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アランフエス Aranjuez

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アランフエス
Aranjuez

スペイン中部のマドリード自治州マドリード県の町。タホ川とハラマ川の合流点に近く,マドリードから南に向かう幹線上にあり,テンサイ,アスパラガス,イチゴの集散地として知られる。化学,金属,食品などの工業が行なわれる。 1808年反ナポレオンの抵抗組織の中枢フンタ (中央議会) が置かれた。タホ川河畔に 16~18世紀の王宮があり,観光地としても有名。 2001年世界遺産の文化遺産に登録。人口3万 6162 (1991推計) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

アランフエス【Aranjuez】

スペイン中央部,マドリード県の町。人口3万1273(1979)。ラ・マンチャへの入口で,タホ川南岸にある。16世紀フェリペ2世時代からの王領地で,トレドとJ.deエレラによって離宮が造られたが,数度の火災のため,完成したのは1778年。タホの水路を利用した付属庭園の中には,新古典様式の〈農夫の家〉がある。1808年,ここに軟禁されていたフェルナンド王子(のちの7世)がアランフエス民衆の反ゴドイ蜂起によって国王に擁立されたため,その父カルロス4世は自ら退位した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アランフエス
あらんふえす
Aranjues

スペイン中央部、マドリード県の町。人口4万0797(2001)。首都マドリードの南47キロメートル、タホ川左岸に位置する。タホ川の低位段丘面上はよく灌漑(かんがい)され、イチゴとアスパラガスが特産品。花壇と噴水のあるフランス式庭園をもつかつての王宮(18世紀)があり、この地方における有数の観光地となっている。王宮は現在、博物館。[田辺 裕・滝沢由美子]

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