コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

キュリロス[エルサレムの] Kyrillos

世界大百科事典 第2版の解説

キュリロス[エルサレムの]【Kyrillos】

315ころ‐386
4世紀後半に複雑な様相を呈したアリウス派論争の終結に尽力したエルサレム主教。エルサレムは伝統的にニカエア派の主教座であったが,キュリロスはアリウス派のカエサレア主教アカキオスに推されて主教になった(349ころ)。したがって当時のキリスト教世界では,アリウス派とみなされていたことになる。しかしほどなくアカキオスと対立し,3度にわたって主教職を罷免された。キュリロスは,ニカエア派の主張した父と子の〈ホモウシオス(同一実体)〉が聖書に現れないとして難色を示したが,コンスタンティノープル公会議(381)では正式にそれを受け入れた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

キュリロス[エルサレムの]の関連キーワード.386ファイルエンハンスドモードアウグスティヌス(神学者)387コリント戦争朝倉(福岡県)

今日のキーワード

優曇華

《〈梵〉udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》1㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。㋑きわめてまれなことのたとえ。2 クサカゲロウ類が産...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android