ぶるぶる(読み)ブルブル

デジタル大辞泉 「ぶるぶる」の意味・読み・例文・類語

ぶる‐ぶる

[副](スル)小刻みに震動するさま。また、寒さや恐怖などのために震えるさま。「風で水面ぶるぶる(と)揺れる」「怒りにからだをぶるぶる(と)させる」
[類語]がたがたがくがくぶうんぷうんぶんぶんひくひくびくびくぴくぴくわなわなひくひくびくびくぴくぴくびくりぴくりぎっくりどきんどきどきどきっとはらはらあっとはっとぎょっとぎくりとどきりとひやり総毛立つ背筋が寒くなるぞっとする肌に粟を生じる身の毛がよだつ鳥肌が立つひやっと冷や汗冷汗三斗寒心慄然

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精選版 日本国語大辞典 「ぶるぶる」の意味・読み・例文・類語

ぶる‐ぶる

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. こきざみに震え動くさま、恐怖や緊張感、寒さなどで唇や身体のふるえるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ぶるぶるとすると三疋ししが出来」(出典:雑俳・川柳評万句合‐安永八(1779)義六)
    2. 「ぶるぶると、ふるへる娘の手をとれば」(出典:人情本・春色梅児誉美(1832‐33)初)
  3. 物の破れこわれる音や震動する音を表わす語。〔名語記(1275)〕
    1. [初出の実例]「扉の響きは、ぶるぶると、お妙の細い靴の尖に伝はって」(出典:婦系図(1907)〈泉鏡花〉前)

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