翻訳|emery
emery
コランダムかスピネル,または両者を主成分とし磁鉄鉱・赤鉄鉱を含む鉱石。暗灰色または黒色の外観を呈する。米国ニューヨーク州・ギリシアのナクサス島・トルコ・旧ソ連などで産出。火成岩のセグリゲーションやアルミナ質原岩の変成産物とそれに由来する砂鉱床がある。日本では新木浦鉱山に産出。エメリーまたは金剛砂の商品名で研磨材に用いるほか,舗装道路の滑り止めなど。
執筆者:矢島 淳吉
参照項目:コランダム鉱床
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
金剛砂ともいう.コランダムと磁鉄鉱とがきわめて均一に分散している砂状の鉱物.石英,赤鉄鉱,ダイヤスポアなどをわずかに含み,研磨材として用いられる.ボーキサイトを焼成し,天然品と類似の鉱物組成にした人造エメリーもある.人造コランダムのように鋭利な角をもたないため,研磨の際に深いきずを残さない利点があり,研磨布紙(エメリーペーパー),バフ研磨用に用いられている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…比重4.0~4.1。コランダム,磁鉄鉱あるいは赤鉄鉱,スピネルなどが複雑に混じり合ったものをエメリーemeryといい,粒状,黒色ないし灰黒色である。コランダムの産状は多様で産地も多いが,(1)ペグマタイトあるいはケイ酸分に乏しい火成岩の構成鉱物として,(2)アルミナに富む堆積岩,ボーキサイトなどの再結晶によって,(3)火成岩,大理石などが交代作用を受けて,(4)蠟石鉱床などの熱水変質帯に産出あるいは生成する。…
…金剛砂は柘榴石の小結晶。エメリーともいう。玉石を切り,研磨するのに用いる。…
※「エメリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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