たか‐めん【高免】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 年貢の免(税率)が高いこと。免の低い場合を下免(げめん)という。[初出の実例]「土地悪敷場所少き道理・彼是見込高免を見合」(出典:牧…
むねくそ【胸糞】 が 悪((わる・わり))い
- 精選版 日本国語大辞典
- 気持が悪い。いまいましい。不愉快である。むなくそが悪い。むねっくそが悪い。むねわるい。[初出の実例]「むねくそのわるいはなしを地紙する」(出典…
ふで【筆】 の=鞘((さや))[=笠((かさ))・=鞘笠((さやがさ))]
- 精選版 日本国語大辞典
- 筆先の保護のためにかぶせる竹筒。筆笠。〔色葉字類抄(1177‐81)〕[初出の実例]「ふる筆の笠はあれどもかみな月時雨をふせぐみのを賜はれ」(出典:…
かっ‐くい(‥くひ)【蚊食】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「蚊食(かくい)」の変化した語 ) からだの、蚊にさされたあと。[初出の実例]「蚊っくいをかきかき五六請(うけ)に来る」(出典:雑俳・藐…
い【井】 の 字((じ))巴((は))の字((じ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 縦横無尽に敵の中を暴れまわる様子をたとえていう。[初出の実例]「義を金鉄に切て入り。井(ヰ)の字巴(ハ)の字に薙(な)ぎ立てなぎ立て」(出典:浄瑠璃…
む‐りそく【無利息】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =むりし(無利子)[初出の実例]「此あききゃうげんには、ゑん二郎がむ利足にて金もとをするやくそくにて、ざもとをたのみ」(出典:黄表…
しゃく【借】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 借りること。金を借りること。[初出の実例]「思ひきやわがしゃくせんのしゃくならでわきしゃうもんにこはるべしとは」(出典:狂歌・徳和…
わとうちんかい〔ワタウチンカイ〕【和唐珍解】
- デジタル大辞泉
- 洒落本。唐来参和作。天明5年(1785)刊。1巻1冊。長崎の遊里丸山を舞台に「国性爺合戦」の登場人物が遊興するさまを描く。唐音のせりふに日本語の解…
げん‐きん【厳禁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 きびしく禁ずること。厳重に禁止すること。[初出の実例]「不レ加二厳禁一、何整二緇徒一」(出典:続日本紀‐延暦四年(785)五月己未)[そ…
おい‐こ・む【老込】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 マ行五(四) 〙 年をとって身心が衰える。ふけこむ。[初出の実例]「奴述懐、老い込んで時にあはぬも目みえとてふるや土圭のやっこ奉公」(…
みなと‐ねずみ【港鼠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 染色の名。鼠色を含んだ薄浅葱色。深川鼠。[初出の実例]「みなと鼠(ネズミ)のへんてつに、大きな油扇をかざしながら行き過ぎ」(出典:洒…
オシュンオショグボ‐の‐せいなるもり【オシュンオショグボの聖なる森】
- デジタル大辞泉
- 《Osun-Osogbo Sacred Grove》⇒オスンオソボ聖林
巫部麻蘇娘子 (かんなぎべの-まそのおとめ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 奈良時代の歌人。「万葉集」巻4に2首,巻8に2首がおさめられている。大伴家持(おおともの-やかもち)(718-785)の周辺にいた女性ともいわれる。
たけ【竹】 の 丸((まる))
- 精選版 日本国語大辞典
- 紋所の名。葉のついた竹をたばねて円形に図案化したもの。笹(ささ)の丸。[初出の実例]「紋も羽をのす竹の丸冠者太郎義綱の上屋敷」(出典:浄瑠璃・伽…
はっしん 発信
- 小学館 和伊中辞典 2版
- invio(男)[複-ii],inoltro(男) ◇発信する 発信する はっしんする inviare [mandare/spedire/inoltrare] ql.co.;(電報を)telegrafare(他),(自…
发(發) fā [漢字表級]1 [総画数]5
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]1 発送する.出す;支給する.交付する.今天早晨~了一封信/けさ手紙を1通出した.࣒…
酸化鉄
- 栄養・生化学辞典
