「化合物」の検索結果

10,000件以上


つきもの【付物】 離((はな))れ物((もの))

精選版 日本国語大辞典
付いたものはいずれ離れるときまっているということ。付いたり離れたりして、人の世の定めのないこと。[初出の実例]「客はつきものはなれものにして…

炭化物 たんかぶつ carbide

日本大百科全書(ニッポニカ)
陽性元素と炭素との化合物の総称。カーバイドともいう。一般に陽性の強い元素では塩型炭化物、陽性が弱い元素では、原子半径が小さいとき共有性炭化…

塩化銅 えんかどう copper chloride

日本大百科全書(ニッポニカ)
銅と塩素の化合物。1価および2価の化合物が知られている。(1)塩化銅(Ⅰ)(塩化第一銅) 硫酸銅(Ⅱ)水溶液に塩化ナトリウムを加え、二酸化硫黄(いおう)…

腐敗 ふはい

日本大百科全書(ニッポニカ)
生物の遺骸(いがい)(死んだ個体や組織)や排出物など窒素を含む有機物質が、嫌気的細菌の働きによって不完全分解する現象をいう。タンパク質は、細…

ニトロ化 (ニトロか) nitration

改訂新版 世界大百科事典
有機化合物にニトロ基-NO2を導入する反応の総称。ニトロ基の導入反応には大別して2種類ある。(1)ニトリトアニオンNO2⁻を利用する方法,および(2…

状態図

知恵蔵
相図ともいう。物質が、その置かれた環境に応じ、つまり、温度、圧力、磁場や電場の強さなどの状態変数に対して、どのようにその存在状態(固相、液相…

以物易物 yǐ wù yì wù

中日辞典 第3版
物々交換(をする).

フェノール

百科事典マイペディア
(1)ベンゼン環の水素1原子が水酸基に置換された化合物C6H5OH。石炭酸とも。特異臭のある無色の結晶。融点40.8℃,沸点182.2℃。水に可溶,エチルア…

スルホン化 するほんか sulfonation

日本大百科全書(ニッポニカ)
有機化合物の水素原子をスルホ基-SO3Hに置換する反応。芳香族炭化水素またはその誘導体に、硫酸または発煙硫酸(濃硫酸に多量の三酸化硫黄(いおう)を…

金属カルボニル きんぞくカルボニル metal carbonyl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
配位子としてカルボニル CO をもっている錯化合物。バナジウム,クロム,マンガン,鉄,コバルト,ニッケル,モリブデン,ルテニウム,ロジウム,タ…

トロピリウムイオン トロピリウムイオン tropylium ion

化学辞典 第2版
C7H7+(91.13).シクロヘプタトリエニルカチオンともいう.シクロヘプタトリエン(融点-79.5 ℃,沸点115.5 ℃)のメチレン基のH原子1個を陰イオンとし…

金属指示薬 キンゾクシジヤク metal indicator, metallochromic indicator

化学辞典 第2版
金属イオンのキレート滴定の際に,金属イオンと反応して発色,変色,または濁りを生じることにより,終点を決めるために使用される指示薬.指示薬の…

ブトレロフ Aleksandr Mikhailovich Butlerov 生没年:1828-86

改訂新版 世界大百科事典
ロシアの有機化学者。下級貴族の家に生まれ,カザン大学でジーニンN.N.Zinin(1812-80)とクラウスK.K.Klaus(1796-1869)に化学を学び,初め母校で…

金属霧 (きんぞくむ) metal fog

改訂新版 世界大百科事典
金属と溶融塩が接した系をある温度以上にすると,金属が溶融塩に溶解分散して着色した均一の液体を生ずることがある。このように金属が溶融塩に溶解…

成分

岩石学辞典
(1) 一つの化合物を作る各元素または一つの混合物に含まれる各物質.(2) 相律では,この語は系を構成する各構成部分を示し,化学式によって結合され…

脱硫 だつりゅう desulfurization

日本大百科全書(ニッポニカ)
一般には物質中の硫黄(いおう)あるいは硫黄化合物を除去することをいう。現在では二つの目的のために行われており、第一は、大気汚染防止を主目的と…

共有結合 (きょうゆうけつごう) covalent bond

改訂新版 世界大百科事典
電子対結合ともいう。化学結合の代表的な様式の一つで,原子と原子の間に形式的に最外殻の電子が1~3組の電子対をつくっているとみなされ,しかもそ…

