「アッバース朝の滅亡」の検索結果

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ハフス朝 ハフスちょう Ḥafṣ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
北アフリカ,チュニジアのイスラム王朝 (1228~1574) 。ムワッヒド朝をつくった宗教運動であるムワッヒドゥーン運動の指導者の一人,アブー・ハフス …

サーマーン朝(サーマーンちょう) Sāmān

山川 世界史小辞典 改訂新版
875~999中央アジアのイラン系王朝。8世紀前半にイスラームを受容した地主層出身のサーマーン・フダーを祖とし,一族のナスルが875年にアッバース朝…

サファヴィー朝(サファヴィーちょう) Ṣafavī

山川 世界史小辞典 改訂新版
1501~1736イランの王朝。スーフィー教団を基盤として成立。当初の首都はタブリーズ。のちにカズウィーン,ついでイスファハーン。創始者イスマーイ…

ムスタンシリーヤ学院 ムスタンシリーヤがくいん Al-Mustasnsir Madrasa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
13世紀のアッバース朝カリフ,ムスタンシルによって,1233年にバグダードに造営されたマドラサ。中央に泉水のある中庭をもった,チャハル・イーワー…

アッバース1世 アッバースいっせい `Abbās I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1571.1.27.[没]1629.1.19.イラン,サファビー朝第5代の王 (在位 1587~1629) 。大帝と称される。イギリス人シャーリー兄弟一行より学んだ最新の…

トルコ民族 トルコみんぞく Türk

旺文社世界史事典 三訂版
テュルク諸語を使用する民族の呼称。現在,ユーラシア大陸諸地域に分布原住地には定説がないが,中国史では前2世紀丁零 (ていれい) の名で匈奴 (き…

アミーン al-Amīn 生没年:787-813

改訂新版 世界大百科事典
アッバース朝第6代カリフ。在位809-813年。第2代カリフ,マンスールの姪を母にもっていたため,異母兄アブド・アッラーフ(のちの第7代カリフ,マー…

ゴンバデ‐サブズ(Gonbad-e Sabz)

デジタル大辞泉
イラン北東部の都市マシュハドのハラメモタッハル広場にある霊廟れいびょう。サファビー朝アッバース1世により建造。

カールーン[川] Rūd-e Kārūn

改訂新版 世界大百科事典
イラン南西部を流れる川。ザーグロス山脈中央部のザルデ・クーフ山に源を発し,フージスターンの平原を蛇行して流れながらホラムシャフルでシャット…

イスラーム哲学(イスラームてつがく) al-falsafa

山川 世界史小辞典 改訂新版
ギリシア語のphilosophiaがアラビア語に転訛した名称。特にアッバース朝初期に翻訳されたギリシア語文献の影響で,新プラトン主義的アリストテレス研…

アリー・カプー宮殿 アリー・カプーきゅうでん Ali Qapu Palace

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン,イスファハン旧市街の中央広場から王宮庭園へ入るための門 (カプー) として造られた小宮殿。サファビー朝のアッバース1世らが,広場で行われ…

アブド=アッラフマーン(1世) ‘Abd al-RaḥmānⅠ

旺文社世界史事典 三訂版
731〜788後 (こう) ウマイヤ朝の創始者(在位756〜788)ウマイヤ朝がアブー=アルアッバースに倒されると,彼は北アフリカからスペインに逃れ,コル…

グンデ・シャプール Gunde Shāpūr; Jundī Shāpūr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン南西部フージスターン州のデズフールとシュシュタルの間にあった古代都市。ジュンディ・シャプールともいわれる。3世紀半ばにエデッサやアンチ…

杜環 (とかん) Dù Huán

改訂新版 世界大百科事典
中国,唐代中期の人。生没年不詳。751年(天宝10),高仙芝の率いる唐軍とイスラム軍とのタラス河畔の戦で,イスラム軍の捕虜となり,西方に送られて…

ムフティー Muftī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イスラム法の解釈と適用に関して意見を述べる資格をもつ法学者のこと。イスラム世界での裁判の際,法解釈のうえで困難な問題にぶつかったときは裁判…

ヴォルガ・ブルガール Volga Bulgar

山川 世界史小辞典 改訂新版
7世紀中頃にハザルに攻撃されて西北カフカースからヴォルガ川中流域に移動した一部のブルガール人が建てた国家。その後ハザル可汗(カガン)国の貢納国…

