ウォーレス(Henry Agard Wallace)(読み)うぉーれす(英語表記)Henry Agard Wallace

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウォーレス(Henry Agard Wallace)
うぉーれす
Henry Agard Wallace
(1888―1965)

アメリカの政治家。アイオワ州生まれ。アイオワ州立大学卒業。ジャーナリスト、科学的農学者、哲学的神秘主義者であり中西部の進歩派を代表した。ルーズベルト政権の農務長官(2期)として農業調整法などニューディール農業政策を推進。第二次世界大戦時の副大統領(1941~1945)。1945年再転換期の商務長官としてリベラル急進勢力の中心にあったが、対ソ政策をめぐりトルーマン大統領と対立、1946年9月辞任した。その後『ニュー・リパブリック』編集長を経て進歩党を結成。国内改革と対ソ協調を訴え1948年大統領選挙に出馬したが惨敗。朝鮮戦争を契機に対ソ「宥和(ゆうわ)」を自己批判し、党首を辞した。

牧野 裕]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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