ことば【言葉】 に 花実((はなみ))を交((ま))ず
- 精選版 日本国語大辞典
- 話に真実と虚飾を巧みにとりまぜる。[初出の実例]「御詞に花実(ハナミ)をまぜ、面白おかしき御扱」(出典:浄瑠璃・曾我会稽山(1718)一)
くさき【草木】 にも 心((こころ))を置((お))く
- 精選版 日本国語大辞典
- 草木が風にそよぐ音にも気を配る。[初出の実例]「草木(クサキ)にも心置く帝(みかど)の御謀叛、我が口から顕はれては夫も面目失ふ」(出典:浄瑠璃・大…
清算 qīngsuàn
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]1 清算する.決算する.~账目zhàngmù/勘定(帳簿)を清算する.2 (他人の罪悪などをいちいち数え上げて)償いを…
伏見 猛弥 フシミ タケヤ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の教育学者 英才教育研究所所長;元・玉川大学教授。 生年明治37(1904)年1月2日 没年昭和47(1972)年3月15日 出生地福島県 学歴〔年〕東京帝国…
みちくさ【道草】 を=食((く))う[=食((たべ))る]
- 精選版 日本国語大辞典
- 馬が道ばたの草を食って進行が遅くなる。転じて、目的地に行く途中で、他のことに時間を費やす。道草をとる。[初出の実例]「如二駘馬之道草飡一」(出…
牛うしを馬うまに乗のり換かえる
- デジタル大辞泉
- 歩みの遅い牛を捨てて速い馬に乗り換えるように、不利なほうをやめて好都合なほうに便乗することのたとえ。⇔馬を牛に乗り換える。
烏からすを鵜うに使つかう
- デジタル大辞泉
- 無能な人を、能力を必要とする地位に据えることのたとえ。
尾おに尾おを付つ・ける
- デジタル大辞泉
- 物事を大げさにいう。尾ひれをつける。尾に尾を添える。「天神の不可思議霊怪談は伝え又伝えて枝に枝を生じ―・け」〈福沢・福翁百話〉
外そとを家いえに◦する
- デジタル大辞泉
- 外出ばかりしていて家に落ち着かないたとえ。内を外にする。
借金しゃっきんを質しちに置お・く
- デジタル大辞泉
- 1 借金しか質草にできないほど貧乏する。2 無理な金銭の工面をする。「欲しいとなれば―・いても買おうという骨董好きだ」[類語](1)食うや食わず…
爪つめに火ひを点とも・す
- デジタル大辞泉
- ろうそくの代わりに爪に火をともす。ひどく貧しい生活をする。苦労して倹約する。また、ひどくけちなことのたとえ。「―・してためた金」[類語]節約・…
よるにほしをはなつ【夜に星を放つ】
- デジタル大辞泉
- 窪美澄くぼみすみの短編小説集。令和4年(2022)刊行。少年と高齢の女性との交流を描いた「星の随まにまに」など、星や星座にまつわる短編小説5作を…
陪審員に死を
- デジタル大辞泉プラス
- 米国の作家キャロル・オコンネルのミステリー小説(2004)。原題《The Jury Must Die》。「キャシー・マロリー」シリーズの第7作。
さよならをするために
- デジタル大辞泉プラス
- 日本のポピュラー音楽。歌はフォークデュオ、ビリー・バンバン。1972年発売。作詞:石坂浩二、作曲:坂田晃一。日本テレビ系で放送されたドラマ「3丁…
自由を我等に じゆうをわれらに A nous la liberté
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランス映画。1931年、ルネ・クレール製作・監督・脚本作品。刑務所を脱走したルイとエミールのその後の人生を描く喜劇。エミールが経営することに…
夜よるを昼ひるにな・す
- デジタル大辞泉
- 昼夜の別なく行う。昼夜兼行で行う。「こと心なくて―・してなむ、急ぎまかで来こし」〈宇津保・吹上上〉[類語]夜となく昼となく・夜よを日に継ぐ・昼…
夜よを日ひに継つ・ぐ
- デジタル大辞泉
- 《「孟子」離婁下から》昼夜の別なく、続けてある物事をする。「―・いで働く」[補説]「日を夜に継ぐ」とするのは誤り。[類語]不断・日頃ひごろ・常日…
目めを三角さんかくに◦する
- デジタル大辞泉
- 目を怒らす。怖い目つきをする。目に角かどを立てる。「―◦して𠮟りつける」[類語]食って掛かる・噛み付く・目に角を立てる・目を剝く
得手に帆を揚げる
- ことわざを知る辞典
- 得意とするものを発揮する好機が到来し、待ってましたとばかりに調子にのることのたとえ。 [使用例] 帰朝したら、三年目にか――はっはっはっ、もう三…
真綿に針を包む
- ことわざを知る辞典
