Dé・da・lo, [dé.đa.lo;đé.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [固名] 〖ギ神〗 ダイダロス:Minos 王に命じられてクレタ島の迷宮を造ったアテネの建築家・発明家.[←〔ラ〕Daedalus ←〔ギ〕Daídalos(「…
イソクラテス Isokrates
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前436~前338アテネの修辞・弁論家。若くしてソクラテスおよびソフィストたちの影響を受けた。前392年頃青年子弟のための学校を開く。視野の広い政治…
キダシネオン‐どおり〔‐どほり〕【キダシネオン通り】
- デジタル大辞泉
- 《Kydathineon/Κυδαθηναίων》ギリシャの首都アテネの中心部、19世紀頃の古い街並みが残されたプラカ地区にある通り。タベルナと呼ばれる庶民的な食…
メナンドロス〔ギリシア〕 Menandros
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前342~前291アテネの新喜劇最大の作者。当時の世相を描き,「めでたし」に終わる恋を主題とする同工異曲の劇100余をつくったが,その名声はむしろ死…
ヒッパルコス Hipparchos
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前560頃~前514アテネの僭主(せんしゅ)ペイシストラトスの子。父の死後そのあとを継いだ兄ヒッピアスの政治を助けるとともに学芸を奨励したが,前514…
ベートーヴェン:創作主題による6つの変奏曲 ニ長調(「トルコ行進曲」)/piano solo
- ピティナ・ピアノ曲事典(作品)
- ピアノ学習者であれば一度は耳にするであろうベートーヴェンの《トルコ行進曲》である。この愛称は、同じ主題が後に作曲家自身の劇音楽《アテネの廃…
デメトリオス Dēmētrios
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前4世紀初頭に活躍したギリシアの彫刻家。ルキアノスは,彼の制作した肖像画コリントの将軍ペリコスの迫真の写実を称賛している。アテネのアクロポリ…
ドラコン Drakon
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 生没年不詳古代ギリシアのアテネの立法者前621年ごろ,初めて従来の慣習法を成文化した。この法律は,血で書かれたといわれるほど厳しかったが,私的…
a・crop・o・lis /əkrάpəlis | əkrɔ́p-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 アクロポリス(◇古代ギリシャ都市の中心にある丘).2 〔the A-〕アクロポリス(◇ギリシャの首都アテネの城丘;Parthenon 神殿その他の遺跡が…
ダティス Datis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前5世紀頃のアケメネス朝ペルシアの軍人。ペルシアの将軍アルタフェルネスとともにダレイオス1世の軍を率いてギリシア軍と戦い,前 490年アテネの将…
ストア stoa; stylos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 建築用語。古代ギリシア建築の列柱廊,柱廊玄関をいう。ラテン語のポルティクス porticusと同意 (→ポーチ ) 。近年アメリカ考古学会が復元したアテネ…
アリアラテス5世エウセベス・フィロパトル アリアラテスごせいエウセベス・フィロパトル Ariarathēs V Eusebes Philopatōr
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 小アジア東部,カッパドキアの王。在位前 163~130年頃。アリアラテス4世の末子。ローマやセレウコス朝に反抗し,ペルガモンのアッタロス2世と組んで…
中国民主同盟(ちゅうごくみんしゅどうめい)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 中国の民主諸党派の一つ。抗日救国運動の興隆を背景に,知識人を主体として1941年3月に中国民主政団同盟が重慶で成立,44年9月中国民主同盟に改組さ…
ヘロデス・アッチコス Hērōdēs Attikos; Lucius Vibullius Hipparchus Tiberius Claudius Atticus Herodes
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]101頃.マラトン[没]177第2ソフィスト期の名高いギリシアの弁論家。ラテン名ヘロデス・アッチコス。ローマ皇帝ネロ (在位 54~68) の時代にローマ…
エレクテイオン えれくていおん Erekhtheion
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アテネのアクロポリスの北側に建つ古代ギリシアのイオニア式神殿。アテネの伝説上の王エレクテウスと女神アテネおよび海神ポセイドンの3神を祀(まつ)…
クレシラス くれしらす Kresilas
