へき‐ゆう(‥イフ)【僻邑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 都会から遠く離れている村。へんぴな村。僻村。[初出の実例]「遠郷僻邑にありて書籍の求め不自由なる人」(出典:授業編(1783)二)② 自…
ようする【要】 に
- 精選版 日本国語大辞典
- つまり。結局。かいつまんでいえば。それまで述べてきたことを要約して再び述べる場合に用いられる。[初出の実例]「要するに緒言散在して統記なき故…
あさま‐やま【浅間山】
- デジタル大辞泉
- 群馬・長野両県にまたがる三重式活火山。標高2568メートル。天明3年(1783)の大爆発では多数の死者を出し、溶岩流は鬼押出おにおしだしなどを形成し…
きっしょ‐あげ【吉書揚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 正月一五日、宮中の例にならいどんどの火中に書初めを投じて、その灰燼の高く昇るのを筆蹟上達の吉祥として祝った民間の行事。《 季語・…
えん‐すう(ヱン‥)【遠陬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「陬」は、かた田舎の意 ) 都から遠く離れた土地。[初出の実例]「遐郷遠陬(エンスウ)荒僻の地にありて人跡少(ま)れに寥寂たる山もあり…
い‐みゃく【意脈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 意味のすじみち。意味と意味の続きぐあい。[初出の実例]「語脉意脉(イミャク)共に貫通し起句は起句の体を失はず結句は結句の体を得て」(…
あげ‐いしょう(‥イシャウ)【揚衣裳・揚衣装】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 近世、遊里で、遊女が客に呼ばれて揚げ屋に行く時などに用いた晴れの衣装。[初出の実例]「やくそくの揚衣裳(アゲイシャウ)より」(出典:…
たな‐がた【店方】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「たなかた」とも ) あきないをする家。商家。[初出の実例]「屋敷方の暮六つ切、店方(タナカタ)の甘酒売聞かぬも有ぞかし」(出典:談義…
し‐じゅ【師授】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 師匠から教えられること。また、その教え。[初出の実例]「よき師授(シジュ)を得ても旧習去りがたく」(出典:授業編(1783)七)[その他の…
しょ‐ふう【書風】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文字の書きぶり。筆跡の風格や特徴。おもに、毛筆で書かれたものをいう。書体。[初出の実例]「書風(ショフウ)は人々の好む所もあるべきな…
みや‐ぶぎょう(‥ブギャウ)【宮奉行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸幕府の役職、久能(くのう)総門番の別称。駿府城代の支配に属し、久能山東照宮を護衛する職。榊原氏の世職。久能奉行。〔駿河国志(17…
ところ‐ばらい(‥ばらひ)【所払】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代の追放刑の一種。居住の町村から追放し、立入りを禁止する軽罰。ところがまえ。[初出の実例]「にぎりめし喰ひ喰ひ所払ひ也」(出…
はい‐せき【排斥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 押しのけること。しりぞけること。[初出の実例]「他の学流を排斥(ハイセキ)するやうの事を戒めて」(出典:授業編(1783)四)[その他の文…
ドン・カルロス Don Carlos
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1788~1855スペイン王カルロス4世の第2子。兄フェルナンド7世によって王位継承権を否定されたため,兄の死後,摂政マリア・クリスティナに抗して内乱…
そっ‐こ(ソク‥)【促呼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 つまった発音。また、そういう発音をすること。[初出の実例]「アイウヱヲの韻字の ū はン字の促呼なる者也」(出典:蘭学階梯(1783)下)
し‐ざい【詩材】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 詩の材料。詩料。[初出の実例]「古ゑより詩に用ゆべき文字を詩材(シサイ)と云ふ」(出典:授業編(1783)六)[その他の文献]〔唐子西文録〕
蘆名盛氏【あしなもりうじ】
- 百科事典マイペディア
