補助人 ほじょにん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 成年後見制度において、被補助人(「精神上の障害に因り事理を弁識する能力が不十分なる者」で、家庭裁判所から補助開始の審判を受けた者)に対して…
マレー人 まれーじん Malay
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 本来は、マレー語の「ムラユMelayu」を語源とする人種・民族名称である。もっとも狭義の解釈としては、今日のマレーシア連邦が定めた「イスラム教を…
ローデシア人 ろーでしあじん Rhodesian man
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →カブウェ人
フリジア人 ふりじあじん Friesian
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 北海沿岸のオランダ、ドイツ、デンマークの北部に細く長く弧状に連なる島々、フリジア諸島に住む民族。フリース人ともいう。フリジア諸島はヨーロッ…
フルリ人 ふるりじん Hurrians
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 西南アジアのカフカス山脈の南麓(なんろく)地方を原住地とする山岳民族。紀元前3000年ごろから原住地を離れ、北メソポタミアに移動を始めた。前18世…
かず‐びと【数人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① どこにでもいる、ありふれた人。② 数多くいる人。おおぜいの人。[初出の実例]「尾張の長田(おさだ)がたちにて、長田が子ども、その数人…
かせぎ‐にん【稼人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =かせぎて(稼手)①[初出の実例]「肝心の稼(カセ)ぎ人(ニン)が戻らないのに」(出典:人情本・妹背鳥(1842‐44頃か)前)② =かせぎて(…
かたち‐びと【形人・容人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 顔かたちの美しい人。[初出の実例]「ちちおとど、さるかたち人にて、つらねてまゐりたまふに、さらにおやことも見えず」(出典:宇津保物…
かつ‐じん(クヮツ‥)【活人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 生きている人。生命ある人。[初出の実例]「僕斯言の活人(クヮツジン)の唇より出るを聞んと願ふや既に久し」(出典:花柳春話(1878‐79)…
めずらし‐びと(めづらし‥)【珍人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 珍しい人。たまにたずねて来た人。珍客。[初出の実例]「めつらし人をもまづとこそ、ここにこれ彼れものし給へりけるに」(出典:宇津保物…
めんかい‐にん(メンクヮイ‥)【面会人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 面会を求める人。[初出の実例]「伝染病だから面会人(メンクヮイニン)は拒絶される」(出典:閑耳目(1908)〈渋川玄耳〉大病)
らい‐にん【癩人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ハンセン病の患者をいった語。現在では用いない。らいじん。〔貞享版沙石集(1283)〕
りき‐じん【力人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 力の強い人。また、相撲取り。力士。力者。りょくじん。[初出の実例]「朝庭に力人有りと聞きて試みむと念ひ」(出典:日本霊異記(810‐824…
りょうり‐にん(レウリ‥)【料理人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 料理をする人。料理することを業とする人。料理番。[初出の実例]「秀吉公御代に、台所衆、朝は日之出に参、台所の前に鐘あり。其鐘をつか…
るす‐にん【留守人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 留守番をする人。留守居。[初出の実例]「山雲在昔去来物、魚鳥如今留守人」(出典:本朝麗藻(1010か)下・秋日到入宋寂照上人旧房〈藤原…
フランス‐じん【フランス人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① フランス国籍を有する人。② 白色人種の一つ。北方人種・アルプス人種・地中海人種・ロレーヌ人種などがある。[初出の実例]「此処を払良…
ぶりょく‐じん【無力人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 貧乏人。〔日葡辞書(1603‐04)〕
ろ‐じん【路人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 道路を往来する人。また転じて、利害関係のない人。[初出の実例]「軍敗れ運尽きぬれば、名将勇士も或は路人(ロジン)の為に獲えられ」(出…
ぜんじん 全人
- 小学館 和伊中辞典 2版
- persona(女) completa ◎全人教育 全人教育 ぜんじんきょういく educazione(女) completa
はな‐びと【花人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 花のように美しい人。また、花を見る人。《 季語・春 》[初出の実例]「都をばいかに花人春たえて東の秋の木葉とはちる」(出典:海道記(1…
はふり‐と【祝人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =はふり(祝)
ひ‐だり【一人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ひとり(一人)[ 一 ][初出の実例]「蝦夷(えみし)を毗利(ヒダリ)百(もも)な人」(出典:日本書紀(720)神武即位前・歌謡)
ひと【人】 定((しず・さだ))まる
- 精選版 日本国語大辞典
- 人々が寝しずまる。[初出の実例]「蔓草露深し人定まって後、終霄雲尽きぬ月の明らかなる前〈小野篁〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
ひと‐あか【人垢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人の垢。人の肌または衣類や物についた垢。② 他人の垢。→人垢は身につかぬ
ひと‐あきない(‥あきなひ)【人商】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人身を売買すること。また、それを業とする人。人買。[初出の実例]「且称二人商一専二其業一之輩」(出典:近衛家本式目追加条々‐弘長元年…
ひと‐あたり【人当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人に対する応対ぶり。応対の際に、人に与える感じや印象。人づきあい。[初出の実例]「酷吏は人あたりが、〈略〉ようもない者ぞ」(出典:…
