ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウチワエビ」の意味・わかりやすい解説
ウチワエビ
Ibacus ciliatus
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
節足動物門甲殻綱十脚目ウチワエビ科に属するエビ。体長20センチメートルに達する。房総半島以南に分布し、水深70~250メートルの砂泥底にすむ。黄海、フィリピン近海、オーストラリア東岸からも記録され、食用とされているが、いずれの海域でも市場に出回るほど多くない。体は背腹に著しく扁平(へんぺい)で、とくに頭胸甲と第2触角は幅が広く、周縁は鋸歯(きょし)状に刻まれている。頭胸甲は前側角から斜め後方に深い切れ込みがあり、その前葉の前縁に8~10歯、側縁に1~5歯、後葉の側縁に10~12歯がある。近縁のオオバウチワエビI. novemdentatusでは、頭胸甲の後葉側縁の歯が6~7である。
[武田正倫]
地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
7/22 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
6/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新