「アリストテレス」の検索結果

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政治的動物 せいじてきどうぶつ zōon politikon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
人間は孤独では生存できず,社会的存在であること。アリストテレスの言葉 (『政治学』) 。古代ギリシアの都市国家においては,市民の社会生活と政治…

アリストクセノス Aristoxenos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
前4世紀頃のギリシアの哲学者で,古典古代における最初の音楽理論家。ピタゴラス学派の哲学を学んだのち,アリストテレス,テオフラストスに教えを受…

ガッサンディ

百科事典マイペディア
フランスの哲学者,自然学者。スコラ学的アリストテレス主義に反対し,エピクロスの原子論と道徳論を復興した。デカルトの論敵,ロックやニュートン…

オレーム

精選版 日本国語大辞典
( Nicole Oresme ニコル━ ) フランスの聖職者、科学者。解析幾何学、物理学のほかアリストテレスの「天体論」「宇宙論」等を仏訳、また運動の相対性…

ヘラルド[クレモナ] Gerardo de Cremona

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1114頃[没]1187イタリア系のスペインの東洋学者。アラビア語の文献のラテン語訳者。トレドに住みつき,プトレマイオス,アリストテレス,クラウ…

イブン・マイムーン Ibn Maimūn

山川 世界史小辞典 改訂新版
1135~1204スペイン生まれのユダヤ人哲学者,医師。ラテン名マイモニデス(Moses Maimonides)。エジプトでサラディンの侍医となった。ユダヤ教にアリ…

トマス‐アクィナス

精選版 日本国語大辞典
( Thomas Aquinas ) イタリアの神学者、哲学者。ドミニコ会所属。スコラ哲学の完成者。アリストテレス哲学と神学、すなわち理性と信仰の調和をはかり…

ミメーシス mimēsis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
模倣,再現の意。ギリシア哲学,特にプラトンやアリストテレス哲学の重要な概念。形而上学的にはパラデイグマ paradeigmaとしてのもろもろのイデアと…

ミュトス mythos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古典ギリシア語では,歴史的事実の記録に対し虚構の物語をさし,アリストテレスの『詩学』では物語を順序立てた劇の「筋」の意で使われている。哲学…

けいしき‐ろんりがく【形式論理学】

デジタル大辞泉
正しい思考の構造および過程を、思考の内容を捨象してもっぱらその形式・法則の面から取り扱う学問。一般に、アリストテレスに始まり中世を通じて演…

トマス[シュトラスブルク] Thomas von Strassburg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]1357ドイツのスコラ哲学者,アウグスチノ隠修士会士。パリ大学総長を経て同会会長となる。トマス・アクィナスのアリストテレス主義とアウグ…

きごう‐ろんりがく(キガウ‥)【記号論理学】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 概念、命題などを人工的な記号で表わし、論理的思考を数学的演算に類する操作で行なう論理学。アリストテレス以来の古典論理学に対するも…

ようそう‐ろんりがく(ヤウサウ‥)【様相論理学】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] modal logic の訳語 ) 可能性や必然性などの様相概念を扱う論理学。アリストテレスやライプニッツにその萌芽を見るが、形式的に…

re・tó・ri・ca, [r̃e.tó.ri.ka]

小学館 西和中辞典 第2版
[女]1 修辞学,雄弁術;(効果的な)文章法,話し方,レトリック.Retórica de Aristóteles|アリストテレスの『修辞学』.2 〘軽蔑〙…

エトス ethos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
「習慣」「習慣づけ」を表わすギリシア語。エートス (性格) の語はこのエトスの転化したもので,アリストテレス (『ニコマコス倫理学』) によれば,…

ゼノン(エレア) Zenon

旺文社世界史事典 三訂版
前490ごろ〜前430ごろ古代ギリシアのエレア派の哲学者パルメニデスの弟子。有名な「アキレスと亀」のたとえで論理の矛盾を指摘し,師の「有るものは…

