こもん‐かん〔‐クワン〕【顧問官】
- デジタル大辞泉
- もと、天皇の諮問に応じて意見を申し述べた官職。「枢密顧問官」
官打ち (かんうち)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 官職の等級が分不相応に高くなりすぎて負担が増し,かえって不幸な目にあうことをいう。《承久記》には,後鳥羽上皇が討幕を決意した確実な証拠とし…
官当 (かんとう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本古代において官人が流・徒に当たる罪を犯したとき,官位もしくは勲位の位記を追毀することにより実刑に代える換刑制度。私罪を犯すときは,四品…
官稲 (かんとう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 律令時代に田租として徴収し,諸国の官(正)倉に収納・出挙(すいこ)して,国衙の諸経費にあてられた稲。当時の国家財政上,重要な意味をもった。…
司政官 (しせいかん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 太平洋戦争中東南アジア占領地域における日本の軍政を補佐した陸海軍の臨時職員。1941年12月27日公布の特設海軍部隊臨時職員設置制,42年3月7日公布…
てん‐かん〔‐クワン〕【転官】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)ある官職から他の官職にかわること。また、他の官職にかえること。
しょ‐かん〔‐クワン〕【諸官】
- デジタル大辞泉
- 多くの官人かんにん。官人たち。
しゅう‐かん〔シウクワン〕【秋官】
- デジタル大辞泉
- 1 中国、周代の六官の一。訴訟・刑罰をつかさどる司法官。2 刑部ぎょうぶの唐名。
人事官【じんじかん】
- 百科事典マイペディア
- 人事院の構成員。特別職国家公務員で定員3人からなり,その中の1人が内閣の指名で人事院総裁となる。衆参両院の同意を経て内閣が任命する認証官で…
しんさかん【審査官】
- 改訂新版 世界大百科事典
ちかん【地官】
- 改訂新版 世界大百科事典
けんこうかん【検校官】
- 改訂新版 世界大百科事典
けいむかん【刑務官】
- 改訂新版 世界大百科事典
けいむかん【警務官】
- 改訂新版 世界大百科事典
しっせいかん【執政官】
- 改訂新版 世界大百科事典
ほうたいかん【法大官】
- 改訂新版 世界大百科事典
官寺 かんじ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
官人 かんにん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 令制の官吏の総称。狭義には太政官,各省などに勤仕する初位以上六位以下のもの,六衛府の尉,将監以下のもの,院庁の公文,院掌などをさす。また,…
おさむるつかさ【理官】
- 改訂新版 世界大百科事典
かんせん【官銭】
- 改訂新版 世界大百科事典
か‐じょう〔クワジヤウ〕【▽官掌】
- デジタル大辞泉
- 《「かんじょう」の撥音の無表記から》律令制で、太政官の弁官の下に置かれた官。下級官吏である使部つかいべの監督、官庁および諸設備の管理・整備…
かん‐せんじ〔クワン‐〕【官宣旨】
- デジタル大辞泉
- 平安時代以降、弁官が下文くだしぶみ形式で出した公文書。弁官下文。宣旨。
かん‐そう〔クワン‐〕【官奏】
- デジタル大辞泉
- 太政官から天皇に申し上げること。平安時代の重要な朝儀であったが、のちに、田の荒熟(凶豊)の状況を奏上し、減税を奏請するものなどに限定される…
かん‐ちょう〔クワンチヤウ〕【官長】
- デジタル大辞泉
- 1 役所の長官。役人の長。2 旧制の内閣書記官長。現在の内閣官房長官。翰長かんちょう。3 太政官だいじょうかんまたは神祇官じんぎかんの長。
かん‐ちょう〔クワンテフ〕【官×牒】
- デジタル大辞泉
- 「太政官牒だいじょうかんちょう」の略。
かん‐ぷ〔クワン‐〕【官符】
- デジタル大辞泉
- 「太政官符だいじょうかんぷ」の略。
かん‐れき〔クワン‐〕【官歴】
- デジタル大辞泉
- 官吏としての経歴。
かん‐ろく〔クワン‐〕【官×禄】
- デジタル大辞泉
- 官位と俸禄。また、官府からもらう俸禄。
かん‐かい〔クワン‐〕【官海】
- デジタル大辞泉
- 官吏の社会を広い海にたとえた語。「―の風波穏かならず」〈紅葉・二人女房〉
かん‐かん〔‐クワン〕【看官】
- デジタル大辞泉
