カルテル法(読み)カルテルほう

世界大百科事典 第2版の解説

カルテルほう【カルテル法】

カルテル助成政策にもとづく法律の一般的呼称。第2次大戦以前の日本においては,後述するように,1925年の輸出組合法以来のカルテル法の歴史があった。しかし戦後の占領政策の中心に日本経済の民主化方針がすえられ,その一環として独占禁止法が制定されたため,法体系中におけるカルテル法の意義,位置づけに根本的な変革が加えられた。まず47年制定当初の独占禁止法は,カルテルの原則禁止という厳格な競争政策に依拠するものであったため,戦前・戦中のカルテル法はすべて廃止された。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のカルテル法の言及

【経済法】より

… これらの錯綜した諸原理を体現する経済法規もまた多種多様なものとなるのは自然の勢いであるが,これらを便宜上三つのカテゴリーに分類して,検討しよう。その第1は,競争法(独占禁止法)であり,第2は,カルテル法であり,第3は,経済統制法である。このほかにも,第2と第3の中間型態と思われるものもあり,単純に一つのカテゴリーのなかに組み入れることが適切ではないものもある。…

※「カルテル法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

檄を飛ばす

自分の主張や考えを広く人々に知らせ同意を求める。また、それによって人々に決起を促す。飛檄。[補説]誤用が定着して「がんばれと励ます」「激励する文書を送る」という意味でも用いられる。文化庁が発表した「国...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android