おお‐そと(おほ‥)【大外】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 競馬のコースで、各コーナーの最も外側の部分。[初出の実例]「ブルースタンは大外を走破してのタイムだけに」(出典:幻の勝利(1966)〈…
おお‐てがた(おほ‥)【大手形】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、大坂商人が節季に行なわれるべき取引の決済を翌月の三日後に延期するため、両替商あてに振り出し、取引の相手方に渡した手形。
おお‐どう(おほ‥)【大胴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 能楽に用いる鼓(つづみ)で胴筒の大きいもの。大鼓(おおつづみ)。⇔小胴。〔日葡辞書(1603‐04)〕
おお‐にし(おほ‥)【大螺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 貝「あかにし(赤螺)」の異名。〔本草和名(918頃)〕
おお‐ぬさ(おほ‥)【大幣・大麻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 祓(はら)えのときに用いる大串につける幣帛(へいはく)。祓えのあと、人々がこれを引き寄せてからだを撫で、罪やけがれをそれに移したと…
おお‐ねぎ(おほ‥)【大根木】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 正月の門松の根元に立てる割木。年木。袴木(はかまぎ)。
おお‐ば(おほ‥)【大羽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「おおばいわし(大羽鰯)」の略。
おお‐ばか(おほ‥)【大馬鹿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ひどく愚かなこと。また、その人。おおだわけ。[初出の実例]「正直にしてちへのなき、りちぎにまがふ大ばかのおとこ」(出典:仮…
おお‐はち(おほ‥)【大鉢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おおばち」とも ) 大きな鉢。[初出の実例]「船の中には小唄三味線、声色物真似、吉野夷(ゑびす)の艗(へさき)には水の物の大鉢(オホハ…
おお‐ひえ(おほ‥)【大比叡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 比叡(ひえい)山の美称。または、その二つの峰のうち、大きいほうの峰の呼び名。[初出の実例]「隠れはあらじ大比叡の、杉のしるしはなけれども」(出典…
おお‐ひげ(おほ‥)【大髭・大鬚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 長く豊かなひげ。[初出の実例]「大鬚をささげて、のけざまにふして倒れたり」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一)
おお‐ひょうばん(おほヒャウバン)【大評判】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人々に非常によく知られて話題になること。たいへんな評判。だいひょうばん。[初出の実例]「オホヒャウバンノ 名たたる おとに聞」(出典…
おお‐ぶく(おほ‥)【大服・大福】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 茶、薬などの一服の量が多いもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕② 「おおぶくちゃ(大福茶)」の略。《 季語・新年 》[初出の実例]「あすは元…
おお‐ぶろしき(おほ‥)【大風呂敷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きなふろしき。または、大きなふろしき包み。[初出の実例]「又何歟(か)無心大ぶろしきとふみ」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)五)② 現…
おお‐べっとう(おほベッタウ)【大別当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 院の別当の一つ。院庁(いんのちょう)の別当数名のうち、本官が大臣であるものを呼ぶ。鎌倉時代以降の称。執事別当。[初出の実例]「大別…
おお‐みぎり(おほ‥)【大砌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 雨だれを受けるための軒下の石だたみ。[初出の実例]「大みぎりの石を伝ひて、雪に跡をつけず」(出典:徒然草(1331頃)六六)
おお‐みみ(おほ‥)【大耳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きな耳。〔観智院本名義抄(1241)〕② ( 形動 ) 聞く態度がおおらかで、細かいことにまで気をつけないこと。また、そのさま。[初出の…
おおみや‐づかさ(おほみや‥)【大宮司】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おおみやつかさ」とも ) 神官の一つ。伊勢神宮をはじめ熱田、宇佐、阿蘇、香椎、宗像、気比、香取、鹿島などの神宮、神社にあった、…
おお‐やかた(おほ‥)【大屋形・大館】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 大館 ) 大きな建物。② ( ①に住む人の意から ) 一城の主(あるじ)。[初出の実例]「大屋形氏康老中をめされ仰ければ」(出典:武家名目抄…
おお‐よろこび(おほ‥)【大喜・大悦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 非常に喜ぶこと。[初出の実例]「亭主何やら大よろこびの体」(出典:咄本・鹿の子餠(1772)初夢)
大雪山
- 事典 日本の地域遺産
- (北海道)「美しき日本―いちどは訪れたい日本の観光遺産」指定の地域遺産。
大姫 (おおひめ)
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1627年5月23日江戸時代前期の女性。加賀藩主前田光高の妻1656年没
大涌谷
- 事典・日本の観光資源
- (神奈川県足柄下郡箱根町)「関東・観光バスで行く名所100選」指定の観光名所。
大警視 だいけいし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 旧東京警視庁および警視局におかれた官職。 1874年1月 15日旧東京警視庁創設とともに,警視長のもとで,小警視,警部,巡査を総摂し,警視長長期不在…
大斎 たいさい jejunium; fast
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- キリスト教用語。特にカトリックにおいて小斎に対していわれる。小斎が肉食を断つのに対して大斎は完全な断食をいう。ただし現在では緩和されて1日1…