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。古代ギリシアの彫刻家。クレタ島のキュドニア出身で、紀元前5世紀中ごろにアテネで活躍した。代表作に『ペリクレス像』(ローマ時代模刻…
ポリス(都市国家) ぽりす Polis ギリシア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシア古典期の代表的国家形態。一般に「都市国家」と訳される。ポリス(またはプトリスptolis)の語は、元来は小高い丘の頂に営まれた城砦(じ…
テミストクレス Themistokles
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前524頃~前460頃アテネの政治家。名門に生まれ,前493年アルコンとなってピレウスの軍港を建設し,前483年100隻の三段橈船(かいせん)からなる大艦隊…
エレクテイオン
- 百科事典マイペディア
- アテネのアクロポリスにある神殿。前5世紀末完成のイオニア式建築の代表作で,かつてはアテナの神像が安置されていた。敷地の地盤に3mに及ぶ高低差…
シンクベトリル‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【シンクベトリル国立公園】
- デジタル大辞泉
- 《Þjóðgarðurinn á Þingvellir》アイスランド南西部にある国立公園。首都レイキャビクの北東約50キロメートルにあるギャウに位置する。930年、ノルウ…
アニュトス Anytos
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前5~前4世紀のアテナイの政治家。生没年不詳。ペロポネソス戦争中ストラテゴス(将軍)を務め,敗戦後はアテナイの民主政回復のために活躍した。プ…
クレオン くれおん Kleon (?―前422)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アテネの政治家。富裕な皮なめし業者の子。ペリクレスの死後、民衆指導者となり、政策面では、デロス同盟の維持、拡大に意を用いた。ミティレネ(前4…
ミコノス[島]【ミコノス】
- 百科事典マイペディア
- ギリシア南部,キクラデス諸島中の島。アテネの南東約150km。南西方にデロス島がある。山がちで,ブドウ,オリーブなどを産し,漁業が行われる。観光…
けんどうしき【献堂式】[曲名]
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈ドイツ〉Die Weihe des Hauses》ベートーベンの管弦楽曲。1822年作曲。序曲と5曲からなる。ウィーンに新設されたヨーゼフシュタット劇場の…
ヒッピアス Hippias
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- (在位前527~前510)アテネの僭主(せんしゅ)。ペイシストラトスの長男でその後継者。弟ヒッパルコスの死(前514年)後,彼の支配は暴虐となり,前510年…
アギオス‐エレフテリオス‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【アギオスエレフテリオス教会】
- デジタル大辞泉
- 《Agios Eleftherios/Άγιος Ελευθέριος》ギリシャの首都アテネの中心部、プラカ地区にある教会。12世紀に建造されたビザンチン様式の元主教座教会で…
ムネシクレス Mnēsiklēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前5世紀後半に活躍したギリシアの建築家。アテネのアクロポリス入口にペリクレスが献納した,ペンテリコン大理石によるプロピュロン (前 432) の作者…
デルプフェルト
- 百科事典マイペディア
- ドイツの考古学者。オリュンピアの発掘に携わったのち,1882年以後シュリーマンのトロイア発掘に従事。1887年―1912年アテネのドイツ考古学研究所長を…
ゼノン(キプロス) Zenon
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前336〜前264古代ギリシアの哲学者,ストア哲学の開祖ソクラテスやアカデメイア派・キュニコス派の影響を受けて独自の哲学体系を立て,アテネのスト…
エルギン・マーブルズ
- 百科事典マイペディア
- トルコ駐在の英国大使エルギン伯T.ブルース〔1766-1841〕によって,1801年―1803年,アテネのパルテノン神殿から持ち去られ,1816年以後大英博物館に…
アルキフロン Alkiphrōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2世紀のギリシアの作家。ルキアノスの書簡体文学を模倣,新喜劇に題材を取って,前4世紀アテネのさまざまな階層の人々 (漁民,農民,寄食生活者,遊…
エウリュメドンの戦い エウリュメドンのたたかい Battle of Eurymedōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 467年エウリュメドン河口付近でアテネの将軍キモンがアケメネス朝のペルシア軍を海陸2度の戦いで破った会戦。シモニデス作といわれる有名な詩がこ…
Dionigi
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)⸨固名⸩ 1 ディオニージ(男子の名). 2 ディオニシウス・アレオパギタ ~ Areopagita(紀元1世紀頃のアテネの学者). 3 サン・ドゥニ San ~…
