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カラテア カラテアCalathea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カラテア
Calathea

クズウコン科の多年草。熱帯アメリカ (ブラジル) 原産で,多くの種類が知られている。葉の支脈に沿って斑紋や色彩の違った斑 (ふ) が入り,美しいものが多い。日本ではトラフヒメバショウ C. zebrinaやゴシキヤバネバショウ C. makoyanaなど約 30種が観葉植物として栽培されている。園芸界ではマランタの名で呼ばれることもある。

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デジタル大辞泉の解説

カラテア(〈ラテン〉Calathea)

クズウコン科カラテア属の多年草の総称。熱帯アメリカに分布観葉植物とし、高さ30~70センチ。葉は細長く、表面に茶褐色や褐色の斑が入り、裏面は紫色や暗赤色

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百科事典マイペディアの解説

カラテア

主として熱帯アメリカに原産するクズウコン科の一属で,100種余りからなる多年草。細い葉柄をもった根出葉を束生し,その葉に美しい模様があるので,多くの種類が観葉植物として温室内で栽培されている。

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世界大百科事典 第2版の解説

カラテア【Calathea】

クズウコン科カラテア属の多年草で,熱帯アメリカ,西インド諸島,熱帯アフリカに約150種がある。マランタ属と外形では混同されやすいが,カラテア属の花は仮雄蕊(かゆうずい)が1本で,子房は3室の花を有しているのに対し,マランタ属では仮雄蕊2本,子房1室であり,区別される。ゴシキヤバネバショウ(カラテア・マコヤナ)C.makoyana E.Morr.(イラスト)は広楕円形葉で,黄緑色地に濃緑色の長楕円状斑が入り,裏面も淡赤紫色で美しく,観葉鉢物として普及している。

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大辞林 第三版の解説

カラテア【Calathea】

熱帯アメリカ原産のクズウコン科の一属。楕円形で美しい斑紋のある葉を叢生する。近縁のマランタ属とともに観葉植物として栽培。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カラテア
からてあ
[学]Calathea

クズウコン科の観葉植物。和名ヒメバショウ。マランタ属と同じく葉の美しい色彩と模様を観賞する。この両属はよく混同されるが、花の構造が異なることで区別される。熱帯アメリカを中心にアフリカに100種以上分布する。代表的品種に次のようなものがある。ランシフォリアはこれまでインシグニスとよばれたもので、葉は細長く直立し、濃緑の矢羽根模様が入り、裏面は暗赤紫色。レオパルディーナは淡緑色、長楕円(ちょうだえん)形の葉に濃緑の矢羽根模様が入り、さらに光沢があり、ビューグの名でもよばれる。マコヤナの葉は広楕円形で、表面は淡黄緑色で、ここに濃緑の斑紋(はんもん)が矢羽根状に入り、裏面は紫紅色で表面と同じ模様。ロゼオリネアータは細長い葉に赤みのある線状模様が入る。サンデリアーナは丸みのある葉に同じような模様が入り、いずれも葉裏は暗赤紫色である。このほかゼブリナは大形で長楕円形の葉の表面がビロード状で、暗緑色の矢羽根模様が入る。これと近似の属にクテナンテ、ストロマンテなどがある。栽培は、温室か室内の明るい日陰に置き、冬は12~15℃以上を保ち、すこし湿りぎみに管理する。繁殖は6~7月、株分けによる。[坂梨一郎]

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世界大百科事典内のカラテアの言及

【マランタ】より

…8~10℃で越冬する。 近縁のカラテアCalatheaに似ているが,マランタ属ではめしべの子房は1室に退化していて,3室あるカラテア属から区別される。【高林 成年】。…

※「カラテア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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