クート Al-Kūt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラク東部,ワーシト県の県都。バグダードの南東約 150km,チグリス川本流と,南流してユーフラテス川に注ぐガッラーフ川が分流する地点に位置し,…

ミンバル minbar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
モスクにおいて通常ミフラーブの向って右に設けられる,階段のついた高壇。会衆礼拝のときここから『コーラン』の1節が唱えられる。ムハンマドが説教…

コンスタンティノス[5世] Kōnstantinos Ⅴ 生没年:718-775

改訂新版 世界大百科事典
ビザンティン皇帝。在位741-775年。父レオ3世のイコノクラスム(聖画崇拝禁止策)を本格化する目的で,教皇も他の東方教会の総主教たちも欠席したい…

ブワイフ朝 ぶわいふちょう Buwayh

日本大百科全書(ニッポニカ)
イラン・イラクを支配したイラン系王朝(932~1062)。ダイラム地方(カスピ海西岸の山岳地帯の古名)出身の、ブワイフ家の三兄弟は、ズィヤール朝に…

カーシャーン(Kāshān)

デジタル大辞泉
イラン中部、イスファハーン州の都市。サファビー朝の離宮があった地として知られ、アッバース1世の廟やゆかりのフィーン庭園がある。また、絨毯じゅ…

バグダード Baghdād

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラクの首都。チグリス川中流河岸に臨む。ペルシア湾の河口から約 560km北西にさかのぼったところに位置し,イラクのほぼ中央にある。古代メソポタ…

カリフ caliph

改訂新版 世界大百科事典
アラビア語ではハリーファkhalīfaといい,元来は〈継承者〉〈代理者〉を意味するが,通常は初期イスラム国家の最高権威者を指す。ムハンマドは後継者…

後ウマイヤ朝 こうウマイヤちょう Umayya

旺文社世界史事典 三訂版
756〜1031イベリア半島に建てられたイスラーム王国。新ウマイヤ朝,西カリフ国の別称があるウマイヤ朝がアッバース朝に滅ぼされたとき,亡命に成功し…

グルジア Gruziya

山川 世界史小辞典 改訂新版
ロシア,トルコ,アルメニア,アゼルバイジャンに囲まれた南カフカースの国。西に黒海,北に大カフカース山脈を望む。紀元前にコルキス王国とカルト…

バグダード Baghdad

旺文社世界史事典 三訂版
西アジアのイラク中央部,ティグリス川右岸の都市メソポタミアの中心地で,762年アッバース朝第2代カリフのマンスールが都市建設を開始して都とした…

バルフ Balkh

山川 世界史小辞典 改訂新版
アフガニスタン北部の都市名。かつてギリシア人のバクトリア王国の首都バクトラとして繁栄した。しかしヘレニズム時代にさかのぼる遺構はなお発見さ…

ファーティマ朝 ふぁーてぃまちょう Fāima

日本大百科全書(ニッポニカ)
北アフリカより興った、イスラム教シーア派の一派イスマーイール派の王朝(909~1171)。アリーと預言者ムハンマド(マホメット)の娘ファーティマの子…

キサーイー al-Kisā'ī 生没年:731-806

改訂新版 世界大百科事典
アッバース朝時代のコーラン読誦者,文法学者。イラン系で,アラブのアサド族のマウラー(被護民)となり,ナジュドやヒジャーズのベドウィンからア…

マフディー mahdī[アラビア]

改訂新版 世界大百科事典
〈導かれた者〉を意味する語。一方で〈神により正しく導かれた者〉という意味にも用いられ,アブラハム,ムハンマド,アリーほか4人の正統カリフ,ア…

イル・ハーン国【イルハーンこく】

百科事典マイペディア
イランにおけるモンゴル王朝。四ハーン国の一つ。チンギス・ハーン(汗)の孫フラグが1258年アッバース朝を倒して建国。首都は初めタブリーズ,後に…

高仙芝 (こうせんし) Gāo Xiān zhī 生没年:?-755

改訂新版 世界大百科事典
中国,唐代玄宗朝の高句麗出身の武将。小勃律(北インド,カシミール北部)と結んだ吐蕃のパミール高原への進出による東西交易ルート遮断に対し,747…

ナーディル・シャー Nādir Shāh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1688.10.22. 北ホラーサーン,クブカン[没]1747.6.19. クーチャンイラン,アフシャール朝の創始者 (在位 1736~47) 。ナーディル・クリー・ベグ…

