デジタル大辞泉
「出店」の意味・読み・例文・類語
しゅっ‐てん【出店】
[名](スル)店を出すこと。「学園祭に出店する」
[補説]「でみせ」と読めば別語。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
で‐みせ【出店】
〘名〙
① 本店から分かれて、
他所に出した店。支店。分店。でだな。
※俳諧・天満千句(1676)三「京江戸の外にて鹿の鳴はなけ〈未学〉 出見世本宅萩の下道〈宗恭〉」
※俳諧・大坂独吟集(1675)下「光る灯心三筋四つ辻 小まものや出見せのめがねめさるべし〈
重安〉」
③ 比喩的に、大もとのものから分かれ出たもの。
本流に対する
支流、幹に対する枝の類など。
いで‐みせ【出店】
〘名〙
① 本店から分かれてよそに出した店。支店。でみせ。
で‐だな【出店】
〘名〙 でみせ。支店。
※雑俳・雪の笠(1704)「はるばると・鬼のでだなのらしゃう門」
※洒落本・青楼昼之世界錦之裏(1791)「京都の出店(デタナ)に居り番頭を仕る算右衛門と申ものでござります」
しゅっ‐てん【出店】
〘名〙 ある地域、場所に店を出すこと。
※米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三「各国有名の会社、一も巴黎に出店せざるものなし」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報