たい‐し【大祀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令制で、一か月間身心を潔斎して行なった最も重要な祭事。後に、践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい)の別名となる。[初出の実例]「凡一月…
だい‐しきゅう(‥シキフ)【大至急】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 非常に急を要すること。おおいそぎ。[初出の実例]「シャンペンだ。船長の所にバーから持って来さしたのが、二三本残ってるよ。十の字三つ…
だい‐しけん【大試験】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きな試験。大事な試験。[初出の実例]「巴律西(パリッシイ)一の大試験を為んと思ひ、三百余の土器を買ひ」(出典:西国立志編(1870‐71…
だい‐じてん【大辞典・大字典】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 すぐれた、また、大規模な字典や辞典。大冊の字引。[初出の実例]「これも読んだのかと取散らしある大字典(ダイジテン)の金字に目を…
だい‐じゅんかん(‥ジュンクヮン)【大循環】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =たいじゅんかん(体循環)〔人体の機能(1952)〕② =たいきかんりゅう(大気環流)
たい‐しょう(‥シャウ)【大匠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「だいしょう」とも ) 技量のすぐれた大工。腕前の立派な職人。名匠。[初出の実例]「臣以二不才一忝承二絲綸命一、汗二代大匠一」(出典…
たい‐しょう(‥シャウ)【大檣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 帆船の三本の帆柱のうちで中央のもの。二本柱の場合は帆船・汽船を問わず後ろのものをいう。後檣。メーンマスト。[初出の実例]「大檣(タ…
だいしょう‐じょう(ダイセウ‥)【大小乗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大乗と小乗。大乗仏教と小乗仏教。[初出の実例]「惣大小乗経律論偽疑録外注疏等肆仟参佰捌拾参巻、帙佰弐拾伍枚」(出典:西大寺資財流記…
だいしょう‐まえ(ダイセウまへ)【大小前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 大小座の前の意 ) 能舞台の、大鼓方と小鼓方の中間の前あたりの場所。舞台正面中央の奥。
だい‐じょう(‥ヂャウ)【大定】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏の三徳の一つ。仏の禅定(ぜんじょう)で、仏の心が澄明であること。[初出の実例]「十力無畏の相は起居するにあり、大定智の相は意気にあ…
たい‐しょうぐん(‥シャウグン)【大将軍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「だいしょうぐん」「だいじょうぐん」とも )① 全軍の指揮官。総大将。〔漢書‐蕭向伝〕② 令制で、三軍を統率する指揮官。三千人以上の…
だい‐しょうこ(‥シャウコ)【大鉦鼓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「たいしょうこ」とも ) 雅楽の打楽器の一つ。管弦に用いる釣鉦鼓より大きく、舞楽に用いる。径四〇センチメートルほどで火焔をつけた…
だいず‐ゆ(ダイヅ‥)【大豆油】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大豆からとれる油。圧搾法や溶剤抽出法でとり出す。半乾性油または乾性油で、食用のほか、硬化油、ボイル油に用いられる。だいずあぶら。
たい‐せい【大青】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アブラナ科の二年草。中国原産で、日本へは享保年間(一七一六‐三六)に渡来し、栽培された。高さ六〇~九〇センチメートル。根葉は大き…
たい‐せつ【大節】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きな節操。重い節義。大義。[初出の実例]「袋硯用二物吉一江秀才之許遣レ召可レ給。文道之大事人之大節也」(出典:明衡往来(11C中…
だい‐せんせい【大先生】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 すぐれた先生。その道の権威者。他人をひやかす時に用いることもある。[初出の実例]「生花では大先生(ダイセンセイ)だの」(出典:滑稽本…
たい‐そう(‥サウ)【大棗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 干したナツメの実。薬用にする。② 大きなナツメ。[初出の実例]「淑景舎の御おととの三の君、あやまりたることはなけれど、大さうにぞ似…
たい‐そう【大簇・太簇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中国音楽十二律の第三律。日本十二律の平調(ひょうじょう)に相当する。〔礼記‐月令〕② 陰暦一月の異称。たいぞく。[初出の実例]「委細略…
だいちょう‐じ(ダイチャウ‥)【大長寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 大阪市都島区東野田町にあった浄土宗の寺。網島の東端にあり、小春、治兵衛が心中した所として有名。
だい‐てんぐ【大天狗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きな天狗。また、位の高い天狗。[初出の実例]「愛宕、高雄の大天狗(ダイテング)などが」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)下)② 非常…
たいとう‐もの(タイタウ‥)【大唐物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 昔、中国から移入・輸入された品物をいった語。転じて、外国物産一般をもいう。とうぶつ。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
だい‐とうあ【大東亜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アジアの東部「東亜」を誇張していう語。[初出の実例]「旅」(出典:旅‐昭和一八年(1943)終刊号・)
たい‐な【大儺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「儺」は疫鬼を追い払うこと )① 大々的に疫鬼を追い払うこと。[初出の実例]「天下諸国疫疾、百姓多死、始作二土牛一大儺」(出典:続日…
だい‐なん【大灘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 はるかな沖合。外洋。
だい‐にほん【大日本】
- 精選版 日本国語大辞典
- =だいにっぽんこく(大日本国)