ひと‐おめ【人怖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ひとおじ(人怖)[初出の実例]「知音の男、むくちにて、ことに、人おめしたる人なれば」(出典:評判記・寝物語(1656)一九)
ひと‐か【人香】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ひとが」とも ) 人の移り香。人のかおり。[初出の実例]「いとなつかしき人かにしめるを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)空蝉)
ひと‐かわり(‥かはり)【人代】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他の人と代わること。また、その人。代理人。代わりの人。[初出の実例]「人代りと云ことは制禁なるべし」(出典:政談(1727頃)一)
ひと‐くい(‥くひ)【人食】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人間の肉を食うこと。また、その風習。食人。カニバリズム。[初出の実例]「殊に人啖(ヒトクヒ)の風俗に馴れたる時は」(出典:亜非利加内…
ひと‐しゅう【人主】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人を使う身分の人。主人。主。[初出の実例]「人しうにはなりたい物でござる」(出典:狂言記・福渡(1660))
ひと‐ぜり【人競】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人が先をきそってひしめくこと。人の込みあうこと。人ごみ。[初出の実例]「いまだ九歳なれば小腕をとられ、人ぜりにおしたふされ」(出典…
ひと‐ぞめき【人騒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )① 人が込み合って騒がしいこと。人の話し声がざわざわすること。また、人騒がせであること。また、そのさま。人のざわめき。[初…
ひと‐だち【人立】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ひとだかり(人集)[初出の実例]「夥敷う人立が有るが」(出典:虎寛本狂言・磁石(室町末‐近世初))「往来の人立(ヒトダ)ちがしをるは…
ひと‐ちがい(‥ちがひ)【人違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 他の人をその人だと思いちがいすること。ひとたがい。ひとたがえ。ひとちがえ。ひとまちがい。ひとまちがえ。[初出の実例]「凡可レ為レ…
ひと‐ぬし【人主】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人君。きみ。君主。[初出の実例]「かの荘宗の事は、後の人主の鑑させ給ふべき御事にこそ侍れ」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)中)②…
ひと‐の‐ひ【人日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「人日(じんじつ)」の訓読み ) 陰暦正月七日の称。《 季語・新年 》 〔匠材集(1597)〕[初出の実例]「人の日の古き事する伏屋哉〈蕉雨…
ひと‐まかせ【人任】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他人に一任すること。また、他人にまかせきりにして、そのするままになっていること。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「人まかせ…
ひと‐まじわり(‥まじはり)【人交】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他人との交際。世間づきあい。ひとづきあい。ひとまじり。ひとまじろい。[初出の実例]「をのれが年よりわかき人に、〈略〉ひとましはりを…
ひとりゅうど(ひとりうど)【独人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ひとりびと(独人)」の変化した語 ) ひとりもの。また、みよりのない者。孤立無援の者。鰥寡(かんか)。やもお。やもめ。[初出の実例…
ボーア‐じん【ボーア人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒ブーアじん(━人)
みつ‐じん【蜜人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自然に、または人工を施すことによって、死体のいつまでも原形をとどめているもの。みちひと。ミイラ。[初出の実例]「異国にも蜜人となる…
みな‐ひと【皆人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 その場にいる人、全員。すべての人。みなひとびと。[初出の実例]「みな人、乾飯のうへに涙おとしてほとびにけり」(出典:伊勢物語(10…
みょうだい‐にん(ミャウダイ‥)【名代人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名代をつとめる人。代理となる人。[初出の実例]「人民の名代人なる者相会して国政を議し毫(け)も私なきは亜米利加合衆国を以て最とす」(…
むた‐り【六人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人の数六つ。六人。[初出の実例]「浮世風呂の風呂の中にて、女の数が五人(いつたり)、六人(ムタリ)七人(ななたり)ぢかく居はべりて」(出…
ひん‐にん【貧人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「びんにん」とも ) =ひんじん(貧人)[初出の実例]「貧(ヒン)人見ゆれば皆あたへて」(出典:発心集(1216頃か)七)「貧人(ヒンニン)…
フィリスティア‐じん【フィリスティア人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( フィリスティアはPhilistia ) 古代パレスチナの民族。旧約聖書ではペリシテ人(パレスチナの語源)。紀元前一三世紀末、エーゲ海方面か…
ふくろく‐じん【福祿人】
- 精選版 日本国語大辞典
- =ふくろくじゅ(福祿寿)[ 二 ][初出の実例]「ふくろくしんへ運上を上げ、みけんじゃうへつりをとられるといふ面だ」(出典:洒落本・青楼娭言解(18…
ふた‐り【二人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 二個の人。両人。ににん。[初出の実例]「葦原の しけしき小屋に 菅畳 いやさや敷きて 我が布多理(フタリ)寝し」(出典:古事記(712)中・…
パリサイ‐びと【パリサイ人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 紀元前後の時代に活躍したユダヤ教の一派。民衆から離れ、律法を厳格に守ることを主張する排他的形式主義の立場。キリスト迫害の主動的役割を果たし…