デジタル大辞泉
「一刻」の意味・読み・例文・類語
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ひと‐きざみ【一刻】
〘名〙
※
源氏(1001‐14頃)
桐壺「いまひときざみの位をだにと、贈らせ給ふなりけり」
② 第一の列。第一級。第一位。
※源氏(1001‐14頃)若菜下「その
御前の御遊びなどに、ひときざみに
えらばるる
人人」
いっ‐こく【一刻】
〘名〙
① 昔の
一時(ひととき)の
四分の一。現在の約三〇分。また、
中国で
一昼夜を昼五十刻、夜五十刻に分けたその
一つ、すなわち約一五分間をいう。〔
宋書‐礼志〕
② わずかな時間。ひととき。瞬時。
※虎明本狂言・
入間川(室町末‐近世初)「一刻もはやう国本へくだらうと思ふ」 〔漢書‐武五子伝〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「一刻」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報