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ガーゼ ガーゼ 〈ドイツ〉Gaze

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デジタル大辞泉の解説

ガーゼ(〈ドイツ〉Gaze)

織り目の粗い平織りの、柔らかい綿布。医療用や肌着・ハンカチーフなどに用いる。パレスチナの港町ガザ産の織物が用いられたところからの名という。

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百科事典マイペディアの解説

ガーゼ

目があらく薄い平織綿織物。精練漂白して仕上げる。初めパレスティナガザでつくられたのでこの名がある。柔軟で水分をよく吸収するので,産着,はだ着,ハンカチーフや医療用にされる。

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とっさの日本語便利帳の解説

ガーゼ

ガザ(Gaza)▼パレスチナ南西部の海港で、ネゲブ砂漠の北西端、地中海沿岸に位置する。一九六七年の中東戦争以後、イスラエルの占領地になっている。絹、綿、リンネルなどの透ける薄織物は、このガザが原産地とされているところから、包帯や肌着用の「ガーゼ」の意となった。英語の「ゴーズ」は直接にはフランス語の「ガーズ」から入ったことば

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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世界大百科事典 第2版の解説

ガーゼ【Gaze[ドイツ]】

地薄で目のあらい織物の総称。語源は,アラビア語で〈生糸〉を意味するgazzに由来するとか,シリアのGazaで織りはじめられたからなどの説があるが,いずれも定かではない。綿または絹の単糸で目をあらく織った平織布で,精練,漂白する。薄手で柔らかく吸湿性にすぐれている。肌着,乳児服,ハンカチーフ,化粧用タオルなど衣料用に,また寝具にも用いられる。消毒したものは医療用として用いられ,創部の被覆,血液や滲出液の吸着,外用薬の貼布,圧迫止血などに用いられる。

ガーゼ【Niels Vilhelm Gade】

1817‐90
デンマークの作曲家。ライプチヒ留学により,メンデルスゾーンシューマンドイツロマン主義音楽の影響を強く受けると同時に,デンマークの民族的スタイルによる作品を残し,19世紀スカンジナビア国民音楽の基礎を築いた。作品には,序曲《オシアンの山びこ》(1840),8曲の交響曲のほかに,室内楽曲,歌曲がある。コペンハーゲン音楽協会の指揮者として,また教育家としても活躍し,母国の音楽振興に貢献した。【寺田 由美子】

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大辞林 第三版の解説

ガーゼ【Gaze】

良質の綿糸で目をあらく織った柔らかい布。脱脂し、消毒したものを包帯など医療に用い、また、肌着・ハンカチーフなどにする。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ガーゼ
がーぜ
Gazeドイツ語
gauze英語

経緯(たてよこ)とも甘撚(あまよ)りの糸を用いて粗く織ったきわめて薄手の平織で、漂白したのち、無糊(むのり)のまま使用する。ガーゼとは、西アジア、パレスチナ地方のガザGazaでつくられた織物からきているという。水分をよく吸収するので、包帯などの衛生用材料、または肌着、産着(うぶぎ)、ハンカチーフ、タオル地などに使われる。[角山幸洋]
 織ったままの粗ガーゼと脱脂した脱脂ガーゼがあり、医療用には、日本薬局方の規定により脱脂ガーゼを消毒調整したものが使われる。幅30センチメートルで長さ1メートルのものが家庭用、長さ5メートルのものが出産用、長さ10メートルのものが病院用として包装市販されている。細菌感染のおそれがない場合はそのまま使用するが、創傷の手当てや手術時などに使う場合は滅菌して用いる。医療の場では実に広範囲にわたって使用され、欠くことのできない衛生材料の一つである。わが国でガーゼのなかったころは、晒(さらし)木綿を10~20センチメートルに切り、ほぐして散糸(さんし)とし、平たくして綿散糸(めんざんし)とか「ほっしもめん」とよばれ、傷口などに当てた。[山根信子]

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