- 戦国期の武将で,会津黒川城主。初名盛治。入道して止々斎(ししさい)を名乗る。すでに南会津を除く会津地方を掌握していた蘆名氏は,盛氏の代に南会…
おとな‐わたし【乙名渡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おとな」は家の主の意 ) 跡取りに家を渡して隠居すること。熊本県上益城郡などでいう。
リヒテンシュタイン Liechtenstein, Johann I Joseph, Fürst von und zu
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1760.6.26. ウィーン[没]1836.4.24. ウィーンオーストリアの軍人。トルコ戦争 (1788~91) ,ナポレオン戦争 (99~1814) に参加。アウステルリッ…
ビュフォン(Georges-Louis Leclerc Buffon)
- デジタル大辞泉
- [1707~1788]フランスの博物学者・啓蒙思想家。1749年より大著「博物誌」を刊行、進化論の先駆者とみなされる。
はん‐ごろし【半殺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① もう少しで死ぬほどのめにあわせること。[初出の実例]「半ごろしにしては迯るはやりいしゃ」(出典:雑俳・柳多留‐一八(1783))② 結末を…
企業名公表
- 共同通信ニュース用語解説
- 長時間労働削減のため、公表で自主的な改善を促すことを狙い、厚生労働省が2015年5月に始めた。複数の事業所を有し社会的に影響力が大きい企業が対…
きん‐せき【金&JISEFCC;】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金ブナ、また、金タナゴのこと。[初出の実例]「金鯽銀鰌遊泳同、江湖収得玉壺中」(出典:玩鴎先生詠物百首(1783)硝子壺中魚)[その他の…
たんせい‐しょく【淡青色】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あわい青色。うすい青色。たんじょう。[初出の実例]「花菖蒲〈略〉按花菖蒲白菖之属也 其葉似二水菖蒲一而色淡青色冝二水陸一共叢生」(出…
もって‐こい【持来】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 うまく適合しているさま。好都合なさま。あつらえむきだ。[初出の実例]「どうらくものの女房にゃアもってこいといふ女だよ」…
ぼ‐けつ【墓碣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「碣」は円形の石 ) 墓じるしの石。墓石。[初出の実例]「詩題書牘又は記事墓碣等の文に尋常入用の事」(出典:授業編(1783)一〇)[その…
まっ‐くらがり【真暗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あたりのまったく暗いこと。また、そのような所。[初出の実例]「平作も恟(びっく)りし、起上っても真暗(マックラ)がり」(出典:浄瑠璃・…
ギボン
- 百科事典マイペディア
- 英国の啓蒙主義時代の歴史家。病弱で幼少より読書に親しみ,古典的教養を身につける。オックスフォード大学に入学,カトリックに改宗。1774年―1783年…
尾上菊五郎(1世) おのえきくごろう[いっせい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]享保2(1717).京都[没]天明3(1783).京都歌舞伎俳優。屋号音羽屋。1世坂東彦三郎の女婿。初め女方,のち立役。宝暦,明和期の名優。当り役は『仮名…
ことば【言葉】 に 鞘((さや))がある
- 精選版 日本国語大辞典
- 言うことが率直でなく、へだてたところがある。真実を語っていない。[初出の実例]「お師匠の詞に鞘があらうかと存じられ、頼まれるに力がない」(出典…
こころみ‐ちゃ【試茶】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 茶の湯で、七事式の茶かぶきで、初めに試しに飲む茶をいう。この味わい、かおりを覚えておき、茶銘をあてる。② 製茶家から献じられた少…
くさ‐ほん【草本】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「くさぼん」とも ) =くさぞうし(草双紙)[初出の実例]「つひに艸本(クサホン)の作はなさねども、蔦十が趣向を咄すに任せ」(出典:黄…
たま‐ぞろい(‥ぞろひ)【玉揃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 美女がそろっていること。また、遊里でその家の抱え芸娼妓が美貌ぞろいなのをいう。[初出の実例]「あの内は玉揃ひだと四つ手いい」(出典…
