中国民主同盟(読み)ちゅうごくみんしゅどうめい(英語表記)Zhong-guo min-zhu tong-meng

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中国民主同盟
ちゅうごくみんしゅどうめい
Zhong-guo min-zhu tong-meng

中国民主諸党派の1つ。略称は民盟。前身は 1941年3月重慶で成立した中国民主政団同盟 (主席黄炎培) で,44年9月現在の名称に変更。 45年 10月第1回全国代表大会を開催,張瀾を主席に選出し,各党派による会議の招集,連合政府の樹立,民主国家建設などの政治主張を発表。翌 46年1月政治協商会議に参加,中国共産党代表団と協力関係に入り,国民党一党独裁に反対した。 47年 10月国民政府によって非合法化され解散するが,48年1月ホンコンで再建,49年9月の中国人民政治協商会議第1回全体会議に参加。共産党政権下では,反右派闘争文化大革命で共産党批判の嫌疑で組織は壊滅状態に陥り,活動停止。 79年 10月に第4回全国代表大会を開催して復活し,工作の重点を社会主義現代化建設への奉仕に移行させた。 80年代以降,科学知識の普及を貧困駆逐のための鍵と位置づけ,多面的な行動を行う。会員の多くは中高級知識分子。機関誌は『群言』。

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百科事典マイペディアの解説

中国民主同盟【ちゅうごくみんしゅどうめい】

中国で1944年に結成された民主主義者の団体。前身は1941年香港で結成された中国民主政団同盟。国共(中国国民党中国共産党)いずれにも属さない中立的文化人を主体とした。第2次大戦後国民党の弾圧を受けた。1949年には中国人民政治協商会議に参加。
→関連項目沈鈞儒張瀾馬叙倫

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうごくみんしゅどうめい【中国民主同盟 Zhōng guó mín zhǔ tóng méng】

元来は中国で国民党,共産党に対抗するために結成された第三勢力による民主団体。その前身は抗戦建国同志会。それは第三党,中国青年党,国家社会党,救国会派,職業教育派,郷村建設派の3党3派の幹部が,1939‐40年,憲政運動の促進と各党派の意見調整をはかり,同時に抗日民族統一戦線の強化のために結成したものである。しかし41年,国民党と共産党の対立激化による民族の危機と,彼らに加えられる国民党反動派のファッショ的弾圧に対処し,団結するため,重慶に中国民主政団同盟を組織した。

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