デジタル大辞泉 「にも」の意味・読み・例文・類語
に‐も
《格助詞「に」+係助詞「も」》
1 格助詞「に」に並列・列挙や強調などの意を加える。「ぼく
「かばかり守る所に、天の人―負けむや」〈竹取〉
2 (「…にも…ない」「…にも…ず」の形で、下に上の動詞の可能形を置き)その動作がどうしてもできない、または、その動作をするのをためらう、という意を表す。「歩く
《接続助詞「に」+係助詞「も」》(多く「…うにも」の形で)逆接の仮定条件を表す。「運転しよう
《断定の助動詞「なり」の連用形+係助詞「も」》…でも。
「あぢきなきすさびにて、かつ