ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベンダ」の意味・わかりやすい解説
ベンダ
Venda
ベンダ
Benda, Georg
[没]1795.11.6. ケストリッツ
ボヘミア生れの音楽家。 F.ベンダの弟。 1742年フリードリヒ大王の宮廷楽団に入り,50~78年ゴータの宮廷楽長,のちハンブルク,オールドルーフ,ケストリッツなどで活躍した。各分野の作品があるが,特にジングシュピールの作曲家として知られる。
ベンダ
Benda, Franz
[没]1786.3.1. ポツダム
ボヘミア生れの音楽家。 G.ベンダの兄。プラハ,ドレスデンで学んだのち,バイオリン奏者として皇太子時代のフリードリヒ2世 (大王)に仕え,大王の即位後,合奏長となる。バイオリン・ソナタと協奏曲などを作曲。
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