ホモ‐ポリティックス

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [ラテン語] homo politicus ) 政治的人間。言語による対話、説得、交渉など政治的才能に優れた人。政治的駆け引きにたけた人。古代ギリ…

テレジオ

精選版 日本国語大辞典
( Bernardino Telesio ベルナルディーノ━ )[ 異表記 ] テレージョ イタリアの哲学者。近代経験主義の先駆者。アリストテレスの自然学に反対し、熱と…

しゅうぐ‐せいじ(‥セイヂ)【衆愚政治】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 自覚のない無知な民衆によって行なわれる政治。本来はペリクレス死後のアテネの政体をさす言葉で、プラトンやアリストテレスはこれを多数…

アリストテレスのちょうちん Aristotle's lantern

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ウニ類の咀嚼口。主要部は5個の石灰質の顎片と,それを動かす筋肉から成る。先端にはじょうぶな歯があり,鋭くとがり,口外に突き出ている。筋肉の収…

こう‐きょう(‥ケウ)【公教】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 国がおおやけに認めた宗教。[初出の実例]「之を我邦の公教と為すを上策とし」(出典:明六雑誌‐六号(1874)宗教〈森有礼〉)② 一般大衆む…

アマルリクス Amalricus de Bena

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]? ベーヌ[没]1206/1207フランスのスコラ哲学者。アリストテレス・ルネサンス期にパリで論理学と神学を教えた。その説は一派を形成する流行をみ…

性質 せいしつ qualitas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
質とも訳す。 qualitasはプラトンの造語 poiotēsの訳語としてキケロがつくったもの。事物のあり方を意味し,量の対立概念。アリストテレスは「どのよ…

ありすとてれすしゅぎ【アリストテレス主義】

改訂新版 世界大百科事典

ピコ=デラ=ミランドラ Giovanni Pico della Mirandola

旺文社世界史事典 三訂版
1463〜94イタリアの哲学者,人文主義者博学でギリシア語・ヘブライ語・アラビア語に通じ,新しい人間観の確立につとめた。特にプラトンとアリストテ…

アルギュロプロス

百科事典マイペディア
ビザンティン帝国の人文学者。コンスタンティノポリスに生まれ,ローマに没。フィレンツェ公会議の前後,数度の訪伊ののち,1456年以降西方に移った…

クランボ crambo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イギリスの古い韻ふみ遊び。 J.ストラットによれば,14世紀にはすでにアリストテレスの ABCという名で知られていた。 17~18世紀の小説によく出てく…

三段論法 さんだんろんぽう syllogismus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
前提となる2個の判断と結論としての判断より成る推論法で,アリストテレスにより基礎がおかれた。その前提の性格に従い,(1) 定言的判断,(2) 仮言的…

ボエティウス(Anicius Manlius Severinus Boethius)

デジタル大辞泉
[480ころ~524ころ]古代ローマ末期の哲学者。アテネに遊学し、プラトン・アリストテレスなどのギリシャ哲学をラテン語訳して中世に伝えた。また、…

ソクラテス Sōkratēs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]前470頃[没]前399ギリシアの哲学者。彫刻家ソフロニスコスと助産師ファイナレテの子。前半生はほとんど不明であるが,後半生,特に晩年はプラト…

ディカイアルコス Dikaiarchos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
前 300年頃のペリパトス学派の哲学者。シチリア島メッシナの出身。アリストテレスの弟子,生涯の大半をスパルタで過した。文学史,音楽史,政治学,…

デュナミスとエネルゲイア dynamis kai energeia; potentiality and actuality

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アリストテレスの形而上学の基本概念。「可能態と現実態」の意。デュナミスは一般には能力や機能と訳されるが,アリストテレスでは現実的に存在する…

目的論 もくてきろん teleology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ギリシア語の telos+logosに由来し,人間の行為ばかりではなく,歴史的現象,自然現象も含めて,万象が目的によって規定され,支配されているとみる…

びがく‐し【美学史】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 美学の歴史的発展を研究する学問。古くはプラトンの美のイデア、アリストテレスの「詩学」などにさかのぼり、一八世紀ドイツのバウムガル…