- 柔らかい真綿に鋭い針を包みかくす。表面はやさしいが、内心に害意があって底意地が悪いさまのたとえ。 [使用例] 朝から晩まで真綿に針つつんだ調子…
きも【肝】 を 菜種((なたね))にする
- 精選版 日本国語大辞典
- 「きも(肝)が菜種(なたね)になる」を強めていう。[初出の実例]「既(すんで)の事に、エエ、あったら胆を菜種にさしをった」(出典:歌舞伎・天満宮菜…
うで【腕】 に 縒((よ))りをかける
- 精選版 日本国語大辞典
- 十分に腕前を発揮しようとして意気ごむ。技術を尽くす。[初出の実例]「腕によりかけ・かるた取膝進み出る」(出典:雑俳・太箸集(1835‐39))
まわた【真綿】 に 針((はり))を包((つつ))む
- 精選版 日本国語大辞典
- 表面はやさしいが、内心に害意があって底意地が悪い意のたとえ。害意や底意地の悪さを隠すことのたとえ。綿に針。笑中に刀あり。[初出の実例]「真綿(…
殺人鬼に罠をかけろ
- デジタル大辞泉プラス
- 1958年製作のフランス映画。原題《Maigret tend un piège》。ジョルジュ・シムノン『メグレ罠を張る』の映画化。監督:ジャン・ドラノワ、主演:ジャ…
亡き子をしのぶ歌【なきこをしのぶうた】
- 百科事典マイペディア
- マーラーの歌曲集。《Kindertotenlieder》。ドイツの後期ロマン派の詩人F.リュッケルト〔1788-1866〕の同名詩集(1834年)を用いた管弦楽伴奏による…
ししし【《子思子》】
- 改訂新版 世界大百科事典
どば【駑馬】 に 鞭((むち))打((う))つ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 能力のないものに、無理に力以上のことをさせる意から ) 努力してつとめる意を謙遜していう。
とうごま【唐胡麻】
- 漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
- 漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。トウダイグサ科トウゴマの種子を乾燥させたもの。種子の胚乳(はいにゅう)には約50%の脂肪油が含まれており…
フォークス Guy Fawkes
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1570~1606イングランド王ジェームズ1世のカトリック迫害に反対して計画された火薬陰謀事件の実行責任者。1605年11月5日開院式当日の議会に火薬をし…
【訃告】ふこく
- 普及版 字通
- 喪を告げる。〔白虎通、崩〕天子ずるときは、侯に訃す。~天子にはと曰ふ。字通「訃」の項目を見る。
ハハコグサ ははこぐさ / 母子草 [学] Gnaphalium affine D.Don
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- キク科(APG分類:キク科)の二年草。白色の綿毛が多いので、全草が緑白色にみえる。茎は叢生(そうせい)し、高さ10~40センチメートル。根出葉は小形…
はくじん【白刃】 前((まえ))に交((まじ))われば流矢((りゅうし))を顧((かえり))みず
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「宋書‐袁顗伝」の「白刃交レ前、不レ救二流矢一、事有二緩急一故也」による ) 大難が起こったときには小難を顧みるいとまがないことのたとえにい…
おぼれる【溺】 者((もの))は藁((わら))をも掴((つか))む
- 精選版 日本国語大辞典
- ( [英語] A drowning man will catch at a straw. の訳 ) 非常に困難な状況におちいったときは、頼りになりそうもないようなものまで頼りにすること…
チュウジシギ ちゅうじしぎ / 中地鷸 Swinhoe's snipe [学] Gallinago megala
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鳥綱チドリ目シギ科の鳥。シベリア北東部で繁殖し、冬は東南アジアなどに渡る。日本には旅鳥として渡来し、水田、ハス田、湿地などにすむ。全長約27…
Peinlichkeit
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [女] (―/―en) 気まずさ, 困惑; 気まずい思いをさせる言動; やっかいな状況.
