数刻(読み)スウコク

デジタル大辞泉 「数刻」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「数刻」の意味・読み・例文・類語

す‐こく【数刻・数剋】

  1. 〘 名詞 〙すうこく(数刻)
    1. [初出の実例]「見参数刻」(出典:明月記‐治承五年(1181)一二月一九日)
    2. 「東西南北に入り乱れて、同士討ちをする事数尅(スコク)也」(出典太平記(14C後)八)

すう‐こく【数刻】

  1. 〘 名詞 〙 三~四刻、五~六刻ぐらいの刻数をばくぜんという語。古くは「すこく」。
    1. [初出の実例]「両所において敵味方の砲戦数刻(スウコク)に及べども」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「数刻」の読み・字形・画数・意味

【数刻】すうこく

しばらく。

字通「数」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む