- (1) 酸化鉄(II)FeO (mw71.85).一酸化鉄ともいう.(2) 酸化鉄(III)Fe2O3 (mw159.69).三二酸化鉄,ベンガラとよばれる色素で食品添加物.使用…
滋野貞主 しげののさだぬし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]延暦4(785)[没]仁寿2(852).2.10. 京都平安時代前期の漢詩人。大内記や東宮学士を経て参議にいたったが,温雅で度量広く仁明天皇の信任が厚かった…
先发制人 xiān fā zhì rén
- 中日辞典 第3版
- <成>先んずれば人を制す.機先を制する.~,后发制于zhì yú人/先んずれば人を制し,後れをとれば…
どう‐しき【胴敷・堂ダウ敷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 博打(ばくち)をやる座敷。ばくち場。ばくち宿。賭場の貸し主。[初出の実例]「わしも長蔵も胴(ドウ)しきぢゃア、如才な事はないのさ」(出…
てん‐けい【典経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① のり。規範。典範。② 経書。経典。[初出の実例]「詔曰、春秋之義、祖以レ子貴、此則典経之垂範、古今之不易也」(出典:続日本紀‐延暦四…
こんりゅう‐ばこ(コンリフ‥)【建立箱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 寺院や堂塔建立のために、喜捨を募って旅する僧などが背負う箱。[初出の実例]「手甲股引りりしげに、建立箱(こんりふバコ)背におひ、子供…
すき‐ぎれ【漉切】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紙を漉きそこなって、穴になった箇所。[初出の実例]「結ぶの神もすきぎれにかきあたりてはのちの世のゑんもちぎりもうすがみと」(出典:…
じぎょう‐がため(ヂギャウ‥)【地形固】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 建築をするための基礎工事として、地面をならし固めること。[初出の実例]「御新宅の地形(ヂギャウ)がため、ヤア目出た目出たの若松様よ」…
峰松風 (みねの-まつかぜ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期の狂歌師。江戸牛込にすむ。四方赤良(よもの-あから)の門人で,天明5年(1785)刊の「徳和歌後万載集」などに作歌がはいっている。姓…
きょう‐えい(キャウ‥)【狂詠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 狂歌をつくること。また、その作品。[初出の実例]「赤良〈略〉酔中往々狂詠にふけりて老のまさにいたらんことをしらず」(出典:狂歌・徳…
ぐん‐しょ【群書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いろいろの書物。多くの書物。群籍。群典。[初出の実例]「渉二覧群書一、尤好二筆札一」(出典:続日本紀‐延暦四年(785)七月庚戌)[その…
えどうまれうわきのかばやき〔えどうまれうはキのかばやき〕【江戸生艶気樺焼】
- デジタル大辞泉
- 黄表紙。3冊。山東京伝作・画。天明5年(1785)刊。醜男ぶおとこのくせにうぬぼれの強い仇気屋艶二郎あだきやえんじろうが、色男の評判をとろうとし…
こう‐きゅう(クヮウ‥)【皇宮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天皇の居住する宮殿。皇居。御所。宮城。禁裏。現在は普通「こうぐう」という。[初出の実例]「赤雀翔二皇宮一而表レ禎」(出典:続日本紀‐…
ばい‐まし【倍増】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 増して二倍にすること。二倍に増すこと。[初出の実例]「世間の金と一かたまりになりて、ばいましになりて、飛びかへりければ」(出典:黄…
そう‐か(サウクヮ)【草花】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 くさばな。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「此萩草花(ソウクヮ)にあらず木なり」(出典:浄瑠璃・伽羅先代萩(1785)八)[その他の文…
nijū́shō[úu], にじゅうしょう, 二重唱
- 現代日葡辞典
- 【Mús.】 O dueto [duo] (Vozes).
