コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

インド語派 インドゴハ

5件 の用語解説(インド語派の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

インド‐ごは【インド語派】

インド‐ヨーロッパ語族の一語派。主としてインドで使用され、古代のサンスクリット語、中世のプラークリット語パーリ語、近代のヒンディー語などを含む。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

インド語派【インドごは】

インド・ヨーロッパ語族に属する語派の一つ。古層(ベーダ語)はイラン語派と酷似している。ミタンニ文書に含まれるインド語は,この派の一部が前1500年ごろに小アジアにいたことを証明する。
→関連項目カシミール語ヒンドゥスターニー語

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

インドごは【インド語派 Indic】

インド・ヨーロッパ語族の一語派。この語派は前10世紀をさかのぼると推定される《リグ・ベーダ》から現代のインド・アーリヤ諸語に至る長い歴史と膨大な量の文献をもち,この語族の比較研究にもっとも重要な位置を占めている。その古層であるベーダ語は,隣接するイラン語派のもっとも古い文献である《アベスター》の言語とあらゆる点で類似が著しいので,このインド,イランの両語派は先史時代に一つのまとまりをなしていたと考えられる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

インドごは【インド語派】

インド-ヨーロッパ語族の一語派。古代インドのベーダ語・サンスクリット語から中期のプラークリット諸語へとつながり、現在はヒンディー語・ウルドゥー語・ベンガル語などインドを中心に分布している諸言語。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界の主要言語がわかる事典の解説

インドごは【インド語派】

インドヨーロッパ語族の一語派。この語派の最古層にあるベーダ語イラン語派アベスタ語と近縁で、両派の話し手アーリア人と自称していたことから、インドアーリア語派とも呼ばれる。歴史的には、複雑な屈折語であるベーダ語が規範化されたサンスクリット、民衆の言葉として広がったプラークリット諸語(アショーカ王の碑文(ひぶん)、パーリ語などとして残る)などをへて、現在では、各国の公用語であるヒンディー語(インド)、ウルドゥー語パキスタン)、ネパール語ネパール)、ベンガル語バングラデシュ)、シンハラ語スリランカ)をはじめ、パンジャーブ語グジャラート語カシミール語ビハール語アッサム語など多くの言語に分かれ、南部をのぞくインド亜大陸全域に分布している。ヨーロッパ各地で話されるロマーニ語もこの語派に属する。◇インドアーリア語派ともいう。

出典|講談社
(C)Kodansha.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のインド語派の言及

【インド】より

…この種族の言語はインド・アーリヤ語といわれ,歴史的にベーダ語,サンスクリット語,諸プラークリット語,諸アパブランシャ語などの段階を経てしだいに分化し,10~13世紀ころには今日の北インドの主要な民族語を生み出すこととなった。ヒンディー語,ベンガル語,マラーティー語などがそれで,それぞれ数百万人から1億人の話者人口をもち,全人口の73%を占める(インド語派)。 インド亜大陸にはこのように,5系統の種族が次々と移動して来て,あるいは通過し,多くはそこに定住して,相互に影響を及ぼし合った。…

【ベーダ語】より

…インド・ヨーロッパ語族のインド語派の最古層の言語。イラン語派の古いアベスター文献の言語とは,英語とドイツ語よりさらに近い関係にある。…

※「インド語派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

インド語派の関連キーワードゲール語語派シンハラ語スラブ語派インドヨーロッパ語族・インド-ゲルマン語族イラン語インドアーリア語インドヨーロッパ語族インド・ヨーロッパ語族バルト・スラブ語同系問題

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone