寸時(読み)スンジ

デジタル大辞泉 「寸時」の意味・読み・例文・類語

すん‐じ【寸時】

わずかな時間寸刻。「寸時もゆるがせにできない」
[類語]しばら一寸片時寸秒寸刻一刻瞬間一瞬瞬時刹那一刹那とっさ数刻束の間たまゆら須臾しゅゆ電光石火短いしば暫時少時ひとしきり時の間瞬く間見る間に一時いっとき一時ひととき半時寸陰短時間一時一時的かりそめ短日月短時日一朝一朝一夕はかないあっと言う間間髪をれず

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精選版 日本国語大辞典 「寸時」の意味・読み・例文・類語

すん‐じ【寸時】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「すんし」 ) わずかの時間。ほんの短い間。寸刻。寸秒。
    1. [初出の実例]「仍先年致住山之砌、真俗共御懇志之段、不身上之儀、寸時無忘却候」(出典醍醐寺文書‐(年未詳)(室町)五月二五日・僧伝盛書状)
    2. 「二日ばかりは寸時も外へ出ず」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉七八)

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普及版 字通 「寸時」の読み・字形・画数・意味

【寸時】すんじ

少時。

字通「寸」の項目を見る

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