冷汗三斗(読み)れいかんさんと

四字熟語を知る辞典「冷汗三斗」の解説

冷汗三斗

冷や汗が三も出るので、ひどく恐ろしい思いや恥ずかしい思いをすること。

[使用例] いや、初春早々、冷汗三斗。こんなハデな失敗をしたことはない[古川緑波*苦笑風呂|1948]

[使用例] なつかしい思い出の中にも、たった一つ、冷汗三斗の、生涯わすれられぬ悲惨なしくじりがあったのです[太宰治人間失格|1948]

[解説] 「斗」は容積単位で、一斗は一升の十倍、約一八リットルに当たります。ここでいう三斗は量の多いたとえ。

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精選版 日本国語大辞典「冷汗三斗」の解説

れいかん‐さんと【冷汗三斗】

〘名〙 恐ろしかったり、はずかしかったりして、ひどくひやあせをかくこと。ひやあせが三斗も出るかと思うほどのはずかしい思いをすること。
※苦笑風呂(1948)〈古川緑波〉馬脚綺譚「いや、初春早々、冷汗三斗」

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デジタル大辞泉「冷汗三斗」の解説

れいかん‐さんと【冷汗三斗】

ずかしさや恐ろしさのためにひどく冷や汗をかくこと。「冷汗三斗の思い」
[類語]総毛立つ背筋が寒くなるぞっとする肌に粟を生じる身の毛がよだつ鳥肌が立つひやりとひやっと冷や汗寒心慄然びくっとぎっくりどきんどきどきどきっとはらはらあっとはっとぎょっとぎくりとどきりとびくりわなわながたがたがくがくぶるぶるひくひくびくびくぴくぴくぴくり名折れつら汚し赤恥羞恥生き恥死に恥恥さらし面目無い恥ずかしいまり悪いやましい不名誉不面目肩身が狭い合わせる顔がない身の置き所が無い穴があったら入りたい面目次第も無い・汗顔の至り・冷や汗もの・忸怩顔向けが出来ないまがまがしいいまわしいいとわしいおぞましいうとましい忌む嫌い毛嫌い大嫌い食わず嫌いいけ好かない虫が好かないいや気に食わない犬も食わぬ憎い憎らしい憎たらしい憎憎しい苦苦しい腹立たしいいまいましい苦虫を噛み潰したよう苦り切る眉をひそめる鼻持ちならないうとむうとんずる嫌気忌避忌み嫌う煙たがる呪わしいきしょい気色が悪い気味が悪い気味悪い底気味悪い薄気味悪い気持ち悪い虫唾むしずが走る反吐へどが出るきもいグロいおどろおどろしい不気味不快不愉快鼻に付くうっとうしいむかつくむしゃくしゃくしゃくしゃ不興不機嫌薄ら寒いうそ寒い胸が悪い胸糞が悪い心外苛立たしいうらめしいしかめっ面渋面しぶつらしかめるひそめるひそみ顰蹙ひんしゅく苦る辟易うるさい嫌がる嫌気が差すいと蛇蝎視だかつし唾棄倦厭けんえん迷惑背筋が凍る

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