イブン・ファドラーン Ibn Faḍlān

改訂新版 世界大百科事典
アッバース朝カリフ,ムクタディルの派遣した使節団の一員。生没年不詳。921年6月バグダードを出発,ホラーサーン,ホラズム地方を経由して,約1年後…

セリム1世 セリムいっせい Selim I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1467頃.アマスヤ[没]1520. チョルルオスマン帝国第9代スルタン (在位 1512~20) 。 1512年イェニチェリの支持を受けて,父バヤジッド2世を退けて…

モンタザ‐きゅうでん【モンタザ宮殿】

デジタル大辞泉
《Montaza Palace》エジプト北部の港湾都市アレクサンドリアにある宮殿。市街東部、地中海を見下ろす高台に位置する。19世紀末、ムハンマドアリー朝…

ジャジーラ al-Jazīra

改訂新版 世界大百科事典
ティグリス川とユーフラテス川に囲まれたイラクの北西部とシリアの北東部を含むステップ地帯。水と鉱物資源に富み,イスラム以前からアラブ遊牧民が…

フェルハト アッバース

367日誕生日大事典
生年月日:1899年10月24日アルジェリア民族主義運動の指導者1985年没

マームーン al-Ma'mūn 生没年:786-833

改訂新版 世界大百科事典
アッバース朝第7代カリフ。在位813-833年。イラン人の女奴隷を母にもち,東方諸州の総督となったが,809年の異母弟アミーンal-Amīn(787-813)のカリ…

アミール amīr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
エミールと発音される場合が多い。軍事司令官,地方総督,王子を意味するアラビア語。初期イスラム時代にはアーミルと同義語であったが,ウマイヤ朝…

イル−ハン国 イル−ハンこく Il Khan

旺文社世界史事典 三訂版
1258〜1411フビライの弟フラグがアッバース朝を滅ぼして西アジアに建てたハン国都はカスピ海南西のタブリーズ。モンゴル系四ハン国のうち,元朝に最…

サーマーン朝 (サーマーンちょう) Sāmān

改訂新版 世界大百科事典
中央アジアとイラン東部を支配したイラン系イスラム王朝。875-999年。アム・ダリヤ南のバルフ地方に居住したイラン系地主(ディフカーン)階級に属す…

バールーディー al-Bārūdī 生没年:1839-1904

改訂新版 世界大百科事典
エジプトの軍人,詩人。本名はマフムード・サーミーMaḥmūd Sāmī。軍人として露土戦争に従軍。1881年,エジプト植民地化の窮状打破を目ざすアラービー…

アフワーズ al-Ahwāz

改訂新版 世界大百科事典
イラン南部,カールーン川の下流に位置し,産油地帯であるフージスターン州の州都。ペルシア語ではアフバーズAhvāz。人口94万9054(2003)。アケメネ…

アルプ・アルスラーン あるぷあるすらーん Alp Arslān (?―1072)

日本大百科全書(ニッポニカ)
セルジューク朝第2代のスルタン(在位1063~1072)。セルジューク朝の創始者トゥグリル・ベグの甥(おい)にあたる。奴隷兵を中心とした強力な軍隊を擁…

アーダ ‘āda

山川 世界史小辞典 改訂新版
慣習,慣行を表すアラビア語。イスラーム法学では特に慣習法をさす。イスラーム初期の征服地では,旧支配地,多くの場合サーサーン朝かビザンツ帝国…

バイトゥル・ヒクマ Bayt al-Ḥikmah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッバース朝時代バグダードにおかれた研究・翻訳所。意味は「知恵の館」。 830年カリフ,マームーンがグンデ・シャプールの学院にならって創設した…

バイバルス Baybars al-Bunduqdārī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1223[没]1277.7.1. ダマスカスエジプト,バフリ・マムルーク朝第4代のスルタン (在位 1260~77) 。サラディンと並ぶ中世イスラム世界の英雄。キ…

イスファハーン いすふぁはーん Eşfahān

日本大百科全書(ニッポニカ)
イラン中部、イスファハーン州の州都。エスファハーンともいう。イラン第三の都市で、テヘランの南方420キロメートル、標高1590メートルの高原に位置…

アイバク Aybak 生没年:?-1257

改訂新版 世界大百科事典
バフリー・マムルーク朝第2代スルタン。トルクメン系で,在位1250-57年。中堅クラスのマムルークであったが,シャジャル・アッドゥッルとの結婚を通…

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