アース(読み)あーす

百科事典マイペディアの解説

アース

接地とも。大地と同電位を保つため,電気回路の一部や電気機器等の金属部分を大地に接続すること。銅,鉄,炭素等で作った接地電極を地中に埋設し,接地線で接続する。電気設備・機器の保安,簡易化等が目的。また地中に埋設された接地用導体をアースと呼ぶことがある。

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岩石学辞典の解説

アース

この語には多くの意味がある[Arkell & Tomkeieff : 1953,ランダムハウス : 1994].(1) 太陽からの距離が3番目の惑星である地球,(2) 海とは異なった乾いた陸地,大地,(3) 園芸などでは土,土壌,柔らかな土,(4) 土類,Al, Zr, Yなど還元されにくい酸化物,(5) 電気的な接地,アース,(6) その他.アングロ・サクソン語ではeartheという.

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世界大百科事典 第2版の解説

アース【earth】

接地ともいう。電気回路の特定の部分を積極的に大地の電位にすること,または,機器のケースなどの大地電位になりやすい部分に接続すること。アースの目的は二つあり,感電や漏電事故を防止することと,信号を伝送する際に雑音を受けにくくすることである。洗濯機のケースを金属性水道管などに接続するのは前者で,絶縁不良でケース線に漏電した場合,漏電遮断器があれば,アースに電流が流れたことで回路を開き,なくても漏電電流はアース線を流れるが,アースを設けなければこの電流は洗濯機に触れた人体を流れる危険がある。

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大辞林 第三版の解説

アース【earth】

( 名 ) スル
〔地球・大地の意〕
電気機器と地面とを銅線などの導体でつなぐこと。また、その導体。機器の電位が異常に上昇することを防いだり、雑音を低減したりする。接地。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アース
あーす
earth

電気回路の一部または電気機器を大地と導線で結び、大地と電位を等しくすること。大地アース、グランドground(接地する)ともいう。絶縁に異常の生じた機器に人が触れても、アースしてあれば、人と機器の間の電位差が小さいため、人には電流が流れにくく、感電を防ぐことができる。このため、アースの方法は法規(電気設備技術基準)で定められている。なお、家庭用テレビのように、使用電圧が低く乾燥した場所で使用し感電の危険性の少ない電気製品では、アースはかならずしも必要とされていない。ただし、落雷などで大電流が流れたとき、アースをしていない場合はもちろん、たとえアースをしていても大地との間にわずかに抵抗があり、機器に触れると危険な場合もあるので注意が必要である。エレクトロニクス、通信用の機器などでは、危険防止よりも、動作の安定、雑音の軽減のために内部回路を筐体(きょうたい)(機器類を収めた箱)にアースする。これを筐体接地(シャーシグランドchassis ground)、あるいはシャーシアースといい、前述の大地アースと記号を違えて区別している。[布施 正・吉澤昌純]

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世界大百科事典内のアースの言及

【地球】より

…軌道半長径=1天文単位(1億4959万7870km)離心率=0.0167太陽からの距離 最小=1.471×108km平均=1.496×108km最大=1.521×108km公転周期=365.256日 平均軌道速度=29.78km/s赤道半径=6378km体積=1.0832×1027cm3 質量=5.974×1024kg平均密度=5.52g/cm3自転周期=0.9973日 赤道傾斜角=23゜.44アルベド=0.30赤道重力=9.80m/s2 脱出速度=11.18km/s太陽系内の一惑星。…

【地盤】より

…土で占められている地殻表層部,すなわち地表から岩石の表層部までの部分を指すこともあるが,一般には各種構造物の基礎として重要な働きをしている,地表面からある深さまでの土層部分をいう場合が多い。【木村 孟】…

※「アース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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