ぎょうくう【行空】
- 改訂新版 世界大百科事典
蕨野行
- デジタル大辞泉プラス
- ①村田喜代子の小説。江戸時代、姥捨ての風習がある村を舞台に、老いと死について描いたもの。1994年刊行。②2003年公開の日本映画。①を原作とする。監…
ぎょう‐じゅう〔ギヤウヂユウ〕【行住】
- デジタル大辞泉
- 行くことと、とどまること。また、立ち居。「動作―がしとやかなりせば」〈逍遥・諷誡京わらんべ〉
ぎょう‐そう〔ギヤウサウ〕【行草】
- デジタル大辞泉
- 行書と草書。[類語]楷書・行書・草書・隷書・篆書・三体・五体・勘亭流
ぎょうそん〔ギヤウソン〕【行尊】
- デジタル大辞泉
- [1057~1135]平安後期の天台宗の僧。源基平みなもとのもとひらの子。諸国を行脚あんぎゃ。祈祷きとうに優れ、天台座主ざすとなった。和歌にもすぐ…
さっ‐こう〔‐カウ〕【刷行】
- デジタル大辞泉
- 印刷して発行すること。印行。〈和英語林集成〉
さっ‐こう〔サクカウ〕【錯行】
- デジタル大辞泉
- 1 交互にめぐること。2 斜めに行くこと。
じゅん‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【遵行】
- デジタル大辞泉
- 室町時代、守護が幕府執政者からの命を受けて下に伝えること。
ざ‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【ざ行/ザ行】
- デジタル大辞泉
- 五十音図で、「さ行」に対する濁音の行。ざ・じ・ず・ぜ・ぞ。
が‐こう〔‐カウ〕【牙行】
- デジタル大辞泉
- 唐代以降の中国で、物品売買のあっせんや商取引の仲介を業とした者。また、そのような仲買業者の組合。
きゃっ‐こう〔キヤクカウ〕【却行】
- デジタル大辞泉
- 後ろにさがること。あとずさり。
えい‐こう〔‐カウ〕【×曳行】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)車などで、引っ張って行くこと。「故障車を工場まで曳行する」
いき‐あたり【行(き)当(た)り】
- デジタル大辞泉
- ⇒ゆきあたり
いき‐あわ・す〔‐あはす〕【行(き)合(わ)す】
- デジタル大辞泉
- [動サ五(四)]⇒ゆきあわす
いき‐がかり【行(き)掛(か)り】
- デジタル大辞泉
- ⇒ゆきがかり
せっ‐こう〔‐カウ〕【摂行】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 職務を代わって行うこと。「政務を摂行する」2 職務を兼ね行うこと。
経行 きんひん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 経典では「きょうぎょう」と読むが,禅宗では「きんひん」と読む。坐禅中に睡気に襲われたとき,疲労したときなどに,一定の場所を経文を称えたりな…
ちゅうこう【厨行】
- 改訂新版 世界大百科事典
行快 (ぎょうかい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鎌倉時代前期の仏師。生没年不詳。快慶の弟子で,1221年(承久3)ころ京都大報恩寺の本尊釈迦如来座像を造る。1219年の長谷寺十一面観音像の再興造営…
こうえき【行役】
- 改訂新版 世界大百科事典
こうしゅ【行首】
- 改訂新版 世界大百科事典
こうそう【行相】
- 改訂新版 世界大百科事典
こうちょう【行帳】
- 改訂新版 世界大百科事典
じん‐こう(‥カウ)【人行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人の通行。ゆきき。[初出の実例]「地の道を往来せらるれば蹕して人行を止るほどに煩人ぞ」(出典:史記抄(1477)一三)[その他の文献]〔…
じゃ‐ぎょう(‥ギャウ)【邪行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① 仏教以外の異教。外道(げどう)の行法。[初出の実例]「或は証余得の思をなして邪行をほしいままにし、自を損し他を損し」(出典:…
じゅう‐こう(‥カウ)【従行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天子あるいは高位高官の人につき従って行くこと。随行。従駕。[初出の実例]「凡従行群官以下給レ馬」(出典:延喜式(927)五)[その他の文…
し‐こう(‥カウ)【至行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 この上もない、よい行ない。非常に立派な行動。しいこう。〔晉書‐武帝紀〕
し‐こう(‥カウ)【恣行・肆行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 勝手気ままに行なうこと。[初出の実例]「管理法は〈略〉自己の判便を興さんが為めに肆行せしむる所に非ず」(出典:彼日氏教授論(1876)…
しっ‐こう(‥カウ)【失行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 過失のある行ないをすること。不正の行ない。道徳や常識からはずれた行為。あやまち。失敗。[初出の実例]「信長病三義昭多二失行一」(出…
しっ‐こう(‥カウ)【疾行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 はやく歩むこと。はやく行くこと。速歩(はやあし)で進んで行くこと。[初出の実例]「乃引レ兵上レ途、兼レ程疾行、至レ於二尼崎一」(出典…
