ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドゥーメルグ」の意味・わかりやすい解説
ドゥーメルグ
Doumergue, Gaston
[没]1937.6.18. エグビーブ
フランスの政治家。第三共和政第12代大統領(在任 1924~31)。法律を学び,インドシナ,アルジェリアで弁護士を開業。1893年下院議員,急進社会党に所属。1902~05年植民地大臣,1906年商業大臣,1908~10年文部大臣。1910年上院議員。1913~14年首相兼外務大臣。1914年植民地相,1915~17年無任所大臣。1923年上院議長。1924~31年大統領。1934年社会党と共産党を除く議会の全勢力を傘下に収めた挙国一致内閣を組織し,行政権強化の憲法改正を提案したが,左派の反対で敗れ退陣。
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