ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルリビタキ」の意味・わかりやすい解説
ルリビタキ
Tarsiger cyanurus; red-flanked bluetail
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鳥綱スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科の鳥。全長約14センチメートル。雄は上面が青く、胸は白色、腹は淡褐色。雌の上面は灰褐色。雌雄ともにわきはオレンジ色である。ヒマラヤ山脈とウラル山脈以東の亜寒帯に分布し、日本では、本州と四国の亜高山、北海道の低地から高山で繁殖する。4~8月の繁殖期には暗い針葉樹林内に生息するが、冬は平地や低山の林縁にいることが多い。斜面のくぼみや低い茂みの中に皿形の巣をつくり、5~6個の卵を産んで、雌のみが抱卵する。地上または地表近くで昆虫など小動物をおもに食べ、繁殖期にはつがいの、越冬期には単独の縄張り(テリトリー)を構える。
[竹下信雄]
地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...
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