ウシノシタ

世界大百科事典 第2版の解説

ウシノシタ【sole】

カレイ目ウシノシタ亜目Soleoideiに属する魚の総称で,眼が体の右にあるのがササウシノシタ科Soleidae,左側にあるのがウシノシタ科Cynoglossidaeである。世界中の温・熱帯域の浅海底に分布するが,まれに淡水に生息する種もある。日本には,イヌノシタCynoglossus robustus,ゲンコC.interruptus,アカシタビラメC.joyneri(イラスト),クロウシノシタParaplagusia japonica,ササウシノシタHeteromycteris japonicus(イラスト)など二十数種がおり,体長はふつう20~30cmである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウシノシタ
うしのした / 牛舌
tongue fishsole

硬骨魚綱カレイ目に属するササウシノシタ科Soleidaeおよびウシノシタ科Cynoglossidaeの総称。ベタ、ゲタ、クツゾコなどの地方名があるが、カレイ・ヒラメ型の形状から名づけられたものと思われる。前者では体の右側に両眼があるのに対して後者では左側にあるが、いずれも口が鉤(かぎ)状の独特な形をしており、シタビラメともよばれる。[落合 明・尼岡邦夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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