デジタル大辞泉
「とっぽい」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
とっぽ・い
〘形口〙
① 頓智があり利を見るに敏だ、抜け目がない、ずるいなどの意でいう、盗人・てきや
仲間の
隠語。
② すばやい、大きい、生意気だなどの意でいう、不良仲間の隠語。
※夢声半代記(1929)〈
徳川夢声〉月給十円時代余録「
下足番までが『ヘン、
オレの
下足の出しっ振りがトッポいから、斯う客が安心して詰めかけるのよ』と
タコを上げる」
※香具師奥義書(1929)〈和田信義〉香具師恋愛術・
ラリコ「あのラリのヤチのトッポイと来てはお話にならねえな!」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報