デジタル大辞泉
「玉響」の意味・読み・例文・類語
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たま‐ゆら【玉響】
- 〘 名詞 〙 時間の経過のごくわずかなさまをいう。しばしの間。ほんの少しの間。暫時。副詞的にも用いる。
- [初出の実例]「たまゆらに昨日のくれにみし物をけふのあしたにこふべき物か」(出典:人麿集(11C前か))
- 「しばしもこの身を宿し、たまゆらも心を休むべき」(出典:方丈記(1212))
玉響の補助注記
「万葉‐二三九一」の「玉響昨夕見物」の古訓、「たまゆらにきのふのゆふべみしものを」から生じた語と思われる。「ゆら」は、玉のふれあう音。その音をかすかなこととし、そこから短い時間の意に転じたものとする。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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玉響(たまゆら)
長岡良子による漫画作品。古代幻想ロマンシリーズ第4弾。藤原史(不比等)は異母弟・首の不思議な力に気付いていた。『ボニータ』1984年11月号~1985年12月号に連載。秋田書店ボニータコミックス全1巻。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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