同慶(読み)ドウケイ

デジタル大辞泉 「同慶」の意味・読み・例文・類語

どう‐けい【同慶】

相手慶事自分にとっても喜ばしいと、ともに喜ぶ気持ちを表す語。「御同慶の至りに存じます」
[類語]大慶御慶ぎょけい慶賀恭賀謹賀奉賀奉祝慶祝慶福祝賀祝着しゅうちゃく祝福祝勝めでたい喜ぶ慶事吉事好事おめでた寿ことぶききち大吉祝い事晴れの日賀する祝う祝することほぐ佳日吉日恐悦

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精選版 日本国語大辞典 「同慶」の意味・読み・例文・類語

どう‐けい【同慶】

  1. 〘 名詞 〙 お互いにめでたいこと。同様に慶すべきこと。ともに喜ぶこと。「ご同慶のいたり」などと用いる。〔永代節用無尽蔵(1831)〕
    1. [初出の実例]「今日は快晴(てんき)御同慶で御座ります」(出典洒落本・苦界船乗合咄(1867)上)
    2. [その他の文献]〔晉書‐楽志上〕

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普及版 字通 「同慶」の読み・字形・画数・意味

【同慶】どうけい

ともに喜ぶ。晋・陸機〔弁亡論、下〕其の安きには則ち黎元(れいげん)(人民)之れと慶を同(とも)にし、其のきにんでは、則ち兆庶(万民)之れと患(うれ)へを同じうす。

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