デジタル大辞泉
「喜ばしい」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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よろこばし・い【喜・悦】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]よろこば
し 〘 形容詞シク活用 〙 ( 動詞「よろこぶ(喜)」の形容詞化 ) よろこびたくなるような状態である。快く満足な気分である。うれしい。よろこぼし。- [初出の実例]「懿哉(よいかな)や、悦(ヨロコハシキ)や、天、博(おほひ)なる愛(みくしひ)を垂れて」(出典:日本書紀(720)清寧二年一一月(熱田本訓))
- 「某がふしんも大かた成就して、此様な悦ばしい事は無いやい」(出典:虎寛本狂言・三本柱(室町末‐近世初))
喜ばしいの補助注記
挙例の「書紀」は室町時代の訓であり、上代語での確例に「ヨロコバシ」はなく、ヨロコボシであった。時代が下るにつれて、ヨロコバシの例が増加し、ヨロコボシは中世以降ほとんど例を見ない。
喜ばしいの派生語
よろこばし‐げ- 〘 形容動詞ナリ活用 〙
喜ばしいの派生語
よろこばし‐さ- 〘 名詞 〙
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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