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不協和音 ふきょうわおんdissonance

翻訳|dissonance

6件 の用語解説(不協和音の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

不協和音
ふきょうわおん
dissonance

音楽用語。同時に響く2つ以上の音が,協和しない音程関係をもつもの。協和音に対する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ふきょうわ‐おん〔フケフワ‐〕【不協和音】

同時に響く二つ以上の音が、協和融合しない状態にある和音。⇔協和音
不調和な関係のたとえ。「両国間に不協和音が生じる」

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百科事典マイペディアの解説

不協和音【ふきょうわおん】

協和しない音程あるいは和音。一般に,長2度,短2度,長7度,短7度など。協和音の対。理論では完全協和音とされる完全4度が実際の耳には不快とされる例などもあり,厳密な定義は確立できない。
→関連項目和音

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デジタル大辞泉プラスの解説

不協和音

オーストリアの作曲家W・A・モーツァルト弦楽四重奏曲第19番K465(1785)。原題《Dissonances》。『ハイドン四重奏曲』全6曲中の最終曲。名称は第1楽章の大胆な和声による序奏に由来する。

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

ふきょうわおん【不協和音】

同時に鳴らした二つ以上の音が、協和しない状態にある和音。不協和和音。 ↔ 協和音
転じて、二者の間が調和しない状態にあること。 「 -を生じる」

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

不協和音
ふきょうわおん
discord

音楽用語。17世紀以降の西洋音楽では、三つ以上の異なる高さの楽音を同時に鳴り響かせたものを和音cordとよぶが、その三つ以上の楽音に一つでも他の楽音と不協和音程の関係にある楽音があれば、その和音をさして不協和音あるいは不協和和音という。これに対して三つ以上の楽音がすべて協和音程の関係にあれば、それは協和音あるいは協和和音とよばれる。しかし、不協和音程を含む和音がかならずしも甚だしい不協和感を与えるとは限らず、たとえば、いわゆる属七の和音には短七度と減五度といった二つの不協和音程が含まれているが、主和音に向かう推進力が感じられ、見方によっては調和的ともいえる。[黒坂俊昭]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の不協和音の言及

【協和音】より

…複数の楽音が同時に鳴らされたとき,それらが互いに溶け合ってよく調和する状態を協和といい,その音程関係を協和音程,協和する和音のことを協和音,協和しない和音を不協和音という。協和の程度は,2音間の振動数比が単純なものほど高いと考えられる。…

【和音】より

…図1が示すように,これらは長短の3度音程(音程)の組合せ方によっており,この異なった3音を3度音程で積み重ねたものを総称して3和音という。また,長3和音と短3和音の2種のみを協和和音といい,他のすべての和音を不協和音という。なお主要3和音(主和音(トニカ),属和音(ドミナント),下属和音(サブドミナント))などの名は,和音の構造(種類)名ではなく,和声法における機能上の名称である。…

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