- 見る人。また、読者。「―この二冊を以て全部の難易を評する勿なかれ」〈福沢・学問のすゝめ〉
かん‐け〔クワン‐〕【官家】
- デジタル大辞泉
- 1 《天子の意から》朝廷・国家のこと。2 官位の高い家。貴人の家。3 ⇒屯倉みやけ2
かん‐し〔クワン‐〕【官司】
- デジタル大辞泉
- 1 役人。官吏。2 役所。
かん‐し〔クワン‐〕【官私】
- デジタル大辞泉
- 公事と私事。政府と民間。官立と私立。
かん‐しゅう〔クワンシウ〕【官修】
- デジタル大辞泉
- 1 政府が編修すること。2 政府が修理すること。
ぎょうせい‐かん〔ギヤウセイクワン〕【行政官】
- デジタル大辞泉
- 行政事務に従事する公務員の総称。→司法官
くない‐かん〔‐クワン〕【宮内官】
- デジタル大辞泉
- 旧制で、皇室関係の諸官署に勤務した官吏。
クアンタオ【官倒】
- デジタル大辞泉
- 《〈中国語〉。タオ(倒)は、物資を横流しする、転売する意の北京方言》中国の改革・開放政策の中で出てきた「官僚ブローカー」のこと。政府や共産…
こうしょう‐かん〔カウセフクワン〕【交渉官】
- デジタル大辞泉
- 特定分野の専門的事案について、国を代表して他国と交渉を行う担当者の官職。「通商交渉官」
官展【かんてん】
- 百科事典マイペディア
- 各美術団体が行う展覧会に対して,政府が主催する美術展覧会。1907年政府が美術振興政策として文部省に美術審査委員会を設け,文部省美術展覧会(文…
官慶 (かんけい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒頑極官慶(がんごく-かんけい)
自衛官 じえいかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 自衛隊法第3条に定められた自衛隊の隊務を行う者をいう。その定数は、陸上自衛官、海上自衛官、航空自衛官について、それぞれ防衛省設置法第6条で定…
年官 ねんかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →年給
かいけい‐かん(クヮイケイクヮン)【会計官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 明治初年、国の財政事務を統轄した官庁。慶応四年(一八六八)閏四月、会計事務局の後身として設置。長官は知事と呼ばれ万里小路博房、中…
かん‐よう(クヮンエウ)【官窯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国の宮廷の御用窯。宋代のものが、最もすぐれた作品を焼出して有名。狭義には南宋時代のものをいう場合も多い。
き‐かん(‥クヮン)【貴官】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 位の高い官吏。身分の高い人。[初出の実例]「政府の貴官(キクヮン)我が艦に自から来りて之を謝すべく」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房…
ぎょうじ‐かん(ギャウジクヮン)【行事官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 平安時代以降、朝廷の諸儀式をつかさどった役。行事のつかさ。行事。[初出の実例]「相二共国行事官一、欲レ被レ催二勤造一之状、帖送如レ…
ごん‐かん(‥クヮン)【権官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 令制にきめられていない官の一つ。奈良時代に置かれ、その後増加して平安時代には正官と並置された。本来は職務の煩雑多忙を処理するため…
い‐かん(ヰクヮン)【位官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 位階と官職や官等。官位。〔沈約‐論譜籍疏〕
弁官 べんかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 律令(りつりょう)官制の中枢の一つ。「おおともいのつかさ」といい、太政(だいじょう)官に直属した事務局で、下級機関からの上申文書の受理および太…
か‐じょう(クヮジャウ)【官掌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かんしょう」の撥音「ん」の無表記から、読みくせとなったもの ) 太政官の下僚で雑役をつとめる者。太政官の弁官の下にいる官。左右…