最新 地学事典 「オーロラ鉱」の解説
オーロラこう
オーロラ鉱
aurorite
化学組成
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
aurorite
化学組成
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
二酸化マンガンの鉱物。1967年アメリカのネバダ州オーロラAurora鉱山から発見された。原記載では分析値として最高7.5重量%に及ぶAg2O(酸化銀の成分)の存在が指摘されたが、その後静岡県下田市河津(かわづ)鉱山(閉山)から銀(Ag)を含まないものが発見され、またカルコファン鉱が同構造の亜鉛(Zn)置換体であることがわかり、銀は必須(ひっす)成分でないことが証明された。現在ではAgを含まない式も用いられる。
熱水性鉱脈型マンガン鉱床に産する含マンガン(Mn)方解石中の割れ目を満たして産し、また石英脈中に微細な六角板状結晶からなる集合として産する。共存鉱物は原産地では、クリプトメレン鉱、軟マンガン鉱(パイロリュース鉱)、轟石(とどろきいし)、角銀鉱、自然銀、石英、方解石など銀鉱物を伴うが、日本のものはほとんど石英だけである。同定は六角板状の輪郭による。黒色で他の二酸化マンガンの鉱物と比較すると光沢が強い。底面に平行な劈開(へきかい)がある。カルコファン鉱とは肉眼では区別できない。命名は原産地にちなむ。
[加藤 昭 2016年1月19日]
オーロラ鉱
英名 aurorite
化学式 Mn2+Mn4+3O7・3H2O
少量成分 Al,Fe,Cu,Zn,Pb,Mg,Ca,Ba,Na,K,Ag
結晶系 三方
硬度 3以下
比重 3.81
色 黒
光沢 金属~亜金属
条痕 帯褐黒
劈開 底面に完全
(「劈開」の項目を参照)
[名](スル)1 人から受けた礼・贈り物に対して行為や品物で報いること。また、その行為や品物。「地酒を贈って返礼する」2 仕返しをすること。また、その仕返し。意趣返し。返報。[補説]書名別項。→返礼[...