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キュリロス[エルサレムの] Kyrillos

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世界大百科事典 第2版の解説

キュリロス[エルサレムの]【Kyrillos】

315ころ‐386
4世紀後半に複雑な様相を呈したアリウス派論争の終結に尽力したエルサレム主教。エルサレムは伝統的にニカエア派の主教座であったが,キュリロスはアリウス派のカエサレア主教アカキオスに推されて主教になった(349ころ)。したがって当時のキリスト教世界では,アリウス派とみなされていたことになる。しかしほどなくアカキオスと対立し,3度にわたって主教職を罷免された。キュリロスは,ニカエア派の主張した父と子の〈ホモウシオス(同一実体)〉が聖書に現れないとして難色を示したが,コンスタンティノープル公会議(381)では正式にそれを受け入れた。

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