ひやっと(読み)ヒヤット

デジタル大辞泉 「ひやっと」の意味・読み・例文・類語

ひやっ‐と

[副](スル)
瞬間的に冷たく感じるさま。ひやりと。「ひやっとした湧き水
恐怖や驚きで緊張するさま。ひやりと。「財布をなくしたかとひやっとする」
[類語]総毛立つ背筋が寒くなるぞっとする肌に粟を生じる身の毛がよだつ鳥肌が立つひやりと冷や汗冷汗三斗寒心慄然びくっとぎっくりどきんどきどきどきっとはらはらあっとはっとぎょっとぎくりとどきりとびくりわなわながたがたがくがくぶるぶるひくひくびくびくぴくぴくぴくり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ひやっと」の意味・読み・例文・類語

ひやっ‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. 水や空気などが、肌につめたいさまを表わす語。
  3. 不安や驚きで、一瞬心が強くしめつけられるように感じるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「覚えずひやっとした事さへある」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android