在二予選之限一、既叙二位記一者許レ之、職分不レ在…
こ‐もちづき【小望月】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 望月の前夜の月。陰暦一四日の夜の月。《 季語・秋 》[初出の実例]「十四日の月をば子もち月といひ、十五日のをばもち月といふなり」(出…
ろくじょう‐まいり(ロクデウまゐり)【六条参】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 京都六条通にある東西両本願寺に参詣すること。六条殿参り。[初出の実例]「六条まいり源氏のははかと肝をけす〈西友〉 綿帽子しめる紫式…
れっ‐けん【列見】
- デジタル大辞泉
- 主に平安時代の朝廷における年中行事の一。2月11日に、式部省・兵部省が選んだ六位以下の器量ある官人を昇叙するため、それらの人を太政官に列立させ…
心こころ重おも・し
- デジタル大辞泉
- 1 思慮深い。人柄が落ち着いている。「すぐれてをかしう、―・く」〈紫式部日記〉2 俳諧で、おもむきが軽快でない。「ふかくおもひしづみ、かへって…
えい‐みだ・る(ゑひ‥)【酔乱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 酒に酔って言動が乱れる。酔いがまわってだらしなくなる。[初出の実例]「ゑいみたれてののしり給ふ」(出典:紫式部日記…
い‐わた・る(ゐ‥)【居渡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 広く一面に居ならぶ。[初出の実例]「さし向ひつつゐわたりたりしは、いと見る甲斐こそ侍りしか」(出典:紫式部日記(1010…
ひと‐ぐま【人隈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人のいない所。人けのない所。[初出の実例]「誰れもとりはづしては隠れなけれど、人ぐまをも用意するに隠れてぞ侍るかし」(出典:紫式部…
一条道香 (いちじょう-みちか)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1722-1769 江戸時代中期の公卿(くぎょう)。享保(きょうほう)7年10月10日生まれ。一条兼香(かねか)の長男。鷹司基輝(たかつかさ-もとてる)の兄。享…
こころみ‐がお(‥がほ)【試顔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 人をためすような顔つき。人をためしているようなそぶり。また、そのさま。[初出の実例]「をときけば人の物思ふやますげを心み…