はなづら【鼻面】 を 引((ひ))き回((まわ))す
- 精選版 日本国語大辞典
- 他人を自分の思うままに扱う。[初出の実例]「分別顔をした中年男が、こんな小娘に鼻づらを取って曵き回されている」(出典:胸より胸に(1950‐51)〈…
淵ふちに臨のぞみて魚うおを羨うらやむは退しりぞいて網あみを結むすぶに如しかず
- デジタル大辞泉
- 《「漢書」董仲舒伝から》岸辺に立って魚が欲しいとただ眺めているよりは、家に帰って魚を捕る網を編んだほうがいい。具体的に努力すべきであるとい…
悪に強きは善にも強し
- ことわざを知る辞典
- 大悪を犯すほどの悪心の強いものは、いったん悔い改めるとかえって非常な善人となる。
内うちを外そとに◦する
- デジタル大辞泉
- 遊び歩くなど外出ばかりして家にあまりいない。家を外にする。
九死きゅうしに一生いっしょうを◦得える
- デジタル大辞泉
- ほとんど命が助かりそうもないところをかろうじて助かる。[類語]えんやらやっと・やっとのことで・どうにかこうにか・間一髪・どうにか・やっと・よ…
首くびを横よこに振ふ・る
- デジタル大辞泉
- 承知しない。賛成しない。[補説]「首を横にする」とするのは誤り。[類語]不承知・不同意・異議・異論・異存・批判・抵抗・辞退・固辞・遠慮・難色・…
壁かべに馬うまを乗のり掛か・ける
- デジタル大辞泉
- だしぬけに、または強引に物事を行うことのたとえ。また、そのために当惑することのたとえ。壁に馬。
揆きを一いつに◦する
- デジタル大辞泉
- 《「孟子」離婁下から》同じやり方をする。→軌を一にする
追風おいてに帆ほを上あ・げる
- デジタル大辞泉
- 勢いに乗じて、思うままに力を発揮することのたとえ。また、物事が順調に進行することのたとえ。[類語]所を得る・得手に帆を揚げる・驥足きそくを展…
うみをみにいく【海をみに行く】
- デジタル大辞泉
- 石坂洋次郎の処女小説。昭和2年(1927)、雑誌「三田文学」2月号に掲載され注目を集めた。作者自身の生活をモチーフとしている。海を見に行く。
指ゆびを唇くちびるに当あ・てる
- デジタル大辞泉
- 人差し指を唇に縦に当てる。話をするな、静かにしろ、の意を示すしぐさ。
横よこに車くるまを押お・す
- デジタル大辞泉
- 「横車を押す」に同じ。
わが手に拳銃を
- デジタル大辞泉プラス
- 高村薫の長編ミステリー。1992年刊行。
この手のひらに愛を
- デジタル大辞泉プラス
- 日本のポピュラー音楽。歌はグループサウンズ、ザ・サベージ。作詞・作曲:利根常昭。
ざる【笊】 に 水((みず))を入((い))れる
- 精選版 日本国語大辞典
- いくら努力してもむだであること、効果がまったくないことのたとえ。骨折り損のくたびれもうけ。籠(かご)で水を汲む。[初出の実例]「やぶれわれた器…