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ちまき(粽) ちまき

百科事典マイペディアの解説

ちまき(粽)【ちまき】

米粉やもち米粉等をこね,ササ,チガヤマコモ等の葉で三角に巻いてイグサで結んで蒸した餅(もち)の一種。ういろう粽,くず粽,ようかん粽等もある。端午節供供物とするが,元来は中国で水神へのささげ物であったのが,汨羅(べきら)の淵に投身した屈原故事と結びつき,彼の命日である5月5日にその霊をしずめるための供物とされたものである。

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世界大百科事典 第2版の解説

ちまき【ちまき(粽)】

もち米その他の材料をササやマコモの葉に包んでイグサなどで結び,蒸したり煮たりして作る餅の一種。〈糉〉〈角黍〉とも書く。一般に5月5日の節供に食べたり贈ったりするが,この風習は5~6世紀ころの中国に始まる。初めは水神のささげ物とされたが,後に汨羅(べきら)のふちに投身した屈原(くつげん)の伝説と結びつき,彼の命日とされる5月5日にキビの餅をマコモで巻いて牛の角の形にしたものを湖や川に投ずるようになった。

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世界大百科事典内のちまき(粽)の言及

【イグサ(藺草)】より

…江戸時代には各地で灯心用の栽培があった。現在もわずかに民間薬として使われ,また芯をとった皮はちまきを巻くのに使われている。【星川 清親】
[歴史]
 栽培の起源は古いが,書院造が始まる室町時代,とくに江戸時代以後栽培は普及,特産地として備後,備中が著名である。…

【端午】より

…竜舟は,船首に竜の彫刻や飾り物を施した舟で,競漕という娯楽としての要素のほかに,水死者の霊を慰め,同時に蛟竜水獣を鎮めて,水害を防ぎ,雨を乞い,五穀の豊穣を祈ったものである。粽(ちまき)を食べることの由来も屈原伝説に仮託されるが,同じく水神を祭り,豊穣を祈念したものであったと考えられる。 なお端午の起源・由来について明示する文献は,後漢以前にさかのぼるものはなく,古来さまざまな解釈がなされてきた。…

※「ちまき(粽)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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