かに座(読み)かにざ(英語表記)Cancer

翻訳|cancer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

かに座
かにざ
Cancer

蟹座。しし座とふたご座の間,赤経約8時 30分,赤緯約 20°にある黄道星座で3月下旬の宵に南中する。すべて4等以下の星で目立たないが,γ,δ,θ,η の4星でつくられた四角形の中にプレセペ星団またはビーハイブ Beehive (蜜蜂の巣) と呼ばれる有名な散開星団 M44が肉眼でぼんやりと見られる。占星術では黄道十二宮の第4座。ギリシア神話によると,このかにはヘラクレスがレルネの水へび (→ヒュドラ ) と戦っているときに彼のじゃまをして踏みつぶされたが,ヘラクレスを憎む女神ヘラにより天の星座に加えられたという。

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デジタル大辞泉プラスの解説

かに座

株式会社シーズが手がけるバリアフリーの椅子。1997年、同社との合併前の株式会社無限工房が企画開発して販売開始(両社は2016年に合併、権利義務はシーズが継承)。立ちあがりやすく、膝への負担が少ないようデザインされている。改良型の「かに座PLUS」もある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

かに座
かにざ / 蟹座

春の宵、南の頭上高く昇る星座。ふたご座のポルックスと、しし座のレグルスのほぼ中間にある。ギリシア神話では、ヘラクレスに踏みつぶされた大きな化けガニとして登場する。黄道第4星座として古来重要視されてきた星座で、その起源は5000年の昔にさかのぼる。月のない暗夜には、その甲らに相当する部分にぼんやり広がる光芒(こうぼう)が肉眼で認められる。これはM44、またはプレセペとよばれる散開星団で、双眼鏡でも小さな星がハチの群れのようにひとかたまりになった姿を楽しむことができる。[藤井 旭]

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