「やは」は上代に例が見られるが、「かは」は中古になってから現われた。文中用法で係り結びを起こし、疑問や反語の意を表わす点は「か」の用法と同じだが、「か」よりも反語を表わす傾向が強い。文末用法ではその傾向がさらに強くなる。「は」が付くことによって反語の意を明示的に表わし、「か」との機能分担を行なっていると見られる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...