がく‐ぎょう(‥ギャウ)【学行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 学問と仏道の修行。[初出の実例]「施二義淵法師稲一万束一、裒二学行一也」(出典:続日本紀‐文武三年(699)一一月己卯)[その他の文献]〔…
かん‐ぎょう(クヮンギャウ)【観行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。観念という行法の意。心に真理を観ずることが、そのまま実践であることをさす。[初出の実例]「されば教時義第一云〈略〉若真言行者…
かん‐こう(‥カウ)【間行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ひそかに隠れて行くこと。人に悟られないように行くこと。また、忍び歩きすること。微行。潜行。間出(かんしゅつ)。〔漢書‐高帝紀〕
かい‐こう(‥カウ)【蟹行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 蟹(かに)が這(は)って行くこと。また、蟹のように横に歩くこと。よこばい。[初出の実例]「心、其の心に非ずと雖ども、狼顧蟹行虎視眈々…
おこない‐ごえ(おこなひごゑ)【行声】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 修行のために経を読む声。[初出の実例]「苔深きとよらの寺は山伏のおこなひごゑもさびしかりけり〈藤原行家〉」(出典:夫木和歌抄(1310…
ぐん‐こう(‥カウ)【軍行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 軍隊の行動。行軍。また、軍隊を出すこと。[初出の実例]「軍行亦准レ此」(出典:令義解(718)軍防)[その他の文献]〔春秋左伝‐宣公一二年…
さ‐ぎょう(‥ギャウ)【さ行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 五十音図の第三行、すなわち、「さ・し・す・せ・そ」の行。
さん‐こう(‥カウ)【三行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 子が親になすべき、孝養と葬礼と祭事の三つのつとめ。また、人の重んずべき、父母に孝、賢良に友、師長に順の三つの行ない。三道。〔書言…
こう‐や(カウ‥)【行夜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 衛府の官人が、夜中に京城(羅城門の内)を巡回して警備すること。[初出の実例]「凡宮城内外行夜。若有レ犯レ法。行夜主司不レ覚、減二守…
こう‐えい(カウ‥)【行営】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 軍隊が駐屯すること。また、その場所。兵士のとどまり集まっている仮屋。営所。陣屋。陣営。[初出の実例]「応仁丁亥之歳京師新喋レ血公…
こう‐きゃく(カウ‥)【行客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒こうかく(行客)
こう‐さん(カウ‥)【行桟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国で主として港岸に建てられた問屋の倉庫。また、倉庫を持つ問屋。
こう‐ど(カウ‥)【行度】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 進行の度合。進み具合。[初出の実例]「人の習ひ、月星の行度をも悟り」(出典:無名抄(1211頃))
あん‐り【行履】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「あん」は「行」の唐宋音 ) 仏語。日常の一切の行為。行住坐臥のすべて。日常生活。禅宗者の動作一般、身を処することをも指し、サ変…
いき‐がけ【行掛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 行き出す時。行くついで。ゆきがけ。[初出の実例]「往(イキ)がけに駕も誂へて呉なと被仰ますから」(出典:人情本・閑情末摘花(1839‐41)…
いき‐ちが・う(‥ちがふ)【行違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙① こちらから行き、あちらから来る。ゆききする。ゆきかう。ゆきちがう。[初出の実例]「さまざまなる人のいきちがふ」(…
いき‐ぬけ【行抜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 先へ抜けて出ること。抜け通っていること。また、通り抜けられる所。通り抜け。いきぬき。[初出の実例]「いきぬけの庭や鐙摺菊の花」(出…
いき‐ぶれ【行触】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 けがれに行き合って自分もけがれること。踏合(ふみあわせ)。[初出の実例]「いかなるいきぶれにかからせ給ふぞや」(出典:源氏物語(1001‐…
い‐ぎょう(‥ギャウ)【易行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① だれにでもたやすく行なえる仏道修行。やさしい修行。⇔難行(なんぎょう)。[初出の実例]「号二高野聖一、負二空口一令レ頭二陀于…
えん‐ぎょう(ヱンギャウ)【遠行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 死ぬこと。えんこう。[初出の実例]「先以祖父(おやぢ)様の御遠行(ヱンギャウ)で、いかい御ちからおとしよといへば」(出典:咄本・当世口…