吉事（読み）キチジ

デジタル大辞泉

きち‐じ【吉事】

めでたい事柄。縁起のよい事柄。きつじ。⇔凶事きょうじ。
[類語]慶事・好事・おめでた・寿ことぶき・吉きち・めでたい・喜ばしい・慶賀・恭賀・謹賀・奉賀・奉祝・慶祝・大慶・同慶・御慶ぎょけい・慶福・祝賀・祝着しゅうちゃく・祝福・祝勝・喜ぶ・大吉・祝い事・晴れの日・賀する・祝う・祝する・ことほぐ・佳日・吉日・恐悦

よ‐ごと【^▽吉事】

よい事柄。めでたいこと。きちじ。
「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ―」〈万・四五一六〉

きつ‐じ【吉事】

⇒きちじ（吉事）

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

きち‐じ【吉事】

〘名〙

① よろこびごと。めでたいこと。縁起のよいこと。きつじ。

※続日本紀‐天平宝字二年（758）三月辛巳「雖_レ懐_二感傷_一、為_レ礼所_レ防。俯従_二吉事_一」

※浄瑠璃・国性爺合戦（1715）三「なう家の吉事はかさ成物」

② 江戸時代、葬儀をいう忌みことば。

きつ‐じ【吉事】

〘名〙 ＝きちじ（吉事）①〔文明本節用集（室町中）〕〔礼記‐曲礼上〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【吉事】きつじ

吉礼。

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出典　平凡社「普及版 字通」