ダフニ‐しゅうどういん〔‐シウダウヰン〕【ダフニ修道院】
- デジタル大辞泉
- 《Daphni》アテネの西約10キロメートルにある修道院。ドームの中心にイエス=キリストが描かれている。1990年に「ダフニ修道院群、オシオスルカス修…
ポセイドン‐しんでん【ポセイドン神殿】
- デジタル大辞泉
- 《Naos tou Poseidona/Ναός του Ποσειδώνα》ギリシャ中東部、アッティカ半島南端のスニオン岬にあるドリス式の神殿。海神ポセイドンを祭る。紀元前5…
ツキディデス
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Thūkydidēs ) 古代ギリシアの歴史家。アテネの貴族出身。ペロポネソス戦争に従軍。この戦争を主題とする八巻からなる「歴史」を叙述。厳正な批判精…
財産政治 ざいさんせいじ timocracy
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代ギリシアの政治制度。金権政治ともいう前594年貴族・平民の調停者としてアテネのアルコンに選ばれたソロンは,全市民を財産の評価により4階級に…
ペロポネソス戦争 ぺろぽねそすせんそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 紀元前431~前404年、ギリシアのアテネ陣営とスパルタ陣営との間に戦われた戦争。 前5世紀初めのペルシア戦争の過程で前478/477年に成立した第一次…
ポテイダイア ぽていだいあ Poteidaia
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシア北部、マケドニアのカルキディキ半島にあった古代都市。コリント植民市。半島随一の要所で、ペルシア戦争のとき(前480~前479)ペルシア軍…
バシレウス basileus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアにおいて「王」を意味する語。ホメロスの詩に見出される王は共同体の指導者としての存在で,世襲制であった。すでにホメロスの詩におい…
ソロン Solon
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前640頃~前560頃アテネの政治家。前594年市民から全権を委ねられた執政官(アルコン)となり,借財の帳消しを断行して債務のため隷属状態に陥っていた…
チモテオス Timotheos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前354. カルキス古代ギリシア,アテネの政治家,軍人。コノンの子でイソクラテスの弟子。前 378~356年に多くの対スパルタ戦の指揮をとり,…
しょうしんじょふくいん‐だいせいどう〔シヤウシンヂヨフクインダイセイダウ〕【生神女福音大聖堂】
- デジタル大辞泉
- 《Kathedrikos Naos Evaggelismos tis Theotokou/Ευαγγελισμός της Θεοτόκου》ギリシャの首都アテネの中心部にあるギリシャ正教の大聖堂。アテネお…
テスピス Thespis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前6世紀のギリシア,イカリアの詩人。前 534年頃,アテネの演劇祭の競演で優勝。ディオニュソス神への賛歌であるディチュランボスの合唱のなかに,独…
アテナ・ニケ神殿 アテナ・ニケしんでん Athena Nike
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア,アテネのアクロポリスに建つプロステュロス (全面前柱式) の小神殿。カリクラテスの作と伝えられ,イオニア式の柱頭をもつ。紀元前5世紀後…
エウパトリダイ eupatridai
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア,特にアテネの特権的貴族を総称する語。「高貴な父たちの子たち」の意。前 594年以前彼らは公職を独占し,貴族政をしいたが,ソロンの…
アカデミー(academy/〈フランス〉académie)
- デジタル大辞泉
- 《プラトンが前387年ころアテネの郊外に設立したアカデメイア(Akadēmeia)という学園に由来する》1 西洋近代諸国で、学問・芸術に関する指導者・権…
トルコこうしんきょく〔‐カウシンキヨク〕【トルコ行進曲】
- デジタル大辞泉
- モーツァルト作曲のピアノソナタ第11番第3楽章の通称。当時流行の異国趣味を取り入れたもの。ベートーベンの管弦楽曲。劇付随音楽「アテネの廃墟」の…
アルキビアデス Alkibiades
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前450頃~前404アテネの将軍,政治家。ペリクレスやソクラテスの訓育を受け,環境と才能とに恵まれていたが,ペロポネソス戦争中,スパルタに祖国攻…
伊藤貞夫 (いとう-さだお)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1933- 昭和後期-平成時代の西洋史学者。昭和8年11月20日生まれ。村川堅太郎に師事。昭和56年母校東大の教授となる。平成14年学士院会員。専攻は古…