知は力なり ちはちからなり scientia est potentia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
フランシス・ベーコンのことば。アリストテレス哲学およびスコラ哲学の演繹的形式論理学を排し,知識確立の方法として帰納法をあげた。この帰納法に…

寡頭制【かとうせい】

百科事典マイペディア
少数者が国家の支配権を握る政治形態。英語でoligarchy。アリストテレスやプラトンは貴族制の堕落形態として特徴づけ,君主制(独裁政治),民主制(…

詩学(アリストテレスの著作) しがく Poetica

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代ギリシアの哲学者アリストテレスの著作。原題はPeri poiētikēsといい、「創作(詩作)について」という意味である。日本では詩学という訳語が一…

三段論法 さんだんろんぽう

日本大百科全書(ニッポニカ)
二つの前提から一つの結論を導く論理的推論のこと。間接推理を含む。前提の連言から結論への含意であるといってもよい。ただし、前提も結論も、二つ…

ドゥンス‐スコトゥス

精選版 日本国語大辞典
( Johannes Duns Scotus ヨハネス━ ) イギリスのスコラ哲学者、神学者、フランシスコ会士。アリストテレスの哲学の影響の下にトマス=アクィナスの説…

ブルーノ Giordano Bruno

山川 世界史小辞典 改訂新版
1548~1600イタリアの哲学者。1576年にドミニコ修道会を追われ,西欧各地を転住しつつ哲学的著作に努めた。アリストテレスに反対し,コペルニクスや…

クリュプテイア krypteia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代ギリシア,スパルタの「秘密勤務」と称する制度。エフォロスの派遣した若者が田園地方を巡回し,ヘロットの反乱防止のため危険視される者を夜間…

ギヨーム[オクセル] Guillaume d'Auxerre

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]1231.11.3. ローマ中世の哲学者。ラテン名 Guilelmus Antissiodorensis。パリ大学教授。ボーベの助祭長。独自の道徳論を展開。グレゴリウス…

アリストテレスの錯覚 (アリストテレスのさっかく) Aristotle's illusion

改訂新版 世界大百科事典
触覚に関する錯覚の代表例。手の指を交差させて,その間に豆や棒を挟むと,豆が2個あるいは棒が2本に感じられる錯覚。2本の指で物をつまむように二つ…

ヌース ぬーす nūs

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代ギリシア語で「理性」の意。ただし、順を追って過程的に思考する推論理性ではなく、全体を一挙に把握する直観理性を意味した。したがってアリス…

四元素説 しげんそせつ theory of four elements

日本大百科全書(ニッポニカ)
真に「有るもの」は不生不滅・不変不動であるというパルメニデスの一元論に対し、変化のある感覚世界に立脚して紀元前5世紀に古代ギリシアのエンペド…

ロナルド クレーン Ronald S. Crane

20世紀西洋人名事典
1886 - 1967 米国の批評家。 「新アリストテレス派」のシカゴ批評家グループの一人で、リーダー格として目されていた。1952年シカゴ派批評のアンソ…

エウダイモニア eudaimonia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
「幸福」を意味するギリシア語。原義は各個人の守護神となる,よき euダイモン daimōnに守られている状態のこと。アリストテレスは『ニコマコス倫理…

ディアノイア dianoia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
認識の意のギリシア語。特にプラトンではイデアに対応する直観的認識に対して,数学的なものを対象とする媒介的認識ないしは論理的認識をいう。アリ…

ブレミュデス Blemmydes Wikephoros

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1197. コンスタンチノープル[没]1272ビザンチンの学者。第4回十字軍による占領で生地から小アジアに移り,ニカイアを中心に活躍。歴史家アクロポ…

第一原因 だいいちげんいん prōtē aitia; causa prima; first cause

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アリストテレスの規定によると,「存在であるかぎりの存在」の運動と変化の究極原因としての「不被動の第一の動者」,第一形相として自己自身を思惟…

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