ながし‐だる【流樽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 讚岐(香川県)の金刀比羅宮へ参るかわりに、海へ酒樽を流し遙拝すること。[初出の実例]「あてづっぽうなくゎんほどきながしだる」(出典…
さん‐と【三都】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三つの大きな都市。特に、京都・東京(江戸)・大阪をいう。三府。[初出の実例]「凡(およそ)広き三都(サント)にも、又二人と有まじき美婦…
のっとり‐がお(‥がほ)【のっとり顔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ゆったりとしておおような顔つき。のんびりした顔つき。また、そのさま。[初出の実例]「源之助立派作の大小も、角菱立てぬのっ…
Mini Dock
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- PowerBook Duoシリーズに周辺装置を接続するための中型の拡張ユニット。Duoの後部に接続して使用する。デスクトップ型の大きな物とは違ってコンパク…
かり‐もの【借物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他人から借りた金銭や品物など。[初出の実例]「出挙・借物を、おふ如何。おふは、負也。畳字には負累といへるこれ也」(出典:名語記(127…
わたぼうし‐ゆき【綿帽子雪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大片の雪のこと。牡丹雪。〔物類称呼(1775)〕② 綿帽子①のように見える、木などに積もった雪。[初出の実例]「ひとむれの奥女中とも見ゆ…
ハイドン四重奏曲
- デジタル大辞泉プラス
- オーストリアの作曲家W・A・モーツァルトの弦楽四重奏曲第14-19番(1782-1785)を指す。原題《Haydn Quartette》。『ハイドンセット』とも呼ばれる…
botte1 /bɔt ボット/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [女] ⸨多く複数で⸩ 長靴,ブーツ.mettre [ôter] ses bottes|長靴を履く[脱ぐ]botte basse = demi-botte|ハーフブーツ,半長靴botte de cheval|…
不協和音
- デジタル大辞泉プラス
- オーストリアの作曲家W・A・モーツァルトの弦楽四重奏曲第19番K465(1785)。原題《Dissonanzen》。『ハイドン四重奏曲』全6曲中の最終曲。名称は第1…
フリーメーソンのための葬送音楽
- デジタル大辞泉プラス
- オーストリアの作曲家W・A・モーツァルトの管弦楽曲K477[479a](1785)。原題《Maurerische Trauermusik》。秘密結社フリーメーソンの同志会員の死を…
もめん‐やつし【木綿&JISF073;】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 歌舞伎の衣装で、一切を木綿で仕立てた粗末な身なり。身分の低い者、百姓や旅人などの扮装。[初出の実例]「後五郎兵衛、木綿(モメン)やつ…
こ‐じゅ【枯樹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 立ち木のまま枯れている樹木。枯木(こぼく)。かれき。[初出の実例]「所謂寒灰更煖、枯樹復栄也」(出典:続日本紀‐延暦四年(785)六月癸…
なんとも【何とも】 はや
- 精選版 日本国語大辞典
- 「なんとも(何━)③」を強めた表現。多く、よくない事態に用いる。[初出の実例]「用立てた今の金、あてなしの高ふけり、何(ナン)ともはやでは済みま…
かば‐いろ【蒲色・樺色】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 染色の名。蒲(がま)の穂の色。赤みを帯びた黄色。オレンジ色。かば。[初出の実例]「何声色とは聞(きか)ない染色だな。ヱヱかば色の事であ…
きょうか‐し(キャウカ‥)【狂歌師】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 狂歌をじょうずに作る人。狂歌を作り、教えることを業とする人。[初出の実例]「世中の人には時の狂歌師とよばるる名こそおかしかりけり」…
から‐ずり【空摺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 木版で、模様などを凹凸で浮き出るように表わし、彩色しないもの。[初出の実例]「はすのゑを大奉書へからずりとは、いいおぼしめしつきだ…
かん‐ぎく(クヮン‥)【&JISEEFB;菊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「釻」は「鐶」のあて字 ) 紋所の名。菊花を輪で囲んだ図柄のもの。[初出の実例]「すいたくはん菊四つ紅葉。行つ戻りつ香の図の」(出典…
よい【良】 月日((つきひ))の下((した・もと))に生((う))まれる
- 精選版 日本国語大辞典
- よい運命のもとに生まれつく。よい境遇に生まれ合わせる。[初出の実例]「こういふ身のうへになったらさぞおもしろかろう。よい月日の下で生れたてや…