ジエン合成 じえんごうせい diene synthesis

日本大百科全書(ニッポニカ)
ブタジエンなどの共役二重結合をもつジエンと、無水マレイン酸、アセチレンカルボン酸エステルなどの親ジエン体との付加環化反応により6員環状の化合…

combinação /kõbinaˈsɐ̃w̃/

プログレッシブ ポルトガル語辞典(ポルトガル語・日本語の部)
[[複] combinações][女]❶ 組み合わせ,結合combinação de cores|色の組み合わせcombinação de…

-π遷移 (エヌパイせんい) n-π* transition

改訂新版 世界大百科事典
孤立電子対の軌道(n軌道)から空のπ電子軌道(π*軌道)への電子遷移。孤立電子対は化合結合にあずからないので,その軌道をn軌道(nはnon-bonding…

塩素化 (えんそか) chlorination

改訂新版 世界大百科事典
不飽和結合に塩素を付加させる反応および有機化合物中のX-H結合をX-Cl結合に変換する反応をいう。付加反応は,アルケンなどに塩素の四塩化炭素溶液…

自動車排出ガス規制 じどうしゃはいしゅつガスきせい car exhaust control

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
公害を防止するための自動車排出ガスに関する諸種の規制。大気汚染への影響の大きい一酸化炭素,炭化水素,窒素酸化物,鉛化合物について大気汚染防…

残留塩素 ザンリュウエンソ residual chlorine

化学辞典 第2版
水道水や浴場,プールの水を塩素消毒した結果,酸化力を有する化学種として水中に存在する塩素化合物の総称.遊離残留塩素と結合残留塩素とに分類さ…

ポリスルフィド ポリスルフィド polysulfide

化学辞典 第2版
多硫化物ともいう.の一般式で表される重合体の総称.両端にハロゲン基を有する有機化合物と多硫化アルカリの反応,アルカンジチオールの酸化,ジオ…

炭化水素 (たんかすいそ) hydrocarbon

改訂新版 世界大百科事典
目次  性質  所在・用途  大気汚染と炭化水素炭素と水素だけからなる有機化合物の総称。一般式はCnHmであり,糖類の別名である炭水化物carbohy…

ホウ(硼)素化学 (ほうそかがく) boron chemistry

改訂新版 世界大百科事典
ホウ素Bの化合物を取り扱う化学。ホウ素は周期表第ⅢB族の第1に位置する元素であるが,アルミニウム以下の他のⅢB族元素とはわずかな共通点があるだけ…

ほこうそ‐エー〔ホカウソ‐〕【補酵素A】

デジタル大辞泉
《Aは、acetylation(アセチル化の意)の頭文字》パントテン酸を構成成分として含む、補酵素の一つ。末端にあるチオール基が、さまざまな化合物のア…

ピリミジン

百科事典マイペディア
窒素2原子をもつ6員環芳香族複素環化合物。1,3−ジアジンC4H4N2。刺激臭のある結晶ないし液体。融点20〜22℃,沸点124℃。水に易溶。ピリミジン誘導…

ビターン

岩石学辞典
海水から岩塩(halite)の結晶作用の後に残った苦い液体.濃縮した液体は一般にマグネシウム,臭素,沃素の化合物に富み,苦汁(にがり)(bittern)塩…

RAL基準

リフォーム用語集
ラル基準。壁紙に関するRAL(ドイツ商品安全・表示協会)安全品質基準。重金属・安定剤・可塑剤・塩ビモノマー・発泡剤・VOC(揮発性有機化合物)・ホル…

グルタミン

栄養・生化学辞典
 C5H10N2O3 (mw146.15).  略号Gln,Q.グルタミン酸のγ-アミド.動植物タンパク質に常在するアミノ酸.生体内ではアミノトランスフェラーゼの基…

フェニルヒドラジン phenylhydrazine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式は C6H5NHNH2 。ベンゼンのジアゾニウム塩を亜硫酸,塩化スズ (II) などで還元してつくられる無色板状晶または液体。融点 23℃,沸点 241℃。有…

非電解質 ひでんかいしつ nonelectrolyte

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
溶液にした場合に電離してイオンを生じない物質をいい,電解質に対置される物質のことである。代表的なものとしてはショ糖,アルコール,ベンゼンな…

アミノ化 アミノか amination

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
炭素原子に結合している水素原子をアミノ基 -NH2 で置換する反応。直接法としては液体アンモニア中でピリジンにナトリウムアミドを作用させて2-アミ…