ばん‐さん【晩蚕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 遅く孵(かえ)す蚕。夏の蚕。夏蚕(なつご)。[初出の実例]「四月〈略〉原 一名晩」(出典:俳諧・年浪草(1783)夏)[その他の文献]〔本草綱…
き【起】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① きわめて短い時間。瞬間。刹那(せつな)。〔勝鬘経‐一乗章〕② =きく(起句)①[初出の実例]「第一句を起(キ)と云言起すなり」(出典:授業…
ちょく‐どく【直読】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漢文などを、返り点によって訓読するのでなく、上から下へまっすぐに音読すること。[初出の実例]「漢土人は書を直読(チョクトク)する」(…
おやしき‐さん【御屋敷様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さん」は接尾語 ) 御屋敷者(おやしきもの)を親しんでいう語。[初出の実例]「もしおやしきさん、どふしたもんでごぜへす」(出典:洒落…
うさん‐もの【胡散者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 怪しい者。いかがわしい人物。[初出の実例]「順礼でも幽霊でも、在の中に寝さす事はならぬ、ならぬ、意地張るは猶胡散(ウサン)者」(出典…
ゲーンズボロ(Thomas Gainsborough)
- デジタル大辞泉
- [1727~1788]英国の画家。ロイヤルアカデミーの創設に参与。肖像画・風景画にすぐれた。
スマラカレギ Zumalacárregui y de Imaz, Tomás de
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1788.12.29. ギプスコア[没]1835.6.24. ビルバオスペインの軍人。カルリスタ戦争に際してカルリスタス (→カルロス主義 ) の有能な将軍として活躍…
萩原村久右衛門
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:天明4.8(1784) 生年:生年不詳 江戸時代の御厨一揆と呼ばれる強訴未遂事件の首謀者。天明地震(1782)と翌年の大飢饉による被害が甚大であった相…
ひんしゅめいワイン【品種名ワイン】
- 飲み物がわかる辞典
- ラベルにぶどうの品種名が記されているワイン。単一の品種だけを用いて、ないしは大部分を一つの品種でつくるもので、表示の基準は各国のワイン法で…
丸山名政
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:大正11.11.21(1922) 生年:安政4.9.25(1857.11.11) 明治期の政党政治家。信濃国(長野県)須坂藩士丸山本政の長男として江戸に出生。講法学舎を…
おとな‐びゃくしょう〔‐ビヤクシヤウ〕【▽乙名百姓/▽長百姓】
- デジタル大辞泉
- 近世の村落での主だった百姓のこと。多くは名主なぬし・庄屋に次ぐ地位にあった。おさびゃくしょう。
名語記【みょうごき】
- 百科事典マイペディア
- 鎌倉後期の語源辞書,10帖。1268年―1275年にかけて,漸次的に成立。編者は経尊と伝えられるが,伝記不明。国宝。内容は,当時の日常語についてその語…
日本橋(橋名)【にほんばし】
- 百科事典マイペディア
- 大阪市中央区の道頓堀川にかかる橋。周辺はミナミの歓楽地。道頓堀川から浪速区に至る堺筋を日本橋筋といい,第2次大戦前は古本屋街,戦後は卸・小…
蘆名義広 (あしな-よしひろ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒蘆名盛重(あしな-もりしげ)
安倍保名 (あべの-やすな)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 古浄瑠璃(こじょうるり)「しのだづま」の登場人物。摂津阿倍野(大阪府)の武士。和泉(いずみ)(大阪府)の信太(信田)(しのだの)森で陰陽師(おんようじ)…
紀広名 (きの-ひろな)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 奈良時代の官吏。紀麻路(まろ)の子。紀真人(まひと)の父。天平(てんぴょう)12年(740)外従五位下となる。上総守(かずさのかみ),大学頭(だいがく…
中山信名 (なかやま-のぶな)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1787-1836 江戸時代後期の国学者。天明7年生まれ。常陸(ひたち)(茨城県)の人。塙保己一(はなわ-ほきいち)にまなび,「群書類従」の編集,校訂にあた…