追跡子試験 ついせきししけん radioactive tracer examination

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
放射性同位元素 (RI) あるいはそれで標識した化合物を追跡子 (トレーサ) として体内に入れ,その行くえや分布,経時的変化などを調べる方法。各種の…

ピリダジン pyridazine

改訂新版 世界大百科事典
1,2-ジアジンの別名。窒素2原子をもつ6員環芳香族複素環化合物の一つ。窒素2原子がオルト位の位置にあるのでオルトジアジンとも呼ばれた。ピリジン…

刺胞 しほう nematocyst

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
刺胞動物がもつ刺細胞に内蔵された微小構造。触手などの上皮に多数埋まっている。刺激を受けると,球形や卵形などの中空の刺胞嚢の一端から刺糸が発…

水素化ホウ素ナトリウム すいそかホウそナトリウム sodium borohydride

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 NaBH4 。有機化合物の選択的還元剤。水酸化ナトリウムと三フッ化ホウ素エーテル錯合体を加熱してつくる。無色結晶で,400℃まで安定である。水…

スルホン酸 スルホンさん sulfonic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
スルホン基 -SO3H をもつ化合物の総称。一般式 RSO3H で表わされ,R がアルキル基の場合は脂肪族スルホン酸,R がアリール基の場合は芳香族スルホン…

えんか‐アンモニウム(エンクヮ‥)【塩化アンモニウム】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( アンモニウムは[ラテン語] ammonium ) 塩素イオンとアンモニウムイオンとの化合物。化学式 NH4Cl 苦い辛味のある無色の結晶。主用途の…

ラセマーゼ ラセマーゼ racemase

化学辞典 第2版
イソメラーゼの一種.光学活性化合物のラセミ化を触媒する酵素の総称.(1)アラニンラセマーゼなどアミノ酸のDL相互変換を触媒するもの,(2)ラクター…

油性 ユセイ oiliness

化学辞典 第2版
潤滑油の潤滑性能を表す特性の一つで,同じ粘度を有する2種類の潤滑油を同一条件で使用する場合,境界摩擦が異なる場合に用いる用語.摩擦が小さいほ…

キャラクタリゼーション キャラクタリゼーション characterization

化学辞典 第2版
キャラクタリゼーションの一般的な意味は“特徴づけ”であるが,化学では物質や物質系の性質や特徴を明らかにすることをいう.一般に,明確に定義でき…

bi・na・ry /báinəri/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[形]1 2つの,対の.2 《数学》二進法の.the binary notation二進法表記2a 《コンピュ》バイナリの.3 《化学》二元の.a binary compound二元化合…

アルキル化 あるきるか alkylation

日本大百科全書(ニッポニカ)
通常は、有機化合物を構成する原子にアルキル基CnH2n+1-を結合させる反応をいう。アルキル基と結合する原子の種類により、炭素の場合はC-アルキル化…

アルキルアルミニウム aluminium alkyl

改訂新版 世界大百科事典
目次  トリメチルアルミニウム  トリエチルアルミニウム  トリプロピルアルミニウムアルミニウムとアルキル基とが結合した化合物の総称。アル…

ベリマン(Torbern Olaf Bergman) べりまん Torbern Olaf Bergman (1735―1784)

日本大百科全書(ニッポニカ)
スウェーデンの化学者。ウプサラ大学で数学と科学を学び、1756年に卒業。学生時代には昆虫やヒルの研究によってリンネに認められた。同大学の物理学…

アルギニンリン酸 あるぎにんりんさん

日本大百科全書(ニッポニカ)
アルギニンのグアニジン基にリン酸がエステル結合した化合物。化学式は図のようになる。加水分解によりATP(アデノシン三リン酸)と同等のエネルギー…

構造異性 (こうぞういせい) structural isomerism

改訂新版 世界大百科事典
等しい分子式をもつが原子の配列が異なる化合物はたがいに構造異性体であり,この両者の関係を構造異性という。構造異性は異性の起源に応じて次のよ…

ハロゲノホスファゼン ハロゲノホスファゼン halogenophosphazenes

化学辞典 第2版
ホスファゼンのXがハロゲン原子である化合物の総称.六員環,八員環など環状化合物と鎖状の高分子化合物がある.【Ⅰ】六員環化合物:(